2009/02/21
左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第168号「左手書字の研究―実技編(10)」
★ 祝 ★【創刊三周年】 「石の上にも三年」…がんばりました! 前人未到 第166号! <日本一>の左利きメルマガ「週刊ヒッキイ」 ◆2008年12月発売の『左利きの人々』渡瀬けん/著(中経の文庫) 「参考サイトその他」欄に「週刊ヒッキイ」が掲載されました! http://www.amazon.co.jp/dp/480613256X/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22 ◆2007年12月、雑誌『R25』メルマガ『親力』で紹介されました! http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112007120616 http://archive.mag2.com/0000119482/20071227011750000.html ┏【おまけコーナー】--------------------【左利きのテレビ】┓ {2/26}放送予定(関西ローカル)朝日放送“おはよう朝日です” 『トレンドエクスプレス』コーナー(AM7:10〜頃)にて、左利きグッ ズが紹介されるそうです。(番組協力&情報提供:菊屋浦上商事) 「番組の予定表」26(木)・左利きグッズあれこれ http://asahi.co.jp/ohaasa/ ┏【おまけコーナー】------------------------【左利きの本】┓ {増刷決定}4刷 『左利きの人々』渡瀬けん/著(中経の文庫) 3刷で2万3千部から、またまた増刷との事。実は、左利き関係の 本が増刷されるということは珍しいことです。うれしい限りです。 http://www.amazon.co.jp/dp/480613256X/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22 ><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>< 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン ><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>< 右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして 左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう! ><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>< 第168号(No.168) 2009/2/21 「左手書字の研究―実技編(10)横書き(1)」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─目次― 欄外 おまけ...【左利きのテレビ】{2/26}“おはよう朝日です” 欄外 おまけ...【左利きの本】{増刷決定}4刷『左利きの人々』 ≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」..第三土曜日掲載 (10)横書き(その1)縦書きと横書きの違い ▼レフティやすおのサイト案内▼・・更新情報・・ ▼次号案内▼ ▼バックナンバーの閲覧▼ ▼c(^0^)y レフティやすおの編集後記 ( ..)φ▼ 欄外≪初歩的古典入門メルマガ「楽しい読書」第14号のお知らせ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------ ≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」..第三土曜日掲載 (10)横書き(その1)縦書きと横書きの違い ------------------------------------------------------------ 過去8回の「実技編」では、 順手による縦書き左手書字の方法を検討してきました。 「順手縦書き左手書字」は、一応これで終わりとし、 今後は、「順手横書き」、 さらに「逆手」による左手書字の方法を検討してゆく予定です。 ・・・ 今回は、「順手横書き」の検討に入ります。 まずは、縦書きと横書きの違いについて。 ――――――――――――― *** 横書きの書字方向 *** ――――――――――――― 縦書きと横書きとでは、どこがどのように異なるのでしょうか。 縦書きは、文字通り縦に文字を綴ってゆく書き方です。 それに対して横書きは、横に文字を綴ってゆく書き方です。 縦方向に書く場合は、基本的に 上から下への動きが誰にでも納得できる自然な方向でしょう。 それに対して横方向に書く場合は、どうでしょうか。 右からと左からとの両方の書き方が考えられます。 実際に世界には、この二通りの書き方が存在します。 左から右へ綴る書き方は、広く世界中で使われており、 アルファベットを使う、西洋を中心に世界中に広がりました。 一方、右から左に綴る書き方は、 ヘブライ文字やアラビア文字ぐらいで、 ごく限られた言語でしか使われていません。 これらの文字は、元々石にノミで刻むという書法であり、 この場合、右利きの人は、 右手にハンマーを持ち左手にのみを持つことになり、 右側から刻むほうが便利だったのです。 その伝統が今も残っているのだといわれています。 では、それ以外の言語ではどうだったのでしょうか。 アルファベットのもとになったものは、 古代メソポタミアのシュメールの楔形文字に起源を持つ といわれています。 これらは、柔らかい粘土に草の茎の先で、 楔形の印を刻んで書いたものです。 元々は縦に書いていたものが、 あるときを境に文字ごと90度方向転換し、 今日につながる、左から右へ綴る横書きに変わった、 といわれています。 (上から下へ) ∧ ┃ ∧ ┃ ∧ ┃ ↓ (左から右へ) ━ ━ ━ < < < これは、右利きの人にはこのほうが便利だったから、 といわれています。 これは、用紙ごと90度左側に回転させた、 左横倒し方式といえるでしょう。 ―――――――――――― *** 日本語の横書き *** ―――――――――――― 日本では、幕末から明治以降、 西洋の文物が輸入されるとともに、 横書きが導入されるようになりました。 このときに一部で混乱が起きます。 昔からあった一字縦書きが、西洋式の横書きと混同され、 日本独自の右から書く右横書きが現れます。 一字縦書きというのは、額などに揮毫されるもので、 天 地 人 を、一字ごとに改行しますと、 「人・地・天」 となり、一見、右横書きに見えます。 で、日本語では、右横書きが本来の書き方だ、 といった誤った見方が生まれ、混乱状態となったのです。(*) ――――――――――――――― *** 左手での横書きの難点 *** ――――――――――――――― いつものクセで、また横道に入ってしまったようですが、 このように、本来、横書きというものは、 右手で書くのに都合の良い方法として定着してきたものです。 そういう綴り方を左手で行うのですから、 それなりの工夫が必要になってくるのは、当然のことでしょう。 「順手縦書き左手書字」法のポイントは、 ペン(筆記具)の先を常に身体の中心線と平行に、 真っ直ぐに保つことでした。 そのため、 手および腕の方向が真っ直ぐになる位置で書くこと、 書き始めの位置を、 身体の中心より握りこぶし一つ分程度左寄り、 とし、 その位置からこぶし一つないし二つ分ぐらいの範囲で書く、 それ以上左にきたら、用紙の位置をずらし、 常にこのこぶし一つから二つ程度の範囲内で書くようにする、 ということをあげました。 ところが横書きでは、この書く範囲が常に横に長く、 常に横移動を余儀なくさせられるのです。 真っ直ぐにペンを持てる範囲を超えて、 移動させなければならないのです。 ━━━ 文字 │/ 左腕の角度の変化 └●┘ 文字を追いかけるように、 手および腕を動かさなければなりません。 結果として、「押す」ように書く形になります。 これが、文字を書く上でのギクシャクとした動きにつながり、 障碍となってきます。 また、右端に行くほど、右下がりの文字になるなど、 「右手書きの書き癖」を文字の理想的な美の形とする 従来の伝統的な文字の姿から外れたものになってしまいます。 ――――――――――――――――――――――― *** 左手横書きの具体的方法―用紙の置き方 *** ――――――――――――――――――――――― では、どうすれば、この問題をクリアできるのでしょうか。 左利き筆法(※)を思い起こして見ましょう。 二つの方法があります。 (1)用紙を左側に寄せて置く方法 (2)用紙を置く角度を変える方法 しかし、用紙を左側に寄せるといっても、限界があります。 横幅の大きな横長の用紙に書く場合には、 どうしても身体の中心線を越えるケースも出てくるでしょう。 その場合には、先ほどのような、障碍が生まれます。 では、二番目の方法はどうでしょうか。 これにも二つの方法があります。 用紙を真っ直ぐに身体に正対して置くのではなく、 (A)右側に倒しておく、斜め置き (B)さらに進めて用紙を横倒しに置く、90度右回転式 ―これは、楔形文字のときの90度左横倒し方式の ちょうど逆だといえるでしょう。 です。 では、次回から実際に書きながら検討してゆきましょう。 * 『横書き登場―日本語表記の近代―』屋内池誠/著 岩波新書 「お茶でっせ」04.2.17「『横書き登場』屋内池誠」 http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/02/post_5.html ※『左きき書道教本〈復刻版〉』(フェリシモ 左ききカタログ) 左利き友の会による左利き筆法を紹介した本 http://www.felissimo.co.jp/mall/v1/cfm/products_detail001.cfm?WK=8632&GCD=224361 -- * レフティやすおの左組通信 『―左組通信』 「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」 http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/hg.siron04.lhw.html * 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ・第124号(No.124) 2008/3/15「左手書字の研究―実技編(2)」 http://archive.mag2.com/0000171874/20080315074500000.html 「左手書字の研究―実技編」 (2)縦書きと横書き―左手書字の要点 ・第120号(No.120) 2008/2/16 「左手書字の研究―実技編(1)はじめに」 http://archive.mag2.com/0000171874/20080216074500000.html ・第21号(No.21) 2006/2/25「字は右手で書くものか?」 http://archive.mag2.com/0000171874/20060225075000000.html 「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その13― 字は右手で書くものか?」 「左手で字を書く・実践編 1:正しい持ち方を身に付けよう(1)」 ・第23号(No.23) 2006/3/25「字は右手で書くものか?(2)」 http://archive.mag2.com/0000171874/20060325075000000.html 「左手で字を書く・実践編 1:正しい持ち方を身に付けよう(2)」 ------------------------------------------------------------ ●レフティやすおのサイト案内●・・更新情報・・ ―今週更新された主な記事― ------------------------------------------------------------ ・左利きを考える レフティやすおの左組通信 http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/ ・レフティやすおのお茶でっせ(◆『モノ・マガジン』2008.2.2号 (No.598)「特集・左利きグッズ大図鑑」で紹介されました、 左利きがメイン・テーマのブログ!) 2.20 勝間和代/著『読書進化論』:レフティやすおが読む http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/ ・レフティやすおの本屋 http://myshop.7andy.jp/myshop/lefty-yasuonohonya ・「レフティやすおの本屋」店長日記 http://yaplog.jp/lefty-yasuo/ ・レフティやすおの新しい生活を始めよう! http://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/ ・レフティやすおの作文工房 2.20 勝間和代/著『読書進化論』:レフティやすおが読む (「お茶でっせ」より転載) http://ameblo.jp/lefty-yasuo/ ・左利きの願い事―左組掲示板 http://8821.teacup.com/leftyyasuo/bbs ・新『左利きを考える レフティやすおの左組通信』掲示板 http://lefty-yasuo.green.coocan.jp/ ・「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」コミュニティ http://magnet.mag2.com/pc/page_f_home/6410 ・「レフティやすおの楽しい読書」コミュニティ http://magnet.mag2.com/pc/page_c_home/486 ------------------------------------------------------------ ▼次号案内▼ ------------------------------------------------------------ 第169号(No.169) 2009/2/28 「<左利きプチ・アンケート>」(予定) 内容: ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載 第59回アンケートの現在の結果と感想 <左利きプチ・アンケート>は毎月更新してきましたが、 今年から、二ヶ月に一度の更新とします。 当アンケートも50回を越えますと、 これというアンケートを考えるのもなかなか難しくなります。 次週は、前回のアンケートの現在の結果の紹介と私の感想を。 ------------------------------------------------------------ ▼バックナンバーの閲覧▼ ------------------------------------------------------------ (バックナンバーは以下のページからご覧ください。) ・『まぐまぐ』のバックナンバー・ページ http://archive.mag2.com/0000171874/index.html ・『左組通信』「週刊ヒッキイ」のページ http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/mm-hikkii.html (最新のバックナンバー一覧号) ・第148号 2008年夏季臨時増刊「既刊号一覧2008年前期」 http://archive.mag2.com/0000171874/20080830074500000.html ・第165号 2009/1/31冬季臨時増刊号「既刊号一覧2008年後期」 http://archive.mag2.com/0000171874/20090131074500000.html ------------------------------------------------------------ ▼c(^0^)y レフティやすおの編集後記 ( ..)φ▼ ------------------------------------------------------------ 先週は温かい一週間でしたが、今週は打って変わってまた冬に逆 戻りしました。まあ、これが当たり前といえばその通りなのですが。 またまた、ジャガイモの植え付けの時期が来ました。でも、寒いの でついつい億劫になってしまいます。でも、「蒔かぬ種は生えぬ」 というように、たとえ寒く辛い時期でも、我慢して作業しなければ、 収穫を迎えることはできません。どんなに辛くとも、今やらなけれ ばならないことは、最低限のことだけでもやらなければいけないの です。放り出すのはいつでもできます。とにかく、しがみついてで も、今やらなければならないことをがんばり抜きましょう。 今週は嫌でも、寒風の中、芋の植え付けです。明日のために! では、次週まで、さいならサイナラさいなら /~~~ ------------------------------------------------------------ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii/発行:レフティやすお 発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ 読者登録の解除(配信中止)はこちら → http://www.mag2.com/m/0000171874.html → http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/mm-hikkii.html ご感想はこのメルマガに「返信」するか『左組通信』メールへ → http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/an.mail.html Copyright(c) 2005-2008 by L.YASUO ------------------------------------------------------------ ◆ 初歩的古典入門古典の名作名著を楽しむための入口メルマガ 「レフティやすおの楽しい読書」第14号のお知らせ ◆ 第14号では、福沢諭吉の『学問のすゝめ』を取り上げます。 『学問のすゝめ』は、中村正直訳『西国立志編』と並んで、 明治初期の一大ベストセラーであり、 新時代の国民教科書として、広く読まれました。 一時は、役割を終えた過去の歴史的遺産のように 扱われたようですが、昨今では再び、 現代にも通用する生きた思想の書として評価されています。 2009(平成21)年2月号(No.14)-090228- 『学問のすゝめ』新時代の国民教科書 *『レフティやすおの作文工房』「別冊編集後記」 2009.2.28(予定)『学問のすゝめ』新時代の国民教科書 ―第14号「楽しい読書」別冊編集後記 http://ameblo.jp/lefty-yasuo/ ※ 登録及び解除(配信中止)は、こちら ↓ 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2009/11/07 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii号外 2009/11/7「ひと月お休みのお詫びと再開へのご挨拶」
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2009/09/26 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第198号「<左利きプチ・アンケート>第63回」
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2009/09/19 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第197号「名作の中の左利き(6)ホームズの名推理」
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2009/09/12 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第196号「初めての生活技術(10)ハサミを使う」
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2009/09/05 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第195号「<左利きムーヴメント>宣言!(4)」


