2008/05/28
【LOHAS&サステナブルスタイル】vol.77 アグリ・コミュニティビジネスという発想
vol.77 アグリ・コミュニティビジネスという発想 【LOHAS(ロハス)生活とビジネスをつなぐ視点・ヒント ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ LOHASで創るサステナブルな社会 ◇◆ ◆◇ 【77号】2008年5月28日 ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。 LBA(ロハス・ビジネス・アライアンス)の大和田順子です。 前回のメルマガから早いもので一か月も経ってしまいました。 近年は、GW前後の会話が「今年は田植え、どこに行くの?」あるいは 「行ったの?」というものが多くなりました。 私は今年は茨城県つくば市の直売所「みずほの村市場」が行った田植えに 夫と参加してきました。娘は最近あまり、一緒に行ってくれなくて さびしいものがあります(苦笑) 田植えの様子と、「みずほの村市場」の様子をレポートしています。 http://www.owadajunko.com/archives/2008/05/post_82.html ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ アグリ・コミュニティビジネスという発想 ┃ 農的ライフスタイルと地域活性化をむすびつける ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 3月に創刊された雑誌『カイラス』では、「環境先進企業が市場を動かす」 という特集を書き下ろしましたが、 ※『カイラス』創刊号の内容と、出版記念パーティの様子 http://www.owadajunko.com/archives/2008/03/315.html 6月に発行の第2号ではアグリビジネスを特集してはいかがでしょうと 提案したところ、企画が通ってしまい、ナント総論を書くことに・・・ この一年、田植えに行ったり、農家や農業関係者との接点が増えてきたとは いえ、市場の新しい動きをふまえ、これからのトレンドを読み解こうという テーマは私にとってはすごいチャレンジとなったのでした。 既存資料、書籍をダダーっと集め、関係者の方々にヒヤリング、取材をし ついに、一つのコンセプトが浮かび上がってきたのでした。 名づけて「アグリ・コミュニティビジネス」♪ それは、有機農業やGAPなど、より一層安全で確実な農法や生産管理手法を 採用し、企業の発想で生産手法を革新し、マーケティングを取り入れる。 また、農産物の生産にとどまらず、食品への加工やツーリズム、農業体験との 融合による6次産業化や、農商工連携を進める。 そして何より、そこにしかない自然資本(里山、森林、河川)や、食文化、 生活文化といった地域力と、都市居住者と地元居住者の交流力を組み合わせ、 新しい社会・文化を創出しようというものです。 そして、このコンセプトのもと、全国から15の事例をピックアップしました。 全国各地で20年以上をかけて、地道に地域発のブランドづくりを成功させた 「伊賀の里もくもくファーム」、「高知県馬路村のゆず」、「宮崎県綾町の 有機農業」など農を中心とした地域づくりのフロンティア。 若者や企業の社員を呼び込むNPOえがおつなげての「関東ツーリズム大学」や、 都市住民が野菜作りを行う会員制の「農業体験農園」。 企業では、百貨店子会社「阪急泉南グリーンファーム」による有機JAS野菜の 生産や、機能性野菜というプレミアムカテゴリーを創出しようという「ベジ フルーツ」など。 また、農家自身による取り組みでも、農家の収益性の向上を追求しつつ、会員 制度やイベントを通じて消費者との交流を行う直売所「みずほの村市場」など をご紹介しています。 ところで、以前ご報告したかもしれませんが、大分県竹田市では昨年10月から 「食育ツーリズム雇用創出大作戦」という、農産物加工や、商家民泊、温泉など 地域の資源を活用して3年で195人の雇用を創り出そうというもの。 http://www.owadajunko.com/archives/2008/05/post_81.html 『カイラス』アグリビジネス特集の後半は、そんな竹田市や大分のルポを 食環境ジャーナリストの金丸広美さんがお書きになっています。 詳しくは『カイラス』6/15発行号をご覧いただくとして、 今回、この原稿を「LBAアグリ・コミュニティビジネス研究会」という名前で 書きました。 執筆者は私と、LBA会員でデミPRの田熊秀美さんです。 LBAにそんな研究会あったの? 実は、この原稿を書いているうちに、そういう研究会を作ることを決意したの でした(笑) 7月にLBAも、おかげさまで2期目を迎えます。 一年目同様、年に4回の定期セミナー&交流会を開催しますが、2年目は何か 実践的な活動もしたいと思っていたので、「アグリ・コミュニティビジネス」 をテーマに具体的な活動を展開すべく、準備をすすめています。 詳しくは次回(6月中旬予定)のメルマガでお知らせさせていただきます! ちなみに次回のLBAセミナーは7月15日です。ちょっと気が早いんですが、 なんかこのテーマ気になる!というあなたは、手帳に記入しておいてくださいね。 テーマは「アグリ・コミュニティビジネス」、セミナーの講師には、経産省で 農商工連携事業支援を担当する部署の責任者の方や、実際に同事業を手掛けて いる経営者の方をお招きします。 企業がCSRや福利厚生で、従業員とその家族による野菜や米作りを行うといった 活動が今年各地で一斉に始まっていますね。 今週末私は、山梨県北杜市でNPOえがおつなげてがコーディネートする 伊藤忠ファームでの活動を取材してきます。 年に4回、社員とその家族がでかけて大豆を植え、味噌を作ろうという 今年から始まったプログラムです。 ※NPOえがおつなげて↓ http://www.npo-egao.net/index.html ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ┃ 編集後記 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 先週は共著者の水津陽子さんと石見銀山&「群言堂」さんにおじゃまして きました。服飾雑貨メーカー「群言堂」については『ロハスビジネス』 (P175)に水津さんが書いてくださっていますが、代表の松場登美さんは、 ここ石見の古い町並みの中で暮しながら、田舎の暮らしにこだわった 物づくりをされています。 今回は、江戸時代の武家屋敷「阿部家」を改修した家に泊めていただきました。 寝室は蔵の二階、洋室に改修され、ベッド2つのツインルームに。 パジャマや寝具は、全て群言堂オリジナルの商品で、とても気持のよいもの。 食事は、かまどが3つある台所に置かれた大きなテーブル、小学校の階段 の手すりを再利用して作られたもので、登美さんの手料理と、地元の日本酒 で、とっても豊かなひと時を過ごすことができました。 詳しくは、次号でまた報告させていただきます。 田舎の暮らし、農のある暮し、新しいライフスタイルを始める人が 増えていますね。 今年からGWをグリーンウイークと呼ぶことにしましょうと小池百合子さんが 呼びかけていらっしゃいます。週末は野菜づくりやハイキングなど緑に親しむ グリーンウイークエンドでカーボンオフ(CO2削減)です。 ※グリーンウイーク イベント(赤坂サカス) http://www.owadajunko.com/archives/2008/05/post_79.html ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行・編集:大和田順子 URL: http://www.owadajunko.com E-MAIL: info@owadajunko.com ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ Copyright 2008 Owada Junko All Rights Reserved.



