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日本でLOHAS(ロハス)を最初に紹介した大和田順子のメルマガ。(2002年9月「日経新聞」)2008年2月には3冊目のLOHAS本『ロハスビジネス』(朝日新書)を出版。ロハスライフ、ロハスビジネスやまちづくりについての最新情報・ヒントをお届け。

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2008/09/05

【ロハス&サステナブル】vol.82 エコに関心はあるけど、行動していない層を動かす方法 事例1.エネループ → トップバリュ

vol.82 エコに関心はあるけど、行動していない層を動かす方法


【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント
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◆◇    LOHASで創るサステナブルな社会        
◇◆                           
◆◇      【82号】2008年9月5日        
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは。
 LBA(ロハス・ビジネス・アライアンス)の大和田順子です。

 今、小淵沢(山梨県北杜市)に行く特急あずさの中でメルマガを書いています。
 車窓から色づく稲田や、清流に釣り人の姿が見えます。秋ですね。来週末は、
 つくば市の「みずほの村市場」の稲刈りです。田植えから稲刈りまで4か月と
 早いものですね。

 小淵沢では「ヒューマン・フロンティア・フォーラム2008」と題する合宿形式
 の勉強会に参加します。明日の午前は、最近しばしばご一緒しているNPOえ
 がおつなげて代表理事の曽根原さん、そして経産省審議官の大塚さんと、パネ
 ルディスカッションでご一緒します。テーマは「都市と農村の共生社会の創造」
 です♪

 来週の火曜は、曽根原さんの活動のフィールドである山梨県北杜市須玉町の
 限界集落「増富」に、LBAの「アグリ・コミュニティビジネス研究会」の皆
 さんと視察バスツアーで行ってきます。

 さて、最近、地方ものや農関連の話題が多かったので(笑)、今日は久々に
 グリーンマーケティングに関するトピックをお届けしましょう!!
 そして、編集後記には友人のマーケティングコンサルタントである中山マコト
 さんの新しい本『バカ売れキラーコピーが面白いほど書ける本』のご紹介をして
 います。現在、アマゾンで4位らしいです! 
 いつもながら、面白くてスゴク役立つ本です。


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┃「生活堅実層」にアプローチする方法 事例1. 
┃  エネループ → トップバリュ充電池
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 ご存知の通り、「ロハス」な人たちは、環境・健康・社会問題に関心があり、
 行動し、人に勧めるといった人たちですが、その次の「生活堅実層」と呼ば
 れている人たちは、環境問題に関心はあるものの、まだ行動に至っていない人
 たちです。そしてそのボリュームはロハス層の倍近くで、この3年で倍増して
 いる、今の日本では最も多い層なのです。

 彼らが行動しない理由は、価格が高い、選択肢が少ない、どこで販売している
 のかわからない、本当に環境に良いのかわからない、といったことです。この
 人たちが行動すれば、世の中が変わる、と思うわけですが、ではどうすれば彼
 らは行動するのか・・・ ここ一年、ずっと気になっていました。

 それが、その生活堅実層を動かすきっかけとなるような事例を見つけたのです。
 三洋電機の大ヒット商品、充電池の「エネループ」です。「エネループ」につい
 ては、『ロハスビジネス』(P66 経営戦略型)でも事例として取り上げました。

 ロハス層を対象にシンプルなデザインが採用され、それまでの充電池の弱点であ
 った自己放電を技術的に改良したこと、そして1000回繰り返し充電できる、とい
 ったことから、国内外で4000万本を販売するヒット商品となりました。グッドデ
 ザイン賞、エコプロダクツ賞なども受賞。そして、そのコミュニケーションでは
 “使い捨てをしないライフスタイル”を訴求した点、また、店頭ではアクアブ
 ルーの什器を使用するなど斬新なスタイルを採用したこともポイントでした。

 このエネループですが、今年に入って新しい動きがありました。それは、まさに
 ロハス層に次ぐ生活堅実層にアプローチする手法でした。

 今年5月にジャスコが、プライベートブランドの「トップバリュ」シリーズか
 ら、充電池を発売したのです。三洋電機が製造するOEMです。詳しくはトッ
 プバリュのWEBサイトをごらんいただくとして、エネループとトップバリュ
 充電池の違いのポイントを整理してみましょう。

 ※トップバリュ充電池
 → http://www.topvalu.net/spot/battery/index.html

 ・性能:エネループ 1000回充電 vs トップバリュ 1300回

 ・価格:エネループ 1880円 vs トップバリュ 1780円

 ・メッセージ:エネループ「使い捨てしないライフスタイル」
       トップバリュ「環境にやさしく、経済的な充電池」

 おわかりですね。
 エネループは乾電池を999本捨てずにすむ商品だったのが、トップバリュは
 1299本捨てずに済むのです。
 そして、一回の充電単価はトップバリュの方が安い。

 そうです。生活堅実層を対象に、行動を促す場合には、性能を上げ、価格は下
 げる、そして、平易でシンプルなメッセージで伝えるということです。

 私が住んでいる東京都世田谷区にはジャスコがないので、6月に三重県尾鷲市
 に出張に行った際に、地元のジャスコに、市の職員の方と一緒に行って売場を
 見てみました。残念ながら、環境にやさしく、お得な感じが今一つアピール
 しきれていない陳列でした。店等のディスプレーやPOPを改善すると、もっ
 と売れるのではないでしょうか。

 実際、どれくらい売れているのか、機会があれば担当者にお聞きしてみよう
 と考えていますが、生活堅実層へのアプローチの手法としては、明快なマー
 ケティングだといえるでしょう。

 次回は、ビジネスホテル業界で見つけた「エコに関心があるけど行動しない
 人を動かす方法 事例2」をお届けいたします♪


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┃ 編集後記
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 さて、ただいま(本日夜12時まで)中山マコトさんがアマゾンキャンペーンを
 なさっています。今日アマゾン.comで『バカ売れキラーコピーが面白いほど書
 ける本』を買うと、すてきなプレゼントがあるということです。 
 
 ※キャンペーンの詳細は
 → http://www.kikidasu.jp/killer/
 
 私が中山さんの存在を知ったのは3年前くらいになると思います。その頃は
 神田昌典さんの本を読んで、ダイレクトレスポンスマーケティングという手法
 を知り、そして中山さんからはプロのコピーライターで無くても売れるコピー
 が書けるということでした。彼の本やサイトのキャッチコピーが
 「聞き出す、効き出す、危機脱す」というもので、キキダスマーケティング
 というではありませんか。ウマイですよね。

 それまで、コピーは広告代理店のプロのコピーライターが書くものだと思い
 こんでいたので、目からウロコでした。
 その後、何回か彼のセミナーに参加したり、最近は飲みに行ったりと・・・

 誇張がないし、気負いがないし、しかも、実績に裏付けられたノウハウを惜し
 みなく公開してしまう、というその姿勢が好きです。

 農でも、地域活性化でも、エコ商品でも、それを魅力的に人に伝えるには
 コピーライティング(お勧め文章)は欠かせません。
 もちろん、今回の本、私も買って今読んでいるところです。かなり使えそうです。
 相変わらず表紙が派手で、軽薄な感じがしますが(苦笑)、ブックカバーを掛け
 ていれば気になりませんのでご安心ください。

 ということで、以下のページをごらんの上、ちょっと気になったら、本日中に
 アマゾン.comでお求めくださいませ〜
 → http://www.kikidasu.jp/killer/


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  発行・編集:大和田順子
  URL: http://www.owadajunko.com
  E-MAIL: info@owadajunko.com
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