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仏教とは何? 仏様とは? 私たちが死んだら何処へ行くの? など、分からないことがいっぱいありますね。私が過去数十年の間に聞かせて戴いた和尚さんの法話の中から分かり易いお話を配信しています。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/12
  • 部数 131部
  • メルマガID 0000173374
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2008/05/14

『死者と仏事』  4

この話は、5月11日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。



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『死者と仏事』   4







「臨命終の人あらんに渦中の眷属この病人のために口承に一仏の名を念ぜば、この命終
の人五無限の罪を除きて余の業報悉く生滅することを得ん。」
たとえば、今死んでいくというその人の枕元で南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・と、
鐘を叩いてもかまわないんですよ。

近所の人はもうあの人は死んだんだろうかと思うかもしれませんけれども、息の或るう
ちに称えよといってるんですね。そうしたら、無間地獄に落ちるような罪があっても落
ちずにすむということです。


「この五無間の罪、至りて獄中にして」無間地獄というのは、五つの段階のことなんで
すが、その無間というのが一番、地獄の底の底の深いところなんですよね。


「ともすれば億劫を経て終に出ことを得ずといえども臨命終のときその為に仏名を称す
ることにその功徳を受け、その罪消滅す」
そこへ落ちたらもう億劫という間ですね。みなさん、億劫だといいますがその億劫なん
です。一劫でも無間のj間といいますがその億の劫だというのです。


以前にも劫のお話をしましたが、初めての方もいらっしゃいますのでお話をしますが、
四十里四方の真四角の石があると仮定して、百年の一度天人が天から降りてきて、そし
てその石の上を羽衣ですっていくのです。

百年ごとに降りてきて、そしてその石が磨り減った時間が一劫というのです。それの億
劫ですから、無間の時間ですね。
ややもすればその無間の地獄へ落ちたら、それだけ長い時間苦しみを受けなければなら
んということです。


臨終のときに仏名を称えたらその罪は消滅するということです。
そういうことのために昔は和尚さんに早く来てください、息を引き取ったらおそいので
早く来てくださいといったわけです。こういうお経を信じた人はみなそうしたわけで
す。



和尚さんの檀家さんに一人そういう人がいたそうです。
その人のお母さんが、自分が死ぬときは、死なないうちに来てくださいよと、いつも和
尚さんに言っていたそうです。

それでそのお母さんが死ぬときに家族の人が和尚さんを呼びにきて行ったんですが、も
う意識がなかったそうです。そこへ医者が来てびっくりしていたそうです。
なんと手回しのいい、坊さんが先に来ているということでね。ですので和尚さんは、心
で念じてお経を称えたそうです。

それからその人は意識が戻ったんです。これはお経の功徳かなにかわかりませんがね。
それから何年か生きたそうです。



「若し、未来現在の諸の衆生、臨命終のときに地蔵菩薩の名を聞くことを得て」
臨終のときにお地蔵さんの名を称えているなと、耳に入ったんですね。


「この諸の衆生長く三悪道の苦を得ず」
地獄、餓鬼、畜生に落ちない。お地蔵さんと聞いただけで落ちない。


「如何に況や臨命終のとき父母眷属等この命終の人の家宅、財物、衣服等をもって地蔵
の形像を塑画し」
家や財物をみな売ってお金に換えて、そのお金でお地蔵さんの像を作ったりお地蔵さん
の画像を描いたりしてもらって供養をする。その死んでいく人のためにね。









続く。。。






 
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