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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/17
  • 部数 132部
  • メルマガID 0000173374
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2009/10/16

『俱舎論の改作問題』― 唯識に関連して ―   16




この話は、10月1日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『俱舎論の改作問題』―唯識に関連して ―   16








五、即ち六識身の無間に滅するに由りて意と為す。
論じて曰く、即ち六識身、無間に滅し已りて能く後識を生ずるが故
に意界と名づく。謂く此れ子なれども、即ち余の父と名くる如く、
又此れ果なれども余の種を名くる如し。―――
論じて曰く、五識身の如きは別に眼等の五界ありて依と為るも、第
六意識は別の所依無し。此の依を成ぜんが為の故に意界を説く。(誤) 
           
                        ― 俱舎論 ―


六、即ち六識身の無間に滅するに由りて意と為す。
論じて曰く、即ち六識身、無間に滅已りて能く後識を生ずるが故に
意界と名く。時分異るが故に別立するも失なし。猶し子果を立てて
、父種と為すが如し。―――

論じて曰く、五識身の如きは別に眼等の五界ありて依と為るも、第
六意識は別の所依なし。所縁を離れて識の起る義なき如く、依を離
れても亦識生ずることを得ず。此の依を成ぜんが為の故に意界を説く。 

                       ― 順正理論 ―


この五と六を比較しますと、どちらのほうが解説が詳しいのかという
と六のほうが詳しいんですね。一般に文章を書くときに、他の論文か
ら引用したりしますね、そして原稿が決まってるので重要な部分だけ
を引用しますが、これは、元の方が短くて後の方が解説が長い。これ
は文章を書く者の心理としたらおかしい。

「所縁を離れて識の起る義なき如く、依を離れても亦識生ずることを
得ず。此の依を成ぜんが為の故に意界を説く」と、こんなことを書か
なくてもいい。

これは順正理論の宗厳の言葉だから長くなってる。ここから引き抜い
た部分が、五番なんです。この六番を簡略にして引いてるんです。だ
けどこれは逆に丁寧になっている。



ややこしい話しにって申し訳ございませんが、後に改めてこのお話を
させて頂きたいと思います。
今回のこの倶舎論の改作だけじゃなくて、倶舎論の部分と大乗の摂大
乗論などと関連して唯識と関連してる。だからその改作者は世親の作
ったもの、無寂の作ったものをあちこちあちこち同じようにしておか
ないと改作がばれますわね。

ところが、これを改作し、あれを改作し、こっちで改作をしてますか
ら、そうなると何処かでぼろが出る。そのぼろが出てるから、これは
改作だなと和尚さんは思うそうです。







続く。。。










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