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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/17
  • 部数 132部
  • メルマガID 0000173374
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2009/11/09

『 煩悩 』  9




この話は、11月1日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『 煩悩 』   9







これはもうその息子さんが黙ってたら、この人は一生だめになるか
分からないでしょ。白隠でもそうですよね。これはその娘さんが一
言白状しなかったら、それはえらいことになってしまうわけでしょ。

白状してくれたからよかったものの。それでも一言も弁解してない
ですよね。この話しを聴いて自分はそこまで出来るかな、と思いま
すね。

他所の誰かが家へ来て、子供を連れてきて、この子は貴方の子供で
すから育てて下さいと言われたら、びっくりしますね。誰がそんな
ことを言いましたか、と言いたいですね。とてもじゃないが、白隠
さんのように、ああそうかそうかと言えるかな。そういうところは
学びたいですよね。

そこで思いますのは、宗教は信仰のみならず、何等かの一芸に秀で
たという人がありますね。芸術に打ちこんだ本当の名人というよう
な人。或いは、昔で言うと剣の達人とかね。本当の名人というよう
な、そこまで技を究めたというような人の伝記というのがあります
ね。皆さんご存じでしょうか、伊藤一刀斎という人で、伊藤弥五郎。

其の方のお弟子さんに小野次郎衛門という人がありまして。柳生流
というのがありますね。将軍さんの剣の指南役をした柳生但馬守。
だけと違うんですね。一方に柳生、もう一方の道場には小野次郎衛
門。この二つの道場があったようです。そして家臣がどっちか好き
な方に付いて剣を学んだんですね。小野派一刀流と柳生新陰流と。

その小野次郎衛門という人は、伊藤一刀斎の弟子なんですね。とこ
ろが、それを更に工夫して小野派一刀流。伊藤一刀斎は一刀流とい
う流派の流祖なんですね。その伊藤一刀斎に、或る武士が、真剣勝
負を申し込んだんですね。昔はただ単に試合をするというのではな
くて、強い者をやっつけたら名が挙がるんですよね。そんなだから
強い者、強い者とあったらそこへ試合に行ったんですね。

それで或る武士が、伊藤弥五郎というと名人です。こいつをやっつ
けたら自分の名が挙がるというので、真剣勝負を申し込んだんです
が、相当な自信がなければ試合は出来ませんね。自信があったんで
しょうね。

そうしましたらその伊藤一刀斎は夜のうちに家を出ていくんですね。

それをまた余計な者が、一刀斎が夜逃げするというようなことを相
手に知らせるんです。それを聴いた武士は、私を怖がって逃げたと。

これは大したことはないぞと。本当にやっつけたら自分の名が挙が
るというようなことで、追いかけて行って、今度は面と向かって試
合を申し込むんですね。

それで已む無く試合をするんですが、その申し込んだ方が負けるん
です。










続く。。。





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