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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/17
  • 部数 132部
  • メルマガID 0000173374
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2009/11/07

『 煩悩 』  7



この話は、11月1日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『 煩悩 』  7







兎に角そこで、白隠さんに誤まるわけですね。うちの娘はとんで
もないことをしてくれたと。それで白隠さんは、そうかそうかと。

まあそう怒らんと、縁あってそうなったんだから、もう添わせて
やったらどうかなと。結局それで仲立ちしたという、そういうこ
とが白隠禅師の一生の間にあるんですね。

それが弁解しないというのが、これはとてもじゃないが、これは
真似のできないことですよね。普通なら誰でも自分に覚えのない
子なら自分じゃないと言いますよね。ところが白隠禅師は、ああ
そうかそうかと。

それは何処までいってるのか分かりませんが、無我に近いところ
にいってるに違いありませんよね。

兎に角、あの世を認めなければ、信仰であろうが善であろうが到
達することは出来ないと思いますね。

そしてこれはお念仏の信者の方で在家の真宗の方なんですが、真
宗の人で信仰の深い人を妙好人(みょうこうにん)というんです
ね。真宗にその妙好人というのが何人かいるそうです。

名前は忘れましたがその妙好人の経験なんですが、その妙好人と
いうのは初めから仏教の信者ではなくて、初めは鼻つまみの者だ
ったそうです。盗みはするし、嘘はつくしというようなはねのけ
ものだったそうです。

そして或るときに、お寺の縁側で昼寝をしてたんです。そうしま
したら、なんとなく声がするので眼が開いたら、お堂の中でお説
教が始まってたんですね。そして知らん間に聞いてたんです。縁
側で寝転んで聴いてたんですね。

その説教の内容というのが因果応報の話しだったんです。
善因善果悪因悪果。いいことをしたらこうなる、悪いことをしたら
こうなると。悪いことをしたら地獄へ落ちるというような話しをし
てたんですね。昔の人は、今の人に比べたらはるかにあの世を信じ
る人が多かったわけですね。地獄、極楽を信じてた。

で、その妙好人も、そういうことは分かっていたんですね。悪いこ
とをしたら地獄へ落ちるんだと、自分は地獄へ落ちるんじゃないか
と。思いはしながら改めることが出来ないで悪いことばっかりやっ
てた人なんですけども。

ところが、この話しを聞いて、これはいかんぞと、自分のやってる
ことは地獄へ落ちるなということばっかりやってると、これはえら
いこったな、という気持ちになってきて、それで障子を開けてそろ
りそろりと入り込んできて、末席でその説教を聞いたんですね。

それが始まりなんですよ。それでころっと人間が変わってしまった
んです。今までの悪い心が全部無くなってしまって、それからあっ
ちの説教、こっちの説教と、お説教ばっかり聴きに回ったんですね。
それで終には人のために信仰の話しをするということになってきた
んです。何年もたってる間にね。








続く。。。









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