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日本でLOHAS(ロハス)を最初に紹介した大和田順子のメルマガ。(2002年9月「日経新聞」)2008年2月には3冊目のLOHAS本『ロハスビジネス』(朝日新書)を出版。ロハスライフ、ロハスビジネスやまちづくりについての最新情報・ヒントをお届け。

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2008/08/29

【ロハス&サステナブル】vol.81 CSR活動でも広がる農山村と都市交流

vol.81 CSR活動でも広がる農山村と都市交流


【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント
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◆◇    LOHASで創るサステナブルな社会        
◇◆                           
◆◇      【81号】2008年8月29日        
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 こんにちは。
 LBA(ロハス・ビジネス・アライアンス)の大和田順子です。

 気候変動の現象のひとつに、気象が激しくなるというものがありますが
 まさに、最近の局地的な集中豪雨は、それを示すものではないかと思い
 ます。

 毎年滞在している八丈島は熱帯に近い気候ですので、以前から同じような
 雨の降り方が日常茶飯事で、雷が轟き、猛烈な強さの雨が、局地的に
 ザーっと降り、1時間もすると止むというような。そして、台風も年に数
 個は直撃し、島内のどこかの防波堤が、台風の波で破壊されてきました。
 島内の坂道などには、大きな排水溝が道の真ん中についていて、局地的な
 集中豪雨が地下に流れるようになっています。
 こうした離島の経験に学ぶ面もあるのかもしれません。
 
 今年の八丈は一転して一か月近くも雨の降らない状況が続き、農作物に
 影響が出始めるほどでした。滞在後半で、ようやく本格的な雨が降り、
 安心をしたところでした。
 
 島での生活は今年も地産地消の食生活を中心に過ごしましたが、地元の
 食品スーパーにも”地産地消コーナー”ができていましたよ。また、
 地域で活動する人たちとの出会いがあり、私にとって農山村活性化の
 フィールドは八丈島♪と改めて思った次第です。

 こんな10日間でした。島の日の出をお届けします
 → http://www.owadajunko.com/archives/2008/08/2008.html 


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
┃ 企業のCSR活動で広がる農山村と都市交流
┃  活用5類型とアグリ・コミュニティビジネス
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 
 『カイラス』6月号の特集で「農業からアグリ・コミュニティビジネス」とい
 うコンセプトを提唱しましたが、改めてこの考え方について、ご説明すると、

 「アグリ・コミュニティビジネス。それは、有機農業やGAPなど、より安全で
 確実な農法や生産管理手法を採用し、企業の発想で生産手法を革新し、マーケ
 ティングを取り入れる。また、農産物の生産にとどまらず、食品への加工やツ
 ーリズム、農業体験との融合による6次産業化や、農商工連携を進める。

 そして何より、そこにしかない自然資本(里山、森林、河川)や、食文化、生
 活文化といった地域力と、都市居住者と地元居住者の交流力を組み合わせ、新
 しい社会・文化を創出しようというものです。」


 『カイラス』6月号に掲載した記事の元原稿をPDF化しましたのでよろしければ、
 ダウンロードしてご覧ください。

 「食と地方と農のパラダイムが変わる 農業からアグリコミュニティビジネスへ」
 → http://www.owadajunko.com/archives/agric%E3%80%80080512.pdf


 ◆企業のCSR活動で農関連ものが注目

 最近注目の”都市と農山村の交流事業”を類型化してみると6つ位に分ける
 ことができそうです。

 1.学校教育での活用 : 小学校5年生の農村体験の義務化に向けて、モ
   デル事業が開始されている

 2.新しいライフスタイル : ”半農半X”というような、農のある暮ら
   しや、定年後の農業など、新しいライフスタイルを学習するプログラム

 3.中小食品関連事業者の畑 : 無農薬農産物を扱う自然食品店や、お菓
   子やさんが、自社の原料の生産を農山村に委託するとともに、顧客と収
   穫など産地見学会を開く。

 4.大企業の社会貢献活動 : 大企業が社会貢献活動として、農山村に自
   社のエリアを確保し、社員と共に作物の植えたり、農山村の資源を使っ
   てワークライフバランスや五感を使うプログラムを実施。

 5.商店街との交流 : 都市部の商店街や限定された商業エリアの交流。
   都市部でのファーマーズマーケットの開催や、交流事業。

 6.限界集落、農山村の活性化事業 : 社会貢献活動から一歩踏み込み、
   自社の事業として、限界集落や農山村の資源を活用した事業を行う。
   持続可能な地域社会のモデル創出を目標に、企業と都市住民が共に活
   動するという事業も可能。

 例えば、三菱地所グループでは、8/8に山梨県北杜市須玉町増富地区で社員と
 その家族を対象としたバスツアーを実施されました。49名が参加し、野菜の
 収穫、野菜のパエリアづくり、川遊び、温泉など、地域の自然や恵みを堪能
 しました。レポートが掲載されています。
 → http://tourism-univ.net/report/social/mitsubishi_csr/0808_01.html


◆LBAアグリ・コミュニティビジネス研究会とは

 アグリ・コミュニティビジネスの考え方に基づき、6類型のCSR活動を研
 究し事業プランを作り、実践例を増やしていこうというものが、LBAの
 「アグリ・コミュニティビジネス研究会」です。

 まずは、すでに多くの実績を挙げているNPOえがおつなげてのフィールド、
 山梨県北杜市須玉町増富地区に限界集落の現状と可能性をテーマに、視察バ
 スツアー(9/9)を開催します。

 さらに、都内で2回にわたるワークショップを開催し、参加者自らが自社の
 事業や、自分とかかわりの深いエリアを想定フィールドとして、今後の事業
 プランを練るという内容です。
 講師には、「NPOえがおつなげて」代表理事の曽根原久司さんをお願いし
 ています。コーディネーターを私が務めます。

 すでに都市と農山村の交流イベントや無農薬の米を原料にした健康飲料・
 化粧品を開発・販売している企業や、有機農産物の普及啓発活動を行ってい
 る団体、都内有数の商店街のご担当者様などが参加申込されています。

 この研究会は「関東ツーリズム大学」と共催で行うもので、研究会の詳細が
 以下に掲載されていますので、ぜひご覧くださいね。
 → http://tourism-univ.net/class/research/hokuto_01.html
 

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┃ 編集後記
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 お知らせをいくつか。

【エコ・ジャパンカップ2008】応募締め切りは9/15

 環境ビジネスウイメンと環境省、総務省等が共催するエコ・ジャパン
 カップが今年も開催されます。目下応募受付中です。海外からも今年は
 エントリーが可能です。
 → http://www.eco-japan-cup.com/

 去年、LBAも「環境ビジネスウイメン賞」をいただきましたが、
 ※受賞者インタビュー
 → http://www.eco-japan-cup.com/2007/prize/interview/07.html

 ビジネス部門だけでなく、ライフスタイル(カルチャー)や、地域活性化
 部門もありますので、ぜひ応募なさってくださいね。
 新しい出会いが沢山ありますし、入賞作品は12月に開かれるエコプロダク
 ツ展で展示もされます。PRの場として大いに活用してください。


【日本マーケティング塾 サマーセッション】9/3(青山で開催)

 久々にロハスマーケティングを語ります。
 ロハス層は、自ら高い意識で行動し、人に勧めますが、関心はあっても
 行動していないのがマジョリティの生活堅実層です。
 ここをどう動かすか?
 その実例を今回はお話したいと思います。
 それから、商業施設や町づくりの未来像についても。
 http://www.marketingjuku.co.jp/juku/Open/MainG01.asp?contents=G07

 もう一回、暑くなってほしいですね・・・


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  発行・編集:大和田順子
  URL: http://www.owadajunko.com
  E-MAIL: info@owadajunko.com
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