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日本でLOHAS(ロハス)を最初に紹介した大和田順子のメルマガ。(2002年9月「日経新聞」)2008年2月には3冊目のLOHAS本『ロハスビジネス』(朝日新書)を出版。ロハスライフ、ロハスビジネスやまちづくりについての最新情報・ヒントをお届け。

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2009/05/07

【ロハス&サステナブル】vol.93「関東ツーリズム大学」のキャンパスを訪ねて

vol.93 「関東ツーリズム大学」のキャンパスを訪ねて/ロハス化進む小田急沿線 

【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント
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◆◇    LOHASで創るサステナブルな社会        
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◆◇      【93号】2009年5月7日        
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 こんにちは。大和田順子です。
 早いもので、GWも終わりですね。いや未だあと4日ある!?
 どのようにお過ごしでしたか?

 私は、やっぱり新緑の美しい季節ですから、もちろん各地の農山村へ♪
 
 そして、『環境ビジネス』で「消費者に響くカーボンオフセット」
 と題する連載を始めましたので、その原稿を書いたりと・・・

 久々にマイ畑にも行って夏野菜の苗を植えてきました。
 
 
◆ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 1.コラム1「里美キャンパス/飯島キャンパス紹介」

 2.コラム2「GWは地元で。ロハス化進む小田急沿線」

 3.報告  イー・ウーマン円卓会議
       「なるべく国産の有機野菜を食べますか?」 
 

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┃1.コラム 
┃   「関東ツーリズム大学」のキャンパスを訪ねて
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 NPOえがおつなげてでは、「関東ツーリズム大学」と名付けたプロジェク
 トを進めています。一都10県をエリアとして、地元のNPOや企業が企画し
 農山村で農林業の体験活動を行う”ラーニング・バケーション”というコン
 セプトです。いわば、農山村で学ぶ休暇ですね。

 今年3月に実施された農水省の補助事業「田舎で働き隊」には、8拠点で
 90人を受け入れ研修を実施しました。

 ※関東ツーリズム大学「田舎で働き隊」http://www.inaka-work.net/index.html


 ◆人間動物関係論実習に参加(長野県飯島町)


 その8拠点を順に訪問しているところなのですが、その一つが生物多様性を
 重視した。1000ヘクタール自然共生農場づくり等を学ぶ長野県飯島町キャン
 パスです。
 この拠点のマネジメントコーディネーターを務める松井洋一先生(日本獣医
 生命科学大学 名誉教授)から同大学の「人間動物関係論実習」の研修合宿
 がGW中に実施されると伺い、一日実習に参加させていただきました。
 
 大学2年生を対象とした飯島町での研修は、人間動物関係論実習の一部で、
 見学、体験、講座、ワークショップなどからなる二泊三日のプログラムでし
 た。約40名の学生が参加し、野生動物の生態調査、牧場・聴導犬施設見学、
 乗馬など、人と動物の関係について多面的に学ぶ、とても質の高い内容のも
 のでした。
 
 野生動物実習では、近くの川沿いの林を歩き、カモシカ用の捕獲檻、リスが
 食べた松ぼっくりやクルミ、イノシシの足跡をさがしたり、また、サルに付
 ける発信器(位置を測定し行動を調査する)とアンテナの操作方法を体験す
 るなどしました。

 信州大学農学部野生動物対策センター准教授の竹田謙一先生も講師として
 山を案内して下さり、また講義をお聞きして驚いたのですが、シカは里の
 農作物を荒らすだけでなく、近年は高山植物なども食べてしまい、植生の
 多様性が損なわれつつあるということでした。

 こうした山に近い里山はサルやイノシシ、カモシカから農作物を守りつつ、
 しかも、森林を手入れし、広葉樹や実のなる木を増やし、野生動物が森林で
 暮らせるようになるよう、共生が大きな課題です。

 ※飯島キャンパスレポート
 → http://www.owadajunko.com/archives/2009/05/post_105.html


◆地域を美しくするのは地域の人(茨城県里美村)


 また、それに先立つ4月下旬には、茨城県常陸太田市の里美村に行きました。
 
 植樹をするからと誘われてうかがったのですが、山の斜面の杉を伐採し、そ
 こに700本の桜や紅葉を植えるというのです。村の景観を美しくしようと、
 村民総出で植樹です。

 東京からも、里美に縁のある人たち20代〜60代までの男女約20名が参加しま
 した。美しい地域は地元住民自らが作る、そしてそれを縁のある都市住民が
 サポートするという関係がそこにはできあがっているように思いました。

 自分が生まれ育った故郷ではなく、何らかの縁で、その地元の方と知り合い
 地域の魅力(たいていは美味しい空気・水・森・景色・温泉、地域の旬の食
 材を使った料理だったり)にすっかり魅せられて何回か通うようになる。
 通うにつれ互いの交流が深まり、前回植えた木に花が咲いたとか、共通の話
 題もできて何だか自分もその農山村の活性化に参画しているような気になっ
 てくるのです。少なくとも、私の場合はそうやって何カ所かの農山村に通う
 ようになってしまいました(笑)

 ※里美キャンパスレポート
 → http://www.owadajunko.com/archives/2009/04/post_106.html


◆増富キャンパス

 ところで、えがおつなげての本拠地は山梨県北杜市増富ですが、今年は
 一般の方が参加できるプログラムを三菱地所「空と土プロジェクト」で
 開催されるそうです。「味噌づくりツアー」です。大豆の種を蒔き、
 草取りをし、収穫した大豆で味噌を仕込むんです。
 
  6/7(日) 青大豆の種まき   
  7/5(日) 草取り   
  11/3(火・祝) 青大豆収穫   
  11/21(土) 味噌仕込み会 

 ということで、地大豆である「青大豆」で作る味噌づくりです。
 もちろん無農薬ですし、
 募集はこれからのようですが、時々以下をチェックしてみて下さい。
 
 → http://www.soratsuchi.com/active/index.html


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┃2.コラム2 
┃   「GWは地元で。ロハス化進む小田急沿線」
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 GWは原宿・表参道も混んでいるし、しかしたまには町にでかけようと
 自転車で成城学園前に行きました。というか、正確には駅前にある菜園
 「アグリス成城」のマイ畑に夏野菜を植えに行ったのです。

 今年で野菜づくりも三年目ですが、中々畑に行けず、夏野菜の苗を早く
 植えなければ!!!と焦っていたところでした。

 親はなくても子は育つ。二ヶ月前に蒔いた大根、カブ、サラダゴボウ
 などの苗はすっかり大きくなって、早やくも収穫できるものも♪

 ※野菜づくり日記2009
 → http://www.owadajunko.com/archives/2009/05/2009_1.html  
 
 それで、畑の帰りに駅上の商業施設「コルティ成城」の蕎麦屋さん
 「暁庵」(本店は箱根)で蕎麦味噌を食べながら、ふと思いました。
 
 川は森林や山と海をつないでいる。だから豊かな山は豊かな沿岸を作る。
 線路も山(農山村)と海(都市)をつないでいる。
 小田急線の場合は、箱根と新宿。

 最近、小田急電鉄はオリジナルのナチュラルミネラルウオーターを売り
 出したのですが、一本につき一円を箱根の山を守る箱根町に寄付すると
 いうのです。鉄道会社が水を売る時代なんですね。その水を飲みながら、
 この蕎麦屋で蕎麦を食べながら箱根の山に想いが及びます。川が上流と
 下流をつなぐように、線路も同じような役割を担うことができるな、と。

 それにつけても線路沿いに自転車専用道路を造って欲しいのですが・・
 「ふれあい散歩道」というルートを開発して冊子を作っていらっしゃる
 ので、次は沿線に自転車専用道路かルートの開発を是非お願いしたいと。

 小田急関係の方がこのメルマガを読んで下さっていると良いのですが。

 ※「暁庵」「アグリス成城のニューショップ」など
 → http://www.owadajunko.com/archives/2009/05/gw.html

 ※小田急・自然ふれあい散歩道
 → http://www.odakyu.jp/walk/index.html
 

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┃3.報告:イー・ウーマン円卓会議      
┃   「なるべく国産の有機野菜を食べますか?」 
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 4月中旬の5日間、佐々木かをりさんが主宰されている「イー・ウーマン」
 というWEBサイトの「働く人の円卓会議」ソサイエティ部門で議長を務
 めました。今回のテーマは”国産の有機野菜”を取り上げました。
 
 合計で536人の投票の結果は、Yes371票(71%)、No165票(29%)でした。

 「どうすれば有機農産物をもっと増やすことができますか?」と投げかけた
 ところ、多くのアイディアをいただきました。
 主なご意見&私のコメントは・・・

 ・「生協が良い」
 最近は有機農産物を中心に扱う通販型の生協も各地にあるので、お住いの
 地域でも探してみては。

 ・「一般のスーパーで、もう少し価格を抑えた有機野菜が購入できるよう
  になるとよい。」、「流通の中間搾取をしない、農家にきちんと収益が渡
  り、消費者に適正価格で販売される市場を作ること」
 確かに有機だから高く売れるとか、高く売っているという小売店などもあ
 ると私も思います。促進するには小売業者が利益を減らしてでも他の野菜と
 同等の価格にしますというようなスーパーがあったら応援したいですね。

 ・「農家に対する助成金を引き上げる」
 EU諸国では有機農家に助成金が出ています。日本でもいずれそうなる日
 が来ると思っています。

 ・「小学校などで野菜作りの強化拡大をする」
 環境教育の観点も重要ですね。愛媛県の今治市では地域を挙げて有機農産
 物の促進に取り組んでいますが、学校給食にも地元の有機野菜を活用して
 いると聞いています。また、昨年から全国で小学校5年生を対象とした農
 村体験も始まっています。

 ・「有機野菜を自給する」
 "国産の有機農産物を食べる"ということは、必ずしも農家や小売店、宅配
 会社から購入するに限りません。自分で作るのという方法がありますね。
 庭先、ベランダ、あるいは農園を借りてなど。

 ということで、詳しくは以下をご覧下さい。
 → http://www.owadajunko.com/archives/2009/04/post_103.html


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┃ 編集後記
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 ◆今日は早稲田大学オープンカレッジで「CSRと環境・社会貢献」と題
 する講座があります。オーガニックコットンの草分けである株式会社アバ
 ンティの渡邊智恵子社長がコーディネーターをなさっている講座です。
 今日のテーマは「CSR経営と環境コミュニケーション」。
 『ロハスビジネス』で取り上げた事例や、「5つの黄金ルール」をお話し
 し、ディスカッションしたいと考えています。

 渡邊社長は、冒頭でご紹介した「関東ツーリズム大学」では、小諸キャン
 パスのマネジメントコーディネーターを務められました。信州大学には繊
 維学部があって、養蚕や綿といった古典的な繊維から、最新の繊維の研究
 まで行われている国内唯一の繊維学部です。この研究者や小諸の皆さんの
 協力を得て、今年から有機綿を植えて、Tシャツを作るプロジェクトを開
 始されます。種蒔きは5月16日だそうですよ。綿の種ってどんな形!? 

 ※小諸はロハスなまち「こもロハス」
 → http://www.owadajunko.com/archives/2006/09/lohas_16.html 
  

 ◆今週末、大阪・新梅田シティにある積水ハウスさんの「新・里山」で、
 友人の畑さんが、素敵なイベントをなさいます。
 田舎にわざわざ行かずとも、都会で楽しめる自然観察会などです。
 http://www.sekisuihouse.co.jp/gohonnoki/

 「新・里山」、梅田駅前なのに、田んぼや畑、雑木林があるんです。
 4月末に行ってきましたが、池にはヒメダカが泳いでいましたよ♪
 びっくりですね。都市の真ん中なのに。


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  発行・編集:大和田順子
  URL: http://www.owadajunko.com
  E-MAIL: info@owadajunko.com
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