へっぽこバイオ研究!~素敵な科学のエッセンス  RSSを登録する

バイオ研究って何をしてるんでしょうか? 普通のヒトから見れば謎だらけにちがいありません。そこで生まれたのが本メルマガ! ラボやバイオ研究の話題、英文科学誌のニュースなどをやさしく包んでお届けします。

現在休刊中です    
解除

規約に同意して

2008/07/02

へっぽこバイオ研究!第 116 ラボ☆“思い通り”にロボットを動かす

知人と精神年齢の話をしてました。

「○○さんは、実年齢を2で割ったくらいがちょうどいいね。」やまの

「ということは、○○歳・・・か。ちょうどいいかもね。」知人

「そうでしょ。」や

「でもね。やまのくん。キミの場合は実年齢を30で割ったくらいが
ちょうどいいね。」知

「・・・・・・」や



ということはなんですか。
やまのは未だに一歳にも満たない乳飲み子なんでしょうか。

しかも。

どんなに長生きしても3歳が限界じゃないですか。

・・・・・・


今夜も永遠の幼児やまのが、バブバブとバイオな世界をお届けします。

─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
 
 へっぽこバイオ研究!〜素敵な科学のエッセンス 第116ボ
 発行者 やまの あべば                2008.7.1

─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

┏今夜の目次
┣1 バイオのサムライ
┣2 “思い通り”にロボットを動かす
┗3 今日のひとこと(東京でデモ7月5日12時集合)

== == == == == == == == == == == == == == == == == ==

┏ 1 バイオのサムライ
┗━━━━━━━━━━━┛

まずは前回の質問。

「「エセ科学」と聞いて、一つ以上例が思い浮かびますか?」の結果は

思い浮かびます。     (19票/73.1%)
う〜ん、ギブアップ。 (7票/26.9%)

でした。では、頂きましたコメントの紹介です。
(>以下は筆者コメントです)


○思い浮かびます。と答えられた方。


「あるある」事件が代表的なものではないでしょうか?
>科学ではないのに、科学に見せかけて知らないヒトをだます。
と考えるとエセ科学のデパートでした。もし裏にスポンサーとその
商品がかんでいたら、最低の構図です。


ES 細胞のファン教授?
>彼はデータの改ざんなので、ちと違います。でも、ウソをついて
お金(研究費)を稼いでたというのは共通かも。


科学的だと称して人をだます。これを飲めば血液さらさらになると
言ってその人の前で血液を取って画像をみせて、いかにも効果があ
ると宣伝してだましていた例がありました。
>視覚的にわかりやすいから、危機感をあおられやすいんでしょうね。
「血液サラサラになる」って効果を主張したら、厳密には薬事法に
ひっかかるんじゃないかと思うんですが。手っ取り早く儲けようって
意図が見え見えですね。


やっぱり「マイナスイオン」でしょう。先日、電気屋の店頭に
「マイナスイオン発生装置」なるものがあったのでちょっと匂い
をかいで見たら、なんとオゾン臭が。毒ガス発生装置ですがな・・・。
>むしろ有害なブツ(笑) マイナスイオン〜は筆者宅の冷蔵庫にも
ついてます。今は、イオンのスイッチを切ってますが、当時は
喜んで使ってた記憶が・・・うぅ、恥ずかしい。


パッと思い付くのが、いまだ根強い「水からの伝言」ですかね。
あとは磁化水とかホメオパシーとか。流行モノではゲルマニウム
や一部デトックスも入れたいところ。
>「水からの〜」から来ている「波動商法」とか詐欺罪でさっさと
警察の捜査が入ったらいいのにと思います。波動ネックレスでペット
の病気が治るなんてサイトもあります。本当であれば世界中の獣医が
失業です。水のエセ科学は「水はなんにも知らないよ 左巻健男著」
に詳しいので興味のある方はぜひ。


「モーツァルトの音楽を聴くと頭がよくなる」 - もしこれが本当なら、
モーツァルトが好きな私は今頃…。
>そんなに哀愁を漂わせないでください(笑) 冷静に考えればわかりそう
なことも、だまされるヒトがいるから商売が成り立ってしまうんですね。
このようなコメントを頂けるだけでも、筆者にとっては神の手です。
ありがとうございます。


私にとっては健康食品も科学を悪用したものだと思えます。
>健康食品オタクになるよりも、そのお金と労力で普段の食事に気を配った方
が人間らしい生き方ができるんじゃないかと思ってみたり。

みなさん、たくさんのコメント本当にありがとうございました!

では今夜のアンケートです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆日本の大学の学費は高い?

1、高いと思う。
2、安いと思う。

http://vote1.fc2.com/poll.php?mode=browse&uid=666363&no=7
(↑回答ページです。締切は2008年07月20日)
コメントもお願いします。200文字まで入力できます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご参加よろしくお願いしますぅ!
^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^
 
┏ 2 Tonight 〜 “思い通り”にロボットを動かす
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

頭の中で考えた通りにロボットが動いてくれる。

未来を描いた作品などでお馴染みですが、本当に実現して
しまうかもしれません。

ネイチャーのニュースよりお届けします。

Brain control of a helping hand
補助の手を脳でコントロール
(Nature,vol453,19 June 2008,994-995)


◇脳の信号は正常に発生、それを拾う

脳卒中や脊髄の損傷などにより、体を自由に動かすこと
が難しくなることがあります。

もし、体が動かなくなったら。生活にはどうしても他人の手助け
が必要になります。なので、例え簡単なことでも、少しでも自分で
できることが増えれば、生活の質の向上につながります。

「損傷した部分を修復する」という研究も行われていますが、
ネイチャーに別のアプローチ方法についての研究が報告されています。

Vellisteら(2008)はサルの脳の電気信号を拾って、ロボットの
補助手を動かし、食べ物を口まで運ばせることに成功しました。

著者らは、脊髄を損傷した患者などの脳では、体を動かすために
信号を発する部分は正常であるのに、信号を筋肉まで伝えられな
かったり、筋肉を正常に動かせなかったりするということに注目
しました。

つまり、脳は正常に筋肉を動かす信号を出しているので、それを
うまく利用すればロボットの手を動かすことに利用できるかもし
れない、ということです。


◇3つの関節の補助手ロボット

まず、細い電極を使ってサルの一次運動皮質からの信号を拾える
ようにしました。そして、肩関節、ひじ関節、手のように握ること
のできる関節、計3つの関節を持つロボットを動かせるようにサル
を訓練しました。

サルの本物の手は実験の間だけ、動かないようにそっと固定されました。

すると。

サルは訓練を始めてから数日以内に、ロボットの手を果物まで動かし、
“手”を握って果物をつかみ、口まで持っていき、そこで“手”を開いて
食べることができました。しかも、とても自然な動きだったそうです。

この研究では、電極を直接、脳に入れているのでここが実用化の上で
ハードルだと思います。

でも、体が不自由なヒトがロボットを自由に動かして身の回りのことを
こなす、ということが近い将来に実現する可能性を秘めた研究報告です。

次回は、このニュースの後半をお届けします。


まとめ


・脳の信号を電極で検知。

・その信号で補助手ロボットを動かせる。

・サルの訓練により補助手ロボットで食事が可能。


ちなみに。

この補助手ロボットのメリットの実感がわかなかったので、
自分の腕を組んで固定して考えてみました。

体が不自由なとき。介護者の補助でやってもらいたいということも
あれば、できるだけ自分でやりたいと思う場合もあるはず。

このロボットが改良されて、複雑な動きがスムーズにできるように
なれば後者を望むヒトにとっては、夢のようなツールになるに
なるかもしれません。

今夜もここまで読んで頂きましてありがとうございました。

^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^

┏ 3 今日のひとこと(東京でデモ7月5日12時集合)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

前々回、前回と人権擁護法案、ポルノ法の単純所持について
書きましたが、これらの法案とチベット問題についての大規模
デモが東京であります。筆者も参加します。芝公園に12時に集合。
ベマ・ギャルポ先生も開会式のゲストでお越し頂けるそうです。

集合地へは東京タワーを目標に。東京駅から30分以内。羽田空港からも
1時間以内の場所です。お時間の都合がつく方は、日焼け対策
&飲み物持参でぜひぜひ。

詳細はここでチェックできます⇒ http://q-web.net/ 


感想などは yamano@heppoko-bio.net までおよせください。
== == == == == == == == == == == == == == == == == == ==
このメルマガは、バイオラボのことを伝えてみようと発行して
から(2005年秋創刊)、どうしたら多くのヒトにバイオラボ
のこと、研究のことを伝えられるかを考えてきました。

できるだけ多くのヒトに読んでほしいと思いますので、本誌を
お知り合いの方に紹介していただけますとと〜っても嬉しいです。

<やまのあべばのプロフィール>
とにかく生きて動いてるものに反応する子どもだった。
虫かごをダンゴ虫やセミで山盛りにするのは日常茶飯事。
学部では不真面目に化学を専攻。大学院よりバイオ系に進む。
現在は部屋をビキニのお姉さんで一杯にしたいと願いながら
博士課程に在学中。メルマガライターの端くれ。でも無給。

^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^
ご感想などなんでもどうぞ⇒ yamano@heppoko-bio.net
筆者のブログ http://abeba.blog73.fc2.com
メルマガ相互紹介のお問い合わせも上記メルアドまでどうぞ。
部数は問いませんのでお気軽に。

☆本誌は下記のスタンドさんに配信してもらっています。
配信の登録・中止はこちらまで
『まぐまぐ!』  http://archive.mag2.com/0000173630/index.html
『メルマ!』  http://www.melma.com/backnumber_160569/
『メル天』  http://melten.com/m/23426.html
『E-Magazine』 http://www.emaga.com/info/rc003994.html
『めろんぱん』  ↓
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=009691

copy right reserved
== == == == == == == == == == == == == == == == == == ==


現在休刊中です
解除

規約に同意して

最近の記事

上へ戻る