【ビズ心】96 樺沢流時間管理術が本になった
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ビジネス心理学 精神科医が教える1億稼ぐ心理戦術
●第96号●2008年2月26日発行 ● 発行部数 :48,495部
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■1 はじめに
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樺沢さんは、なぜそんなにたくさんメルマガを発行したり、
時間があるのですか?
どうやって、時間管理をしているのですか?
そんな質問をよく受けます。
朝6時に起きて、9時くらいまでの3時間。
頭が生き生きとした時間帯に、モーレツに仕事をこなす。
これが、樺沢流仕事術。時間管理術の奥儀です。
朝の3時間は、夜の6時間以上に匹敵します。
2倍以上、頭が働きます。
2倍以上、仕事がはかどります。
この頭が最もクリアに働く時間帯を、
ほとんどのサラリーマンは「通勤時間」にとられます。
これは、非常にもったいないことです。
少し早起きをして、自分の時間を過ごしてから、
出勤するのがベストだと思います。
このように早朝3時間の時間管理術は、非常に効果的で、仕事能率を
高める秘儀でもありますから、そのうち本にして出版しよう、
と思っていました。
そんな矢先、コレを見て愕然としました。
→→→ http://egoods.holy.jp/c/9ji.html
ななんだ、これは・・・。
→→→ http://egoods.holy.jp/c/9ji.html
私とほとんど同じ時間管理術、仕事術を行っている人が
いたのです!!
というか、おそらく、「早起きした時間を自分のために使おう」
とか「早起きした時間を自分のために投資しよう」とか
そういう時間の使い方を、実は成功者はみんなやっている
のではないか・・・そんな気もします。。
ということで、
「自分の時間がない」
「自分の時間を持てない」
「自分のために何かをしたい」
あるいは、
「仕事を何倍も効率的にこなしたい」
という人には、大変お勧めできるノウハウです。
なにしろ、樺沢の時間術、仕事術とほとんど同じですから・・・。
→→→ http://egoods.holy.jp/c/9ji.html
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■2 ビジネスに役立つ心理学
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┌──────────────┐
煮詰まった時の心理学 その3
└──────────────┘
「煮詰まった時の心理学 その1」「その2」
バックナンバーは、コチラからお読みいただけます。
→→→ http://archive.mag2.com/0000173155/20080216124000000.html
煮詰まった状態から脱する方法、その1は「休養をとる」でした。
「空腹にならないようにする」というのも重要でした。
さて、急性的な煮詰まり状態に対しては「休養」「休憩」が
大切ですが、別な方法はないでしょうか。
はい、あります。
「休憩」以外の解決策として有効なのは、・・・
「気分転換です」(爆)。
またしても、ありきたりな「解決方法」ですいません。
しかしながら、奇抜な解決方法よりも、スタンダードな解決方法
の方が効果的なのが、世の常というものです。
私は、現在、精神科医として診療もしていますが、
常勤医として毎日勤務するということはしてなくて、
メルマガ執筆、サイト作成、講演活動、その他の執筆活動を
中心に生活しています。
だいたいの日課としては、朝起きて3時間。
頭が最も生き生きとして活動する時間は、
パソコンに向かってがむしゃら仕事をします。
朝3時間の仕事が非常に効率的である根拠は
起きて最初の3時間は、非常にクオリティの高い仕事ができますから、
「煮詰まる」ことはありません。
そして、昼近くになると、空腹にもなりますし、
仕事の能率も落ちてきます。
そこで、外に出かけます。
近所のどこかで外食するためです。
これがかなり気分転換になります。
OLやサラリーマンの方も、おそらくそうでしょう。
「ランチだけが、唯一の息抜き」という方も、多いと思います。
営業職の場合は別として、事務職の方などは、ランチタイム
以外は、会社から一歩も外に出ない・・・という方もいるでしょう。
同じ環境で同じ仕事を繰り返してしていると、
マンネリ化しますし、能率も低下します。
ですから、昼休みぐらいは、外に出て、気分の転換を図るべきです。
うちはお弁当だから・・・という人は、社内の自分のデスクで食べる
のではなく、近くの公園や会社の屋上など、食べる場所を
変るのもいいと思いますが、重要なのは外に出るということと、
少し歩くということです。
外に出て、少し歩くと気分転換になる・・・というのは、
健康系の本には必ず書いてあるようなことで、
みなさんも「当たり前」としか思わないでしょう。
このメルマガは、「ビジネス心理学」ですから、
ここでその医学的な根拠を説明したいと思います。
外に出て軽い運動をすると、なぜ気分転換になるのか?
その精神医学的な根拠です。
話は変わりますが、セロトニンという脳内物質があります。
セロトニンは、意欲、気力、やる気や安らぎ、リラックスに
関連した物資です。
「うつ病」の患者さんは、セロトニンの活性が下がっていてます。
SSRIというセロトニンの活性を高める薬が、うつ病では
非常に効果があります。
心理的に不安感が強まった状態、イライラした状態、
落ち着かない状態でも、セロトニンの活性が下がっていると言われます。
最近の「キレやすい」子供たちの原因として、
セロトニンとの関連を指摘する学者もいます。
セロトニンが十分に活性化されていれば、気分も明るく、
ポジティブ思考になり、バリバリと仕事がはかどります。
セロトニン活性が下がると、意欲がでない。何もしたなくないし、
何もできなくなり、気分も落ち込み、イライラしたり、落ち着かない
状態になります。
セロトニン活性の低下が持続した状態が「うつ病」
ということになります。
「煮詰まった状態」というのは、意欲も湧かず、仕事の能率も上がらず、
時にイライラしたりする状態のことですから、
「セロトニン活性が低下した状態」と非常に似ています。
「煮詰まった状態」は、セロトニン活性が、一過性に低下した状態、
なのかもしれません。
セロトニンは、「覚醒」とも重要な関連があります。
窓から朝日が入ると目が覚めて、最初はボーッとしていた頭が、
次第に冴えてきます。
これも、一つはセロトニンの働きと言われます。
太陽光が光信号として網膜に入り、セロトニン神経を刺激します。
つまり、光がセロトニン神経を活性化します。
セロトニンの生成を促します。
光刺激によるセロトニン神経の活性化によって、意欲が湧きあがり、
「今日も1日頑張ろう」という気持がわいてきます。
特に、セロトニンの生成は午前中に活発に行われるので、
午前中に外に出て太陽の光を浴びるとよい、と言われます。
うつ病の患者さんに多いのは、昼夜逆転の生活です。
昼間はずっと寝ていてい、夕方とか、夜になるとようやく起きだしてくる。
外出もあまりしません。
「引きこもり」とか「ニート」と呼ばれる人たちも、こうした昼夜逆転の
生活パターンの人が多いのですが、こうした昼夜逆転の生活をしていると
セロトニンが活性化しづらいのです。
つまり、「引きこもり」の原因の一番最初は、「うつ病」ではなくて、
何か心理的な原因かもしれませんが、昼夜逆転の不規則な生活や
運動不足がセロトニン活性に影響を及ぼし、二次的にうつ病的な状態になって
「引きこもり」が治りづらくしている可能性はあるでしょう。
私は、うつ病の患者さんには、「午前中に公園でひなたぼっこをすると
いいよ」とよくアドバイスします。
早朝のまだ薄暗い頃から出勤して、朝から晩まで社外に出ることなく、
机に座ったままデスクワークを続け、そして残業して、夜遅くに帰宅する。
こうした生活パターンのサラリーマンは少なくないと思いますが、
こうした人たちは、太陽の光をほとんど浴びる機会がありません。
「仕事が忙しい」という心理的なストレスの他にも、
生物学的に「セロトニンの活性化」に対してマイナスとなる
行動といえるわけで、自らうつ病を作りだしているようなものです。
うつ病の状態になってしまうと、何日か日向ぼっこをしたくらいで、
セロトニンの働きが活発化するということはありません。
「セロトニンの低下状態」が、固定化してしまっているので、
そうそう簡単には元に戻らなくなっているのです。
しかし、普通の人であれば、太陽の光を浴びたり、簡単な
リズム体操をするだけで、セロトニンを活性化することができます。
昼休みに、会社から外に出る。
近くの定食屋に行くにしても、5分か10分は歩くでしょう。
当然、日の光を浴びます。
あと、セロトニンを活性化するには、「リズム体操」がいいと言われますが、
規則的な運動の反復が効果があるのです。
つまり、「ウォーキング」というのは、規則的な運動の反復なので、
セロトニンの活性化に非常に効果があるといわれます。
もう一つ、「咀嚼」も、セロトニンの活性化に効果的だといわれます。
ごはんを良く噛んで食べる。
これも規則的な運動の一つですから、セロトニンの活性化に
効果的なのです。
昼休みに外でランチを食べる。
たった、これだけの行為に、
1 太陽の光を浴びる
2 ウォーキング
3 咀嚼
という、セロトニンを活性化する行動が三つも含まれていたわけです。
「昼休みに外でランチを食べる」。
一言で言えば「気分転換」ですが、精神医学的にみると
「セロトニン神経を活性化する」行動と言いかえられたわけです。
セロトニンの活性化ということでいえば、朝早起きして、
犬の散歩がてら、30分くらい軽くウォーキングしてから出社する、
といった行動の方が、さらに効果的だと思いますが、
そこまで余裕のある人は少ないでしょうから、
せめて昼休みを利用して、「気分転換」、じゃなくて
「セロトニン神経を活性化」をしてほしいと思います。
セロトニン神経が十分に活性化されれば、
「煮詰まった状態」からも脱出できると思います。
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