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日本でLOHAS(ロハス)を最初に紹介した大和田順子のメルマガ。(2002年9月「日経新聞」)2008年2月には3冊目のLOHAS本『ロハスビジネス』(朝日新書)を出版。ロハスライフ、ロハスビジネスやまちづくりについての最新情報・ヒントをお届け。

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2009/02/12

【ロハス&サステナブル】Vol.89 「田舎で働き隊」研修生募集&『ディープエコノミー』にインスパイアされて

vol.89 「田舎で働き隊」研修生募集 & LBA企業7社の近況


【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント
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◆◇    LOHASで創るサステナブルな社会        
◇◆                           
◆◇      【89号】2009年2月12日        
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 こんにちは。大和田順子です。
 先日、西会津〜喜多方に行ったのですが、雪少なく、例年より1ヶ月早い
 感じ、と現地の方達がおっしゃっていました。
 今日は東京も暖かいですね。
 

◆ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 1.お知らせ:田舎で働き隊」研修生募集(締め切り2/22)
 2.レポート
    LBAセミナー(2/10)グリーン・ニュー・ディール政策勉強会
    LBA会員企業7社の新たな取組み/農商工連携がトレンドに
 3.コラム
   『ディープエコノミー −生命を育む経済』にインスパイアされて


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┃ 『 田舎で働き隊! 』研修生の募集(日当7000円+交通費)
┃  NPOえがおつなげて 関東ツーリズム大学
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


 LBAの会員で、友人の曽根原さん(NPOえがおつなげて代表)から、
 この3月に急遽実施することになった「田舎で働き隊」の研修生を募集
 しますという連絡をいただきましたので、お知らせさせていただきます。
 
 
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┃1┃ 『 田舎で働き隊! 』研修生の募集を開始しました。 
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  NPO法人えがおつなげては、
  山梨を中心に、都市と農村の交流活動を行ってきましたが、
  このたび、さらに広く、首都圏を中心に、
  1都10県の間の都市と農村の交流を行うための機関を立ち上げます。

  その名も、「関東ツーリズム大学」です。
  http://tourism-univ.net/index.html

  「田舎で働き隊」は、関東ツーリズム大学でのカリキュラムの一環として
 実施するものです。農山村地域に研修生90人を受け入れ、農業、林業、
 森林酪農、古民家再生、むらおこし等の実践を通じた研修を行います。

  研修生には、日当7,000円×10日分と、研修地との往復の交通費が支給
 されます。
 応募締め切りは、2月22日(日)となります。
 農村での生活や活動に興味のあるあなた!ぜひ、ご応募ください。

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┃2┃ 『 田舎で働き隊! 』の概要
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  3月1日の東京研修をお受けいただいた後、
  下記の農村地域に分かれ、地域の特性に合わせた分野で、
  10日間の研修を通して、その分野の経験を積んでいただきます。

  実施時期:
  平成21年3月1日(東京)及び3月中の10日間(各農村地域)

    研┃修┃地┃域┃
    ━┛━┛━┛━┛

  地域1. 山梨県白州地域
     「都市と農村の交流事業、自然エネルギー事業等の実務研修」
 地域2. 山梨県須玉地域
     「江戸時代の古民家再生の体験研修」
  地域3. 山梨県増富地域
     「『農業はじめの一歩』短期集中研修〜農的生活、新規就農を目指して〜」
 地域4. 山梨県南アルプス地域(果樹栽培、加工品づくり)
     「春の果樹園で仕事を遊ぶ、農産加工とグリーンツーリズムを学ぶ」
 地域5. 長野県飯島地域
     「自然と共生する農業ビジネスの実習とプランづくり」
 地域6. 長野県小諸地域
     「オ−ガニックコットン 原綿から生地・糸、製品までを学ぶ」
 地域7. 茨城県常陸太田市里美地域
     「竹を主とした林業体験を通じ、炭化利用・製品化、販売を学ぶ」  
 地域8. 栃木県那須地域
     「森林酪農の作業、運営・管理を学ぶ」

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┃3┃ 『 田舎で働き隊! 』の応募方法
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  関東ツーリズム大学HPに詳しい情報や 募集方法を掲載していますので、
 ご覧ください。
  http://tourism-univ.net/class/special/hatarakitai.html

 応募締め切りは、2月22日(日)となりますので、
 お早めにお申し込みください。

  ※ 同団体は、平成20年度補正予算にて予定の
  「田舎で働き隊!」事業(農林水産省)に応募しています。


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┃ LBA第9回定期セミナーのご報告
┃ 「環境省との懇談会 日本版グリーン・ニュー・ディール!」 
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 2/10日に開催したセミナーは、ロハスビジネスの経営者の皆様を7人、
 そして持続可能な国づくりの政策を立案されている環境省の方々をお招きしま
 した。各社のこれまでの成果、そして新しいビジョン、チャレンジをお聞きし
 ました。

 環境省の小林局長からは環境政策についての考え方、各種政策(平成21年度
 に改正される法律、エコ・ファースト、エコポイント、モデル事業等)について
 概要をお話いただくとともに、ロハスビジネスへの期待を語っていただきました。

 つづいて、LBAを代表して7社からプレゼンテーションいただきました。
 ここから長文ですが、リフォーム、ファッション、ビジネスホテル、
 生活者向けイベントなど、多種多様な企業の取組みをレポートしていますの
 で、ぜひ最後までスクロールしてお読みいただければ幸いです!


<各社からのプレゼンテーションの要約> ※ご発表順です

◆エコリフォーム : オクタ 社長 山本拓己さん

 関東に11の直営拠点と全国に代理店を持つ。年商41億円。2002年から塩ビク
 ロスの使用を廃止し、珪藻土や無垢材など自然建材に切り替え、健康に良く、
 CO2を削減するリフォームを推進。また、毎年エコツアーを実施し、ステーク
 ホルダー、社員とその家族、お客様、取引先が参加しています。
 こうした取組みが評価され、「エコプロダクツ大賞」審査員長特別賞(2007)、
 「日本環境経営大賞」環境価値創造部門環境プロジェクト賞(2008)を相次ぎ受賞。

 今年はリフォームを行った顧客9世帯に電力使用量を測定する「省エネナビ」を
 設置し、実際にどれくらい省エネになっているか調査中だそうで、その結果を基
 に“カーボンオフ・リフォーム”のスタンダード化を行うそうです。また、この
 3月から「こめまめプロジェクト」という、地元埼玉の有機農家と提携して社員の
 食糧を確保するプロジェクトも始めると。これは地元埼玉県で有機農業や持続可能
 なまちづくりを進める小川町の有機農家を企業としてサポートするという活動でも
 あります。

◆コミュニティトレード : 生活の木 社長 重永忠さん

 全国に150余店。年商60億円。30年前から、ハーブ、アロマテラピーを扱い、
 全国の自治体が運営するハーブガーデンの土産物などのOEM製造も行う。
 世界35か国から300種類の原料を輸入。アーユルヴェーダサロンやスリラン
 カにホテルも。昨年台湾にも出店。ガーナのシアバターを原料とした石けん
 製造はジェトロの支援を受け、昨年の「アフリカ会議」や「ダボス会議」でも
 企業によるアフリカの支援として紹介されました。
 つい先日5日にはダイヤモンド社から「ダイヤモンド経営者クラブ経営大賞」を
 受賞されました。おめでとうございました。

 同社はまさに、今注目の“農商工連携事業”を20年前から手がけてこられた
 と言えます。そして、それは国内にとどまらず、途上国や国内各地での“コミュ
 ニティ・トレード”にも発展し、また、今後は店舗のある各地域の各教室をベー
 スにした顧客参加の農山村交流事業などもてがけていきたいとのことです。

◆オーガニックコットン:アバンティ 取締役 奥森秀子さん

 日本でオーガニックコットンを広めて18年。社長の渡邊智恵子さんは今回は
 パリ出張でご不在ですが、昨年「毎日ファッション大賞」を受賞(2008年)され
 ました。おめでとうございます。年商10億円。
 アメリカのオーガニックコットン畑、そして国内の紡績工場など、原料から製造
 行程についてご紹介くださいました。通常のコットンが多く農薬を使っている
 ことを改めて認識した方も多いのではないでしょうか。

 今年から長野県(上田、小諸)にて綿の栽培を開始されます。これまで原料
 は海外から輸入してきましたが、今後は一部原料を国産化し、原点である農
 の部分から関わりたいということです。

 アバンティの渡邊社長が、経済産業省で農商工連携を推進する大塚審議官や
 NPOえがおつなげての曽根原さんと出会ったのは昨年7月のLBAセミナーで
 した。その出会いが今回の小諸での綿づくりプロジェクトにつながったとお聞き
 し、大変嬉しく思っています。私たちに“農商工連携”を教えて下さった経産省
 の大塚審議官も今回のセミナーにご参加くださいました。

◆ 都市農山村交流 : えがおつなげて 代表理事曽根原さん

 山梨県北杜市の増富という限界集落で活動を始めて6年。これまで個人のボラ
 ンティアや企業の人たちの参加の仕組みを作りあげ、有休農地3haを開墾。
 “都市農山村交流活動”で持続可能な地域社会づくりにとりくみ、「(財)あした
 の日本を創る協会」(読売新聞、NHK主催)のまちづくり賞にて内閣総理大臣賞
 (2008年)を受賞。また、今年1月には朝日新聞が選ぶ「にほんの里100選」に
 も選定されました。今年全国区でブレイク必至の曽根原さんです。

 今年度の緊急予算で実施されることになった「田舎で働き隊」では、関東8か所
 の拠点で90人を募集中。アバンティの綿畑(小諸)もその一拠点です。

◆ジャパンブランド : エコマコ 社長 岡正子さん 

 長野を拠点に、ファッションスクールを営みつつ、トウモロコシ由来の繊維を
 使用したファッション「エコマコ」をてがけています。昨年からは、「ジャパン
 ブランド」に長野商工会議所と共に着手。シルクをベースにした新ブランド
 「Japonica」を開発中です。

 私自身、エコマコを知るまでは、着るものが無くていつも困っていました。
 ロハスを語れるファッションが見つからなかったからです。今では講演会や取
 材ではいつもエコマコを着てお話しています。洗えて、皺にならず、着ていて
 ラク、しかも大人の女性の可愛さ(私はカワイク無いですが)を表現できる服で
 す。デザイン性と五感へのアピール、これも重要なキーワードです。
 また、今年は飯綱高原で桑を植える計画もお持ちとか。やはり原料から国産化
 したいとのことです。

◆ エコ泊:スーパーホテル 会長 山本梁介さん

 今、大阪でロハスが広がっています。大阪というのは、価値の無いものにはお金
 を出さないという地域かと思います。最後の2社は大阪からお越しいただきました。

 スーパーホテルは全国87か所で低価格のビジネスホテルを運営。売上げ150
 億円。これまでも「ぐっすり」や徹底的にムダを排除し、ITを戦略的に取り入れ、
 高品質で低価格のビジネスホテルチェーンを築いてこられました。毎月お客様
 から寄せられるサンキューカードは3000枚。感動を核とした経営、接客により、
 「関西経営品質イノベーション賞」(2007年)、「ハイサービス300選」(2008年)
 にも選定されています。

 現在は、日本一のロハスホテルを目指し、ISO14001の取得を始め、顧客参加の
 「えこひいき活動」等を実施されています。2009年からは宿泊にかかわるCO2
 ゼロ(カーボンオフセット)を「スーパーホテルlohas奈良」(3月12日オープン)
 で導入されます。

 高品質で低価格、しかも、もれなくエコやロハスがついてくる、という取組みです。
 皆様もお泊まりになられましたら、ぜひお部屋に設置されているカードでご意見を
 書いてさしあげてください。

◆ 生活者のエコ意識向上:シティライフNEW 社長 池谷綱記さん 

 去年は色々と驚くことがありました。その一つが大阪で開かれているこの「ロハ
 スフェスタ」です。大阪で60万部のフリーペーパー(月刊)「シティライフ」を発
 行。2006年より2日で5万人を集めるイベント「ロハスフェスタ」を定期的に開催
 されています。いったい、ロハスと名の付いたイベントにどんな人たちが何故参
 加しているのか、10月のフェスタを取材させていただきました。

 ロハスフェスタに参加している人は30代女性が最も多いのですが、彼女たちは
 「手作りすることを大切にしたい」「物を長く愛用したい」と言っています。また、
 「お支度セット」と名付けられたマイ箸、マイボトル、マイ皿、そしてマイバッグ
 持参でロハスフェスタに参加します。ゴミもほとんど出ないイベントなのです。
 このようなロハスフェスタが日本各地で開催されたら。次回は4月25・26日です。


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┃ コラム
┃ 『ディープエコノミー −生命を育む経済』にインスパイアされて 
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 昨年、『ロハスビジネス』を出版して、水口健次先生からご連絡をいただきました。
 水口先生はマーケティング界の重鎮として長くご活躍されてこられた方です。
 そのご縁で台湾に行き、統一グループが主催する「ロハスシンポジウム」でお話
 をさせていただきました。私の『日本をロハスに変える30の方法』や、井手さん
 の『いきいきロハスライフ』も台湾で翻訳出版されるなど、今、台湾でロハスがブ
 ームになっています。

 先生は大変残念ながら昨年10月にお亡くなりになりましたが、昨春お目にかか
 った際に「今年2番目に良かった本は『ロハスビジネス』だったが、最も優れた本
 は『ディープエコノミー』という本ですよ」、と教えて下さいました。ビル・マッ
 キベンという米国の環境ジャーナリストの著作です。(英治出版)

 『ディープエコノミー』の副題は“−生命を育む経済」。深い経済、人々を幸せに
 する経済のあり方とは。アメリカの農業や商業、そして暮らしで起きている新しい
 事例やデータを紹介しつつ、エネルギーの無駄を減らし、CO2排出量を減らし、
 人々の満足度が高まる経済を実現する方法について提案している本です。

 今回の7社様からのプレゼンテーションは、こうした経済危機、温暖化危機に直
 面する日本経済や社会の現状を変革する、新しい取組みや事業のヒントが沢山
 あったと思います。ご参加くださったNHKやフジサンケイアイ、フリージャーナ
 リストの皆様からも、特集番組を作りたい、特集記事を組みたいと感想をいただい
 ています。

 私たちが目指す低炭素で持続可能で豊かな地域社会には、人々のつながりが
 あり、有機農業が広がり、豊かな森林やバイオマス、生物多様性が維持され、
 そして豊かな地域経済があるというビジョンを持つことができました。

 LBAセミナーでの小林局長のお話でも、「今回の金融危機、経済危機は、人類の
 暮らしと経済を地球生態系の一部とする社会変革を実現するチャンス、そのカギ
 として、多種多様なロハスビジネスが地域レベル又は全国レベルで展開されること
 が必要不可欠です。グリーン・ニュー・ディールの動きの中で、ロハスビジネスの
 新しいビジネスモデルが立ち上げられていくことに期待します。」というメッセージ
 をいただきました。

 さあ、どのようなビジネスモデルを作って、それを実現させていきましょうか。  

 LBAは社団法人化に向けて、来年度の計画を練っているところです♪


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  発行・編集:大和田順子
  URL: http://www.owadajunko.com
  E-MAIL: info@owadajunko.com
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