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2009/10/27

【ビズ心】193 自己開示と自己発見

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    ビジネス心理学 精神科医が教える1億稼ぐ心理戦術

●第193号●2009年10月27日発行 ● 発行部数 :43,531部

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■目次 自己開示と自己発見
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http://www.info-garage.info/dr023/ http://www.info-garage.info/tr004/
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■1 はじめに
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 今日は、私の誕生日です。 
 この歳になると、それほどうれしくもありませんが・・・。

 誕生日を祝うメールが続々と届いています。
 送信元は、「JAL」と「ロリポップ」(レンタルサーバー会社)などです。
 個人からのメールは一通もありません(笑)。
 
 そう思っていたら、一通、興味深い、誕生カードが届きました。

 「ラフロイグ」からのものです。
 
 「ラフロイグ」というのは、ウイスキーの銘柄ですが、
私が今年の5月にアイラ島に行って
「ラフロイグ」の蒸溜所を訪れた時に、
来訪者名簿にメールアドレスを残して来たので、
そこからバースデーカードがメールで届いたというわけ。

 普通の人にとっては、どうということもないでしょうが、
ウイスキー・ファンにとっては、貴重な一枚です。

 ブログに写真をアップしましたので、ご覧ください。
http://01.futako.info/b/laphroig.html


 このようにサプライズ。
 予期せぬサービスというのは、人間の興味と関心を
急速に引きつけることが可能です。

 印象に残るサービス。
 心に残るサービスというのは、本当に大切で、
飲食業や接客業では、ビジネスの成否をわけると
言ってもいいでしょう。

 ホテルのサービスということでいえば、
リッツ・カールトンのサービスが有名です。

「リッツ・カールトン=世界最高峰のサービスとホスピタリティ」

という方程式が成り立つほど、リッツ・カールトンのサービスは
凄い・・・という話はよく耳にします。
 
 残念ながら私はリッツ・カールトンに宿泊したことはありませんが、
シカゴのリッツ・カールトンでランチ・ビュッフェを食べた体験は、
「非常にゴージャスな時間を過ごした」・・・と
今でも思い出に残るほどです。

 なぜ、リッツ・カールトンは、「伝説と感動を生むサービス」を
提供できるのか?

 先日、元ザ・リッツ・カールトン・ホテルカンパニー日本支社長の
高野登氏の話を伺ったのですが、非常に興味深いことをたくさん
お話になっていました。

 「企業文化の作り方」「ブランディングの方法」
「これからのラグジュアリー」「人材採用法」などなど。
 
 どれも非常にためになる話です。

 高野氏のインタビュー音声は、こちらから無料で聞けます。
http://01.futako.info/b/00000takano.html


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■2 ビジネスに役立つ心理学
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┌──────────┐
 自己開示と自己発見
└──────────┘ 

 10月23日(金)、24日(土)と
三浦海岸で出版合宿セミナーを行いました。
 
 いや~あ、凄かったです。

 講師5人の熱気もかなりのものですが、
参加者の熱意、モチベーションの高さが半端ではありませんでした。

 また、普段は絶対に会うことができない大手出版社の
ベストセラー編集者も二人、サプライズ参加され、
参加者全員に貴重なアドバイスをしていただけたのも
よかったと思います。

 私も講師の一人ですが、自分の講義は一コマ1時間ですから、
後は他の講師の講義やプロフィールや企画書作成のワークに
一緒に参加していました。

 つまり参加者の一人のように行動していたのですが、
そのおかげで、実にいろいろなことを勉強させていただきました。


 私は、「出版は最高の自己実現」だと思っていましたが、
「出版は最高の自己発見」である、という出版の別な一面が
見えてきたのです。
 
 「出版」というのは、自分自身の知識、経験、体験、ノウハウをまとめて
書籍にすることですが、そのためには自分自身の知識、経験、体験の中で、
どこが強みでどこが弱みなのかということを、
しっかりと把握しておく必要があります。

 一言で言うと、「USPの発掘」。 
 USP(ユニーク・セリング・プロポジション)とは、
他にはない、差別化できる「自分のウリ」のことですが、
「USPの発掘」以上に、心理的に深い部分での「自己発掘」の瞬間を
この二日間の合宿で目撃しました。


 講師である出版プロデューサーの吉田浩さんが言っていましたが、
「挫折や失敗の体験が大きいほど、出版には有利だ」
ということです。

 順風満帆に成功した人の話というのは、
読者に対して「自分には無理」とか「頭がいい人だから出来た」とか
共感が得られずづらいのです。
 
 借金まみれのどん底から、自分を見つめ直して再出発し、
必死に努力してつかんだ成功・・・
といった話でないと、読者の「共感」が得られないのだと。
 
 だから、ドンドン、失敗した話や、挫折した経験を話しましょう・・・と。
 
 そういうわけで、夜の自己紹介タイムでは、
多分、今まで他の人には語ったことのないような
ヘビーな挫折体験や失敗体験が次々と語られました。
 
 そうした中に、「それ、本にしたら絶対おもしろい!!」という
ネタが次々と出て来たのです


 まさに、心理学でいうところの「自己開示」です。 
 「自己開示」とは、自分についての個人的な情報、心の内面を
言葉で相手に伝えることです。

 「自己開示」によって、相手と自分自身にいろいろな変化が
おこります。


 参加者全員に、事前に企画書を書いて来てもらったのですが、
正直90%くらいの企画書は実に平凡で、つまらない企画書でした。

 しかしながら、二日間のワークやセッションを通して、
「自己開示」し、自分自身を見つめ直し、
自分の強みと弱みをきちんと把握した後に、
再度練り直し、提出されたファイナルの企画は、
どれも素晴らしいものばかりでした。

 最初の企画書からの伸びしろが凄さまじい。

 最初は、20点か30点ぐらいの企画書が、
たった二日間の合宿セミナーで80-90点の企画書に
ブラッシュアップされたのですから驚きです。

 「最初の企画書」であれば、100社にあたっても出版は実現しなかった
と思いますが、「ファイナルの企画書」であれば、
すぐに出版のOKを貰える人が数名。
 1年以内に参加者の半分ぐらいは、出版をつかめそうな勢いです。


 「自己開示」する。
 そして第3者からのフィードバックをもらう。
 
 自分にとって「自分の長所」と思っていた点がそれほどの長所でもなく、
自分にとっての「最大の欠点」だと思っていた点が、
実は「最大の長所」だった・・・という参加者かたくさんいました。

 ここまで自分のディープな一面を「自己開示」する機会は、
日常生活の中では絶対にないとと言ってもいいでしょうが、
普段は自分でも言葉に出さないことを言葉に出す。

 つまりアウトプットすることで、自分自身を客観視することも
できるようになります。


 心理カウンセリングというのも重要な「自己開示」の場、
でありますが、一対一で行うカウンセリングは
たった一人からしかフィードバックをもらえません。

 しかし今回の出版合宿では、たくさんの人からフィードバックを
もらうことができました。

 講師から。
 ベストセラーを出版している編集者さんから。
 そして、たくさんの参加者の方から。

 次元の異なる様々なフィードバックとアドバイス。 
 長い人生を通しても、そうそうえられるものではない
貴重な体験を参加者はされたはずです。

 「出版の企画書を作る」ということは、
単に事務的な書類を作るのではなく、
「自分自身の心の履歴書」を作るような作業である・・・ということ。


 私が精神科医として思ったのは、
企画書がブラッシュアップされたというだけではなく、
たった二日間で、ほとんどの参加者が、
「明らかに人間としての成長がみられた」ということです。


「自己開示」の結果としての「自己発見」。
「自己発見」が、人間的な成長を急速に促進した、ということです。


 実は、私の最近のテーマは「自己開示」です。

 人とのコミュニケーションを円滑にするための
究極的なテクニックとしての「自己開示」。

 人からの好感度を上げる。二者関係の親密度を上げる。
「他者関係」として自己開示が重要である・・・ということは
以前から認識していたのですが、自己開示によって「自己発見」が
これほどまでに急速に進む・・・というのは、
非常に新しい再発見でした。

 自分自身を見つめ直したい。
 自分の長所、短所を発見したい。
 自分の性格や心理特性を自分で把握したい。
 
 自分自身をもっと知りたいのなら、
どこかで「自己開示」しないといけない・・・と思います。


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■3 編集後記
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 「自己開示」については、
10月25日発行の「ビジネス心理学プレミアム」で特集しましたので、
興味のある方は、お読みください。

 「ビジネス心理学プレミアム」10月25日号の目次は、
以下のようになっています。

●【音声セミナー】親密になる究極法則「自己開示」(43分)

■1 映画『あなたは私の婿になる』二人が親密になったキッカケは?
■2 自己開示とは何か? 自己開示のメリットは?
■3 相手の好意度が高まる!? 自己開示の返報性
■4 ジョハリの窓で理解する「自己開示」の重要性
■5 自己開示と自己の押しつけは違う!
■6 相手の「心の窓」を意識しよう
■7 自己開示のデメリットを回避する方法
■8 相手を好きにさせる自己開示心理操作術
■9 好かれているかが簡単にわかる! 好感度診断法
■10 「自己開示」を親子関係に応用する
■11 真鍋かをり直伝 人気ブログを作る極意とは?

 
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