2009/08/26
【ロハス&サステナブル】vol.99 国内の森林を元気にするカーボンオフセット
vol.99 国内の森林を元気にするカーボンオフセット 【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ LOHASで創るサステナブルな社会 ◇◆ ◆◇ 【99号】2009年8月26日 ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いよいよ投票日が迫ってきましたね。私は今週末は、山梨県北杜市の森林で 資源量を測定するというフィールドワークにいくので、今日、事前投票に 行ってきました。 どの政権になれば、グリーン政策を実践してくれるのか。 まずは候補者のグリーン意識や様々な環境問題に関する考え・態度を調べて から選挙に行きませんか? テレビや新聞を見ていても、年金や少子化対策など福祉項目が優先されて 長期的な(しかもすぐに手をうたなければ手遅れになる温暖化対策)課題 への政策が見えにくい気がします。 そこで「エコ議員つうしんぼ」を事前にチェックしてみてはいかがでしょう。 → http://giintsushinbo.com/htm/framepage.html 応援している候補者が、どれほどグリーンコンシャスか知ることができます。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ ドイツ発 ヨーローパで人気急上昇中のヘアケアブランド ┃ 「エッセンシティ」9月18日 日本新発売 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ドイツと言えば、環境先進国というイメージがあります。私がドイツを訪れ たのは、1993年のことですから、もう15年以上前のことになります。 当時、シュバルツバルト(黒い森)や、環境先進都市フライブルグ、クライン ガルテン(家庭菜園)、NGO等を訪問したことは、今でも鮮明に覚えてい ます。 特にフライブルグは、20万人程の町ですが、今でも環境モデル都市と して有名ですね。市の中心に中世の町並み。ゴシック様式の大聖堂。自動車 禁止。ソーラーエネルギー、公共交通・自転車交通、緑の保護条例などが 施行されています。また、2007年にはソーシャル・エコロジー住宅地 「ヴォーバン」地区(38ha)が完成したそうです。ぜひまた訪れたい町です。 最近のドイツの環境政策や取組みはどのような状況なのか、ちょっと調べて みました。 まず、2020年の世界の温室効果ガス削減中期目標ですが、 EU(欧州連合)90年比20%減 英 国 90年比少なくとも26%減 ドイツ 90年比40%減 フランス 90年比20%減 米 国 90年レベル 日本 90年比で8%減 というように、ドイツは2020年に40%という極めて高い目標を掲げています。 原子力発電施設の建設を止め、自然エネルギーに力を入れ、太陽光や風力 発電共に世界有数の発電量です。 また、暮らしでも「ブルーエンジェル」と呼ばれる世界で最も古い(1978 年~)エコラベルはすっかり浸透し、消費者の50%が購入時に参考にすると いいます。「エコテスト」という商品の環境配慮レベルをテストしたレポー トも大いに参考にされています。 そんなドイツに本社を置くヘンケル社の美容室向けヘアケア製品「シュワル ツコフ」事業部から、このたび「エッセンシティ」というスーパーナチュラ ルなブランドが日本でも発売になるとうかがい、話をお聞きしてきました。 これまで、グリーンなヘアケアブランドと言えば、AVEDA(アヴェダ)が 代名詞でしたが、日本の「ラ・カスタ」というブランドを導入する美容室も 増えているそうです。そして、ドイツ発の「エッセンシティ」。昨年先行して 発売されたヨーロッパでは人気上々だそうです。 詳しくは→ http://www.owadajunko.com/archives/2009/08/9.html なお、「エッセンシティ」のシャンプーやヘアケア製品は、美容室で買える そうですが、1本につき1kgカーボンオフセットが付いているそうです。 比較すると男性に受け入れやすいカーボンオフセットですが、女性顧客に どのようにコミュニケーションするのか、是非機会を見つけて美容室に取材 に行ってみようと思います。 同社へサステナビリティの取組みも秀逸で、数々の賞を受けています。 雑誌「フォーブス」の「世界で最も倫理的な企業」リストに、2年連続で 選ばれています。 → http://www.henkel.co.jp/cps/rde/xchg/henkel_jpj/hs.xsl/ 90_2039-ethical_JPJ_HTML.htm ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ 国内の森林の再生から生まれる排出源でオフセット ┃ J-VERを活用したANAのカーボンオフセット新登場 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 6月に開かれたJ-VERの説明会(環境省主催)で、私はこれからのカーボ ンオフセットは、国内の森林由来のクレジットを活用し、都市と農山村の人々 が交流することで農山村が元気になるというコンセプトの商品・サービスが 共感を呼ぶとお話しました。ポイントは以下の4つです。 1.自分が出したCO2のオフセットで国内の森の再生に貢献できる仕組み 2.モノ、ツーリズムなどを有機的に組み合わせたライフスタイル発想 3.トレーサビリティのはっきりした、しかも身近な国内の森林による クレジット 4.かかわっている人の顔が見える、心が伝わるカーボンオフセット ※当日使用したパワーポイントをダウンロードいただけます → http://www.j-cof.org/document/2009_jver/doc03.pdf 説明会で配付された資料は以下でご覧いただけます → http://www.j-cof.org/temporary/zenkoku_jver2009.html このたび、ANAが「カーボン・オフセットプログラム」を9月10日から開始 すると聞き、飛行機は原則ANAに乗ると決めている私としては、早速 雑誌『環境ビジネス』で連載している「消費者に響くカーボンオフセット」の 取材でおうかがいしてきました。 ※ANAカーボン・オフセットプログラム 詳しくは→ http://www.ana-pr.jp/blog/csr/?_mode=_archive&_id=2009-08 まさに、私がJ-VER説明会で提案した内容、ポイントが盛り込まれている オフセットプログラムで感激しました。 どのような人が、どのような思い・経緯を経てこのプログラムを開発したのか その響くポイントはどんなところにあるのか、ということについては9月末 発売の『環境ビジネス』をお読みいただくとして、現在どなたでも参加できる 事前キャンペーンをご紹介させていただきます。 携帯で1kgのオフセットがプレゼントされるというものです。 URLは→ http://anaoffset.com このオフセットのクレジットは国内の森林ということで、「モアツリーズ」が そのクレジット(排出源)を提供しています。 ※一般社団法人モアツリーズ(代表理事は坂本龍一さんです) → http://www.more-trees.org/ ◆「モアツリーズ」事務局長の水谷伸吉さんが登場するシンポジウム(無料)が 9月9日、東京インターナショナルギフトショーで開催されます。 キーノートシンポジウム「エコライフで創る新しいギフト市場」 受講料無料 ※当日直接 会場に お越しください 会場 東5ホール奥 ギフト・ショー テーマ展示ゾーン 「ヘルシー&エコロジカルゾーン」 日時 9月9日(水)13:30~15:30 NPO農商工連携サポートセンター理事長の大塚さん、オーガニックコットンの アバンティ渡邊社長、そして国内の森林再生を通じたローカーボンライフを 提案するモアツリーズ事務局長の水谷さんをパネリストに議論を展開します。 国内最大の展示会もずいぶんとエコを意識する時代になりました。 ヘルシー&エコロジカル商品の展示もありますので、ぜひ時代の変化を見に 来て下さい。 詳しくは→ http://www.giftshow.co.jp/tigs/68tigsinvitation/event.htm ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ 編集後記 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 最近、不思議なことが起きます。 豊岡にコウノトリを見に行く前日に大阪の「がんこ寿司」でコウノトリの畑で 作られた大豆からできた豆腐を偶然見つけたり、 前回のメルマガでお伝えした、鳥取県湯梨浜町の東郷池にシジミをテーマに 「ロハスな水際空間創出プロジェクト」で講演に行く前日に、知人から宍道 湖のシジミをお土産にいただいたり・・・ 前触れ、予兆、使者・・・!? 不思議なことはワクワクしますね。 また、湯梨浜町の講演にはメルマガを読んで下さっているという米子在住の 方がご夫妻で来場くださいました。嬉しい限りです。 ありがとうございました。 あなたには、最近どんな使者が来ましたか? ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行・編集:大和田順子 URL: http://www.owadajunko.com E-MAIL: info@owadajunko.com ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ Copyright 2009 Owada Junko All Rights Reserved.



