2007/07/18
【パパ・ママの視線】393:本心は
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「パパ・ママの視線〜成長は子供だけではない」 393号
【本心は】
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おはようございます。
このメルマガは、子供を教育する親の立場に立ち、その親の「成長意欲力」を
再認識することを主眼に書いています。
わが子の教育に「こんな場合はこうしたらいい」
「こういう場面はこういったほうがいい」と言うようなマニュアルはありません。
私達親たちの言動が子供の心を育てます。
マニュアル本に頼る前に、まず親である私たちが成長しなければなりません。
私たちは今まで「ヤラなかったのか」「ヤレなかったのか」
本気で再度、考えていきませんか?
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子供が心を開いて何でも言える人は稀である。
それが親であろうと、教師であろうと。
生意気なことを言ったり、
時には大人が本気で怒るようなことも平気で言うことがある。
しかしその本心は、ただの反抗ではないものもある。
心をなかなか開かない女子生徒がいた。
教師に対して敬語など全く使わない。
ある日、彼女が所属する器楽部の新しい部長を決める会議があった。
彼女は他の委員会の仕事があったため
会議の始まる時間に間に合わなかった。
それは昼休みだったので、彼女は時間をもてあまし、
職員室の教師のところへやってきた。
彼女は「委員会の仕事があって、行きそびれた」と言った。
「じゃぁ、今から行ってこい」と言う教師の言葉に「嫌だ」と答える。
教師は「あっそ。じゃぁ、行かなくていいよ」。
しかし、いつまでもそばに立っている。
彼女は「一応、行ってやろうかと迷ってる」。
教師は一緒に行ってあげることにした。
しかし、遅れて途中から入るのは嫌だと言う。
「先生もそんなときがあったな。遅刻が嫌だったから学校休んじゃった」
それを聞いた女子生徒は「バカじゃないの」。
そんなやり取りをしていたら、気付いた生徒が手招きをし、
彼女はニコニコしながら会議をしている音楽室に入っていった。
「先生、もういなくてもいいよ。邪魔だから」
これを聞いた教師は大笑いをした。
その後彼女は、友達関係や家庭のことなどを頻繁に相談するようになった。
子供が心を開くのは、自分のわがままを受け入れてくれる人なのだと感じた。
あれはダメ、これはダメ、こうしないとダメ。
やること全てを否定されることが続けば、
子供はわがままと思っていても、
否定する大人に心は開かない。
確かに言葉遣いは大事である。
しかし、大人に対して「タメ口」で話すときは、
ある時は「甘え」があるのかもしれない。
私は礼儀作法、目上に対する言葉遣いには神経を使う。
しかし、あまりそればかりでは空気が窮屈になり、
良好な人間関係は築けないことにもなるだろう。
時と場合にもよるだろうが、子供の本心を見抜けずに、
大人の都合を押し付けることは、
子供の甘えたい気持ちを押しつぶしてしまうことになる。
子供の言動を自分の物差しだけで計ることは、
自分の器の小ささをさらけ出すことにもなる。
本心を見抜くための技術はいらない。
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■編集後記
2004年に新潟中越地震が起き、その傷跡も完全に癒えていないのに、
また大きな地震が同じ地域を襲いました。
今回は台風4号が豪雨をもたらしたあとだけに、
その被害も甚大なものになってしまっています。
17日現在で、死者9名、負傷者100以上と報道されています。
怪我をしていなくても家をなくした方も大勢います。
今は自衛隊員の人たちが懸命な援助、復旧作業をなさっています。
生活で安心できずにいるお年寄りに、
さらに追い討ちをかけるような天災。
どうしてこうも弱者ばかりが辛い思いをするのかと、
この理不尽な状況に胸が痛みます。
この地震という天災は、逃げようがありません。
あまりにも突然に大地が揺れるのです。
地震が起きるたびに、「守るべきものは何か」を考えます。
自分が家を失っても、やはり家族だけは失いたくない。
たとえお金がなくなっても、家族だけは失くしたくない。
その思いは強くなるばかりです。
被災地の方々が1日も早く、
安心して朝が迎えられるように祈っています。
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