パパ・ママの視線~成長は子供だけではない~  RSSを登録する

子育てに「マニュアル」は必要ありません。「この場合はこうしたらいい」とかほとんど通用しません。子供の心の状態によって全く違うからです。親が成長し、子供の心を感じ取ることが大切です。子供服の店主が綴る「親の成長力」を考えるメルマガです。

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2007/07/27

【パパ・ママの視線】399:モンスターペアレンツ2

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        「パパ・ママの視線〜成長は子供だけではない」 399号

              【モンスターペアレンツ2】   

    バックナンバー公開中!⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000172039/

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  おはようございます。

  このメルマガは、子供を教育する親の立場に立ち、その親の「成長意欲力」を
  再認識することを主眼に書いています。

  わが子の教育に「こんな場合はこうしたらいい」
  「こういう場面はこういったほうがいい」と言うようなマニュアルはありません。

  私達親たちの言動が子供の心を育てます。

  マニュアル本に頼る前に、まず親である私たちが成長しなければなりません。

  私たちは今まで「ヤラなかったのか」「ヤレなかったのか」
  本気で再度、考えていきませんか?

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  397号で取り上げた「モンスターペアレンツ」。
  よく見るサイトの「All About」にもその記事があった。

  http://allabout.co.jp/children/ikujinow/closeup/CU20070723A/index.htm?NLV=CN000038-265

  興味がある方は読んでいただければ幸いである。

  よくそんな要求ができるものだと、
  その頭の構造を疑う。

  その記事の最後には、「あなたはモンスターペアレントを笑えますか?」とある。
  誰でもその潜在的な部分を持っているという。
  
  確かにそれはあると思う。

  「確かに子育てとは戸惑い迷うもの。
   子どもを心配するあまり、冷静さを失ったり、
   常軌を逸するのを私は責めることができません。」

  筆者の言葉である。

  責めるとか責めないとかの問題ではなく、
  私は子供に対する視線の置き方が、
  そもそも間違っていると感じるのである。

  親たちは誰でも、子育てに迷いが生じたり、悩んだりする。
  子育ては親が死ぬまで終わりはなく、
  いつだって我が子は可愛い「子供」である。

  
  その我が子への躾のやり方を覚えようとせず、
  自分が感じたことそのままを学校にぶつける理不尽さを、
  我が子が見ていることを分かっていないことが大問題なのだ。

  親同士、大人同士が「分かったような」振りをして
  傷の舐め合いなどしても、何一つ子供の役に立たない。


  今やるべきことをしっかりとやる、 
  これが「当たり前のことを当たり前にやる」ことに他ならない。

  理不尽行動を抜粋してみる。

  ・義務教育は無償なので野球部のユニホームは学校で洗濯すべきだ

  自分で使ったものは自分で洗う。
  それができないのなら親が洗う。

  こんなことを学校にやらせること自体が子供ためにならない。


  ・運動会の練習で「気をつけ」と号令をかけたら
   「軍隊みたいな教育をするな」

  運動会で「気をつけ!」と号令をかけるのは、
  秩序を守り、次の動作を機敏にするための準備である。

  軍隊でやっていたことだとしても、
  自分が軍隊に入っていたわけでもないのである。

  他に整列をさせる掛け声があるのか。
  その親だって「気をつけ!前ぇ倣え!直れ!休め!」といわれて
  校庭に並んでいたことがあったはず。

  推測すれば、この親は並ぶことができなかった、
  落ち着きのない子供だったのだろう。

  
  ・子供がひとつのおもちゃを取り合って、ケンカになる。
   そんなおもちゃを幼稚園に置かないでほしい

  おもちゃの取り合いなんて、家庭の中の兄弟でもある。
  そんなことを繰り返しながら、子供の中で
  取られないように、仲良く遊べるようにと考えていくものだ。

  取り合って負けて、そして泣いて、親に言って、
  そのバカ親が幼稚園に文句を言う。

  昔なら、「負けるお前が悪い。」と言われるのがオチ。

  そうやって知恵を絞って、「勝てる」ように考えたり、
  「ケンカしない」ように考えたりするのである。

  親が教育機関にたかが「おもちゃ」のことで
  文句を言うなんて、考えてみたことがない。

  
  取り上げたらきりがないので、この辺で留めておく。

  自分の行動が子供にどう映っているかを
  親自身が熟慮しなければならない。

  親は文句を言うことができる。
  しかし、そのために子供の心が育まれるのだろうか。

  自分の言ったことが、子供の将来に役立つのだろうか。


  誰でもモンスターペアレンツになる可能性があると言うが、
  悪い可能性を謳っても何の解決にもならない。

  誰でも「クレバーペアレンツ」になる可能性があるのだから、
  我が子への視線を省みて、人の痛みを感じる親になる姿勢を持つ。

  温かみのある言葉を言っている親には、
  心優しい子供が育つ。

  世の常である。


  余談だが・・・  

  私の友人が言っていた。
  「今のこういった親は子供をペットと勘違いしている」と。

  泣けば誰かのせいにし、傷つけば何かのせいにし、
  その追求をやめることはない。

  ペットは物言うことができない。
  だから飼い主がそれを代弁して行動する。

  モンスターペアレンツ=飼い主

  子供=ペット

  こう考えると、彼らの頭の構造が見えてくるようである。


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  ■編集後記

  今回の記事の続きのようですが、
  「子供の毛染め、ご用心 弱い頭皮…炎症・ショック症状の恐れ」
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000902-san-soci

  という記事がありました。

  ただ「可愛いから」という理由で、
  大人でも「パッチテストをしてから」と注意書きがあるのに、
  無防備に子供に使ってしまうことに違和感を覚えます。

  大人が使っていいものだから
  子供が使っていけない理由がない、なんて都合のいい解釈を
  大人が認めてしまっては、秩序なんて保てません。

  私の妻も髪を染めますが、
  生理中にはそれを必ず避けます。

  そのくらい大人でも神経を使うものなのです。

  大人の無防備さが子供に伝染する。
  これも当たり前です。

  自分が使っても、そして口に入れても、
  子供が使ったり飲んだりしてはいけない理由を
  子供に説明できない親であってはなりません。

  酒もタバコもなぜ二十歳なのか。

  「法律で決まっているから」だけでは子供は理解できない。
  分かる子は分かりますが、分からない子には
  その説明をする。

  それでも分からないようだったら、自分がやめる。

  その姿勢が子供にその「理由」を教える最高の教科書です。

  髪が抜けて生えてこなくなった子がいます。 
  アレルギー体質になったり、肝機能が低下した子がいます。

  そうなってからでは遅いのです。

  親の安易な気持ちと行動は我が子の将来を
  破壊することにもなりかねないことを
  私達親は、肝に銘じるべきですね。
 

  
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  ・発行者 上原重治(キッズウエアハウス タイニーマイス店主)
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