社労士の目で見る事件と世相。  RSSを登録する

テレビ報道は解説委員の見方、新聞記事は論説委員の見方。弁護士には弁護士の見方があり、社会保険労務士には社会保険労務士の見方がある。みんな違う。どのように違うか、興味のある方は覗いて見ませんか。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/12
  • 部数 158部
  • メルマガID 0000173882
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/05/08

大失言。

 共産党参議院議員、小池晃政策委員長。テレビ番組等に出演して,共産党を代表していろ
いろな発言を行っている。その小池議員が4月18日、TBS「サタデーずばっと」で以下
のような発言をしていた。

 2006年、定率減税の廃止に伴って捻出した資金は、基礎年金の国庫負担引き上げ相当
分に使うはずであったのに、使われたのはごく一部である、このようなことは許せない、と
いうような内容であった。

 実を言うと,定率減税廃止に伴って捻出した資金は,一部を特別障害給付金の原資に使わ
れた。捻出した資金が基礎年金の国庫負担引き上げ相当分に一部しか使われなかったのは、
そのためである。
 特別障害給付金というのは、国民年金の任意加入期間中に,任意加入していなかったため
、障害等級に該当する障害を負っても障害基礎年金を受給できない人達の為に特別に設けた
制度による給付金である。学生なら、平成3年3月以前に障害を負った場合、専業主婦なら
、昭和61年3月以前に障害を負った場合に対象となる。学生の場合,学生無年金訴訟とし
て全国で争われているが、敗訴となるケースが多いのが現状である。特別障害給付金はその
ような司法の最終判断を待たず、政府が先んじて法制化した制度である。この制度による給
付金のために定率減税廃止に伴ない捻出した資金の一部を使用したのであるが,共産党の小
池政策委員長はそれが許せないと言うのである。共産党指導部にある人の発言として、これ
は大失言ではないか。
 仮に,小池委員長がそのことを知らなかったとしても、この給付金は「特別障害者に対す
る特別支給する法律」という法律によって支給されているのであるから、国会議員として
知らなかったというのでは、あまりにもおそまつではないか。
 さらに、まずいことは、この発言内容がまだ小池議員のホームページ(www.a-koike.gr.
jp/ )に記載されたままになっているのである。選挙の際,他党の攻撃材料に使われたら
どうするつもりなのか。早く消去した方がいいと思うのは、余計なお世話か。

***************************************************************************

  社労士の目で見る事件と世相
   発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000173882.html 
  ご意見ご感想はこちらまで toto3@r2.dion.ne.jp

**************************************************************************
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る