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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/17
  • 部数 137部
  • メルマガID 0000173374
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2009/01/03

『般若心経(3)』  3

この話は、1月1日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『般若心経(3)』    3











仏教は一元論だとよくいいますね、唯識一元論だと。

ですが、今いうようなお経もあるのですから、色と非色と二つあると。そして色と非色
と其の性合すること無しというお経もあります。

結合しないということです。つまり霊魂と物質と結合しない。物質は結合できるんです。
細かいものがだんだんと結合して形が出来上がっていますね。
机でも椅子でも細かい物質が結合してるわけです。ところが精神と物質では結合しな
い。


共に一緒に働くことはありますけれども、結合ということはできないですね。

物質と精神は融合してしまってひとつの物になってしまうということは有り得ないので
す。



お経に兎に角そう説いてあるのです。色と非色とその性合すること無しと。
こういうふうに仏教では二元論を説いてあります。



法というのは広くいいましたら色と非色と含めて法というのです。
ところが狭い意味での法というのは、この非色法をいうのです。


ですから法というのが諭書の中に出てきた場合にこの法は、二つを含めていっているの
か、色だけを言ってるのか、非色を言ってるのかということを、まずは読みわけません
とね、当然解釈が間違ってくるわけです。



般若心経に出てくる法というのは、非色法なんです。狭いほうの非色法の法を言ってる
のです。物質は言ってないのです。般若心経は禅定の世界を説いてるのですから。


般若ということは、禅定の世界なんです。禅定の世界ということは心の世界なんです
よ。精神の世界なんです。物質の世界じゃないんです。肉体は関係無いんです。精神だ
けを問題にしているのです。


そこに出てくるその色は非色の色といいますかね、つまり物質と違う色。というものが
あるということを知らないと本当の般若心経の意味は分からない。


色即是空と、色が出てきたら物質は空だと。人間でいえば肉体だと、こういう解釈をし
てると思います。が、それはとんでもない根本から間違っています。


心経は心の世界を説明しているのですから。つまり観世音大菩薩が、深般若波羅蜜の世
界に入ったという状態を説いてあるのです。


深い般若というのですから、浅い般若もあるわけです。つまり般若というのは裏を返せ
ば禅定ですから、禅定と智慧とは裏と表のね。ですから智慧が浅いということは禅定が
浅いということです。智慧が深いということは禅定が深いということです。

だから深般若波羅蜜ということは、深い禅定に入ったときという意味になってきます。














続く










 
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