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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/17
  • 部数 132部
  • メルマガID 0000173374
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2009/11/04

『 煩悩 』  4



この話は、11月1日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『 煩悩 』   4






例えば、般若心経の色即是空とありますが、この空というのは、
この空間みたいなもので透き通ってるもので何も無いんです。
人格的に言えば無我なんですね。対照的に言うたら空です。

この色というたら眼に見えるものですよね。眼に見えるもので、
手で触れることのできるもので、こういうのを皆色というんです。

我々の周囲にあるものはみな色というんです。色形のあるもので
すね。色形を持ってるというのは空ではないということなんです。

空というのは色形が無いというもので、この空間と同じで色形が
無いものを空というのです。
ところが、色即ち是空為りと言うたら、先ほどの一即一切と同じ
で、全く矛盾してるわけです。こんなことは我々の現実の世界で
は絶対にあり得ない。だからこれは、色即是空というのはあの世
のことなんです。あの世へ行ったら空なんですよね。和尚さんは
あの世の入り口を体験してこういうことが分かるので、これはな
るほどと思ったそうです。
般若心経の説明をしてもらったことがありますが、この色(しき)
というのは物質なんですよね。物質は色形があるから物というこ
とになる。そして身体で言うたら肉体が色です。

それで、その色が色や形のあるものというと、この物質しかない
と思うてますね。学者も禅宗の坊さんもね。皆さんのお近くに禅
宗の坊さんがありましたら、この色即是空の色というのはいった
いどういうことですか、とお聞きになってみて下さい。

和尚さんが言うには、この物質というのは絶対に空にはなりませ
んとの説明です。物質というのはいくら分析しても最後に何か残
る。無にはならないんです。つまり空にならないんです。

だからこの色というのは物質じゃなくて、禅定の世界へ入ったら、
というか霊魂ですね分かり易く言うたら、霊魂が空なんです。だ
からいくら頭で考えても分からないんです。だから座れと和尚さ
んはおっしゃっていました。

こういうと失礼ですが、教える師匠さんも間違っていれば、だから
お弟子さんも間違っているんだと。
ところが白隠禅師はおっしゃらない。あの方の公案の、公案といっ
てもいろいろな公案があって歌にして作ってみたり。例えば白隠禅
師の歌の中に、「闇の夜鳴かぬカラスの声聞けば生まるる先の父ぞ
恋しき」という歌があるのです。

おかしいと思うでしょ。生まれてきてこそお父さんお母さんがある
わけですよね。それがまだ生まれる前のお父さんが恋しいというの
です。鳴かないカラスの声を聞くというのもおかしいですよね。こ
んな歌があるのです。

それから白隠さんが弟子に出した公案の中に、「隻手の音声」(せ
きしゅのおんじょう)この隻手は片手のことです。手は叩かなけれ
ば絶対に音は出ないですよね。片手だけでは絶対に音はしませんよ
ね。両手を叩いてこそ音は出ますけど片方の手だけでは音は出ない
んですが、弟子に片手の声を聞けと言うわけですが、お弟子さんは
何のことやらさっぱりわからん。





続く。。。













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