2008/10/29
【ロハス&サステナブル】vol.85 CO2削減の切り札!? エコ・アクション・ポイントはこんな活用ができそう
vol.85 CO2削減の切り札!? エコ・アクション・ポイントはこんな活用ができそう 【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ LOHASで創るサステナブルな社会 ◇◆ ◆◇ 【85号】2008年10月29日 ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。 LBA(ロハス・ビジネス・アライアンス)の大和田順子です。 紅葉が美しい時期になりましたね。田舎の道の駅には、地元の山で採れた色 々な種類のキノコや、新米、柿など、新鮮で旬のものを手に入れることがで きますね。 全国を”ほっつき歩いて”いる、私は、今日は山梨県北杜市、明日は福島県 西会津、明後日は大阪、そしてもう一歩足を伸ばして広島・・・と、各地の 紅葉を楽しみつつ、今週は東京で原稿書きをしています。 ※西会津まちづくり勉強会レポート → http://www.owadajunko.com/archives/2008/10/post_91.html ◆ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 1.レポート:大阪の人が45,000人参加した「ロハスフェスタ」 2.トピックス:エコ・アクション・ポイントの概要と可能性 3.ご案内 ・目黒区環境シンポジウム「私にできるエコ見つけよう」(11/23) ・エコプロダクツ2008併催セミナー「都市農山村交流で創る 持続可能な社会(12/11) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ レポート:大阪の人が45,000人参加した「ロハスフェスタ」 ┃ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 第6回「ロハスフェスタ」が去る10月11日に開かれました。主催している 「シティライフNEW」は、大阪北摂エリアで60万部のフリーペーパーを 発行する会社です。同社が2006年10月〜開催している「ロハスフェスタ」は、 有料にもかかわらず、沢山の北摂ミセスが参加するとお聞きし大いに関心が わき、今回取材をしてきました。 青々とした芝生、快晴の秋空の下でのイベントは、とても気持ちの良いもの でした。 ※レポート→ http://www.owadajunko.com/archives/2008/10/post_92.html カワイイ、おしゃれ、楽しい、そして無理なくエコが人気の理由のようです。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ トピックス:エコ・アクション・ポイントの概要と可能性 ┃ CO2排出量の少ない商品・サービスの購入を促進する仕組み ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ エコ・アクション・ポイントをご存知でしょうか? カーボンオフセットは、主に企業が製品の製造や流通・サービスなどライ フサイクルに伴って排出されるCO2を、減らす取組みをしても出てしま う分を自然エネルギー源の開発など、他の主体が取り組む排出削減事業な どにより相殺するというものですね。 国内でカーボンオフセットの考え方や実践を普及する目的で設立された 「カーボンオフセットフォーラム」(J−COF)のWEBサイトでの説 明によれば「自分の温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない 量の全部又は一部を、他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合 わせ)することをいいます。」と説明されています。 ※J−COF→ http://www.j-cof.org/cof.html 一方、カーボンオフセット付の商品や、CO2排出量が少ない商品・サービ スを普及させようという仕組みの切り札として環境省が音頭を取って始まっ たのが、「エコ・アクション・ポイント」というプロジェクトです。 家電量販店で省エネ家電を買ったとき、出張でエコホテルに泊まったとき、 地産地消の農産物や加工品を買ったときなどに、“エコポイント”が発行さ れ、それを貯めて、省エネ商品や寄付などと交換できるというのです。商店 街単位で参加するところもあるようです。いわばエコマイレージですね。 買い物でもCO2の排出量が少ないもの、“カーボンオフ”なものを優先し て購入しよう、利用しようというコンセプトです。 通常のポイント制度に比べ、カードリーダーやリライトカードを購入する必 要がなく、紙に印刷されたポイントを購入時点で顧客に渡し、顧客自らが データベースに登録するというアナログですが、コストのかからない仕組み になっています。 ※詳しくは → http://www.eco-action-point.go.jp/information/information_02.html 10月15日から、全国型と地域限定型のモデル事業が始まりました。16日に開か れたシンポジウムの資料もダウンロード可能です。 http://www.eco-action-point.go.jp/topics/topics_symposium.html パネルディスカッションで、コメンテーターの上岡裕一さん(エコロジーオン ライン主宰)は、普及の3つのポイントとして、「どこでも目に付くようにす る」、「デザイン性を重視する」、「他社やNPO等とのコラボレーションを 行う」など指摘されました。 ファシリテーターを務めた私からは、エコに関心はあるけど行動していない 「生活堅実層」(46%を占める主流層)の背中を押す仕組みとして期待でき る、中小企業でも参加できる料金体系にしていただき、100万人、1000万人が 利用するような取組みに育てていきましょう、と呼びかけました。 年末までに30社、年度末には50社の参加を見込み、来春から全国各地で本格 的に実施される見込みです。ご関心の方は大和田までお問い合わせいただけ れば詳しい情報や、今回プラットフォーム事業者を務めるJCBのご担当者 を紹介させていただきます。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ ご案内 ┃ ・環境シンポジウム「私にできるエコ見つけよう」(11/23) ┃ ・エコプロダクツ2008「都市農山村交流で創る持続可能な社会(12/11) ┃ 企業がCSR活動で農山村に注目するワケ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ◆ 環境シンポジウム「私にできるエコ見つけよう」(11/23) 目黒区では、「めぐろ環境ナビゲーター」を養成する講座を11/29〜6回シ リーズで開催します。テーマはロハスな暮らし、自由が丘のまちづくり、 温暖化問題、循環型社会、目黒区を歩く、ライフエコ・バランスなど。 無料です。昨年の人気講座「めぐロハス講座」がバージョンアップし、区 としての開催になりました。 また、これに先立ち、11月23日(日)17〜19時、東京大学生産技術研究所 コンベンションホールにて環境シンポジウムを開催します。 スピーカーには世界的なパティシエの辻口博啓さん(「自由が丘モンサン クレール」オーナーパティシエ)、王理恵さん、栗山雅則さん(自由が丘 「サンクスネイチャーバスを走らす会」会長という楽しい顔ぶれです。 進行を私が務めます。こちらも無料です。 最近知ったのですが、自由が丘は、今台湾を始め各国から視察が相次ぐなど 人気のまちで、原宿の竹下通りをしのぐ人気だそうです。 回収した天ぷら油で走る無料のバス「サンクスネイチャーバス」が人気で また、最近は「自由が丘森林化計画」というプロジェクトも始めたとか!? 辻口さんは、米を使ったスイーツで、洋菓子の世界大会で5回も優勝してい る方でもあり、自由が丘のまちづくりや、米スイーツ開発秘話などじっくり うかがってみようと思います。 ・どうすればエコでまちを盛り上げることができるの? ・どうすればエコで人気商品を生み出せるの? ・私にできるエコの見つけ方って? そんなことをご一緒に考えたいシンポジウム&講座です。 ※お問い合わせ・お申し込みは http://www.city.meguro.tokyo.jp/event/kankyo_chosa/files/sinpo.pdf ◆ エコプロダクツ2008 併催シンポジウム(12/11 10:00〜) 「新・上流社会への招待 −都市農山村交流で創る持続可能な社会」 今年度LBAの分科会として進めている「アグリ・コミュニティビジネス研 究会」では、9月9日に、LBA会員団体であるNPOえがおつなげてが再 生を手がける限界集落、山梨県北杜市須玉町増富地区に、バスツアーを行い、 限界集落の現状、そして各種の都市農山村交流事業による再生の取組みを視 察してきました。その後、都内で2回のワークショップを行い、約10社の方 々が、ご自身と関わりの深いフィールドでの都市農山村交流事業プランを作 るなど活動してきました。 牛のいない牧場、耕されていない田畑、人の住んでいない人家・・・ しかし、そこは逆の見方をすれば、遊休耕作地という、耕作の余地のある土 地、森林を活かした酪農や、間伐材によるバイオマスや、川を活用した小水 力発電など、これまでのまちとは違った形の、食糧やエネルギーや木材の自 給率を遥かに高い、互酬経済を一部取り入れた地域社会を再度創ることがで きる場所なのかもしれません。 LBAでは、NPOえがおつなげてと共催で12月に開かれる第10回エコプロ ダクツ2008において、エコプロダクツ展の協力を得て、シンポジウムを開催 することにいたしました。 タイトルは「新・上流社会への招待 ー都市農山村交流事業で創る持続可能 (LOAHS)な社会ー」です。 ”新・上流社会”とは、森林や山間の農山村など、川の源流域にある自然資 源や農山村資源を活用した新しい社会、すなわち持続可能な社会のことです。 パネリストは、「NPOえがおつなげて」代表理事 曽根原久司さん、今年 増富で活動を始めた「三菱地所」からCSR部長 上垣智則さん、LBAか らは「生活の木」代表取締役 重永忠さん、そして農商工連携に関する政策 推進する経済産業省大臣官房審議官(地域経済・地域エネルギー担当)の大塚 洋一郎さんです。進行を私大和田が務めます。 食糧自給率が先進国中で最も低く、また食に対する不安が広がる中、企業が どのように農山村交流事業を始めているのか、CSR活動として、そして コミュニティの活性化にどのように貢献できるのか、現状と可能性について 議論いたします。 ※詳細・お申し込みは → http://tourism-univ.net/class/special/20081020.html 無料です。こちらもぜひお誘いあわせの上、おでかけください。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ 編集後記 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ”ジネタビ”!? 地元ネタをじっくり味わう旅のこと。大分県の別府温泉 が今年10月から提唱している新しい旅の形です。三泊四日でゆっくり・じっ くり別府や大分を楽しんでもらうという趣旨です。別府は国内有数の温泉地 として知られていますね。私も今年になって初めて滞在する機会がありまし た。ホテル「ニュールツタ」のオーナーであり、観光カリスマの鶴田さんに 地域の活性化について色々お話をうかがいました。 別府は路地裏がスゴク面白く、夜の路地裏ウオークも一興です。古くからあ る地元の人が入る共同湯とか、おいしい韓国料理の店とか、飲み屋さんが軒 を連ねていましたよ。 https://www.onpaku.jp/com/ このたび、この別府で進められてきた地域活性化の取組み”ハットウオンパク” (八湯温泉博覧会)が、平成20年度「地域づくり表彰」で国土交通大臣賞を 受賞されたそうです。おめでとうございます。 10年にわたる、市民のまちづくりの取組みが評価されたそうです。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行・編集:大和田順子 URL: http://www.owadajunko.com E-MAIL: info@owadajunko.com ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ Copyright 2008 Owada Junko All Rights Reserved.



