左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第137号「初めての生活技術(1)」
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左利きで生きるには
(レフティやすおの左組通信 メールマガジン)
週刊ヒッキイhikkii
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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第137号(No.137) 2008/6/14
「初めての生活技術(1)」
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─目次―
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第二土曜日掲載
―その16― 初めての生活技術(1)
□彡 読者のお便りから □彡
<左利きプチ・アンケート>第53回における
自転車のブレーキと利き手の関係についての訂正
▼レフティやすおのサイト案内▼・・更新情報・・
▼次号案内▼
▼バックナンバーの閲覧▼
▼c(^0^)y レフティやすおの編集後記 ( ..)φ▼
欄外≪初歩的古典入門メルマガ「楽しい読書」第五号のお知らせ≫
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▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第二土曜日掲載
―その16― 初めての生活技術(1)
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左利きの子供にとって初めての生活の技術を習うときが、一番
の問題となります。初めから左利きのスタイルで習う/習える
のか。それとも、右利きのやり方で学ぶのか/学ばざるを得な
いのか。どちらを採るのか、あるいは選ばなければならないの
か、という悩みが生まれます。
初めての生活技術との出会いについて考えてみましょう。
・・・
エネルギーは目に見えないが、見えるものより存在感があ
るように思える。光り輝くエネルギーを持つためには、見え
るものではなく、見えないものを磨く必要がいまこそあるの
かもしれない。
『烈々たる日本人 日本より先に書かれた吉田松陰伝
―イギリスの文豪スティーヴンスンがなぜ』
よしだみどり/著 祥伝社ノン・ブック(2000)
―――――――――――――――――
◆ 見えないけれど、見える性質 ◆
―――――――――――――――――
利き手や利き足、利き目などといわれる、
この「利き」という性質もまた目に見えません。
難しい言葉で言いますと、「リテラリティ」、
「偏側性」とか「一側優位性」などと呼ばれる性質です。
要するに、
右の手と左の手(あるいは右足と左足、etc...)どっちが器用?
どっちをよく使う?、という問いに対する答えです。
私はこっち、ぼくは逆、といった事柄です。
では、この「利き」―身体の左右の側における使用の「偏り」は、
本当に目に見えないのでしょうか。
実際に人の行いを見ていますと、
その人特有の癖といったものが観察できます。
それらの癖のなかには、
その人がある程度意識して作り上げたものもあれば、
その意志・意思とは無関係に、
その人の身体そのものが持っている固有の性質も含まれます。
その一つが毎度取り上げているこの「利き」という性質です。
個体が持つ性質―即ち、個性といわれるものの一つです。
身体から出てくるものですから、
当然身体を通して見ることができます。
子供たちを観察していれば、ある程度見えてくるはずです。
本来見えないものが、何かを通すことによって浮かび上がる、
そういう瞬間というものがあるのです。
言ってみれば、影絵のようなものかもしれません。
輪郭は分かるけれど、具体的な絵柄まではわからない。
それゆえに見る人によって、違ったものに見える時もあります。
人はそこに「自分の見たいものを見てしまう」こともあるのです。
ただし念のために申しておきますが、
この「利き」という性質は、非常に個人差のあるもので、
しかも成長期の子供の場合には、また一段と個人差が生まれ、
様々な発達段階を経て進展してゆく性質のものでもあります。
そこで非常に見極めにくい側面も持っています。
逆に、非常にわかりやい場合もあります。
あなたの目が、あなたの見方が歪んでいる、かもしれません。
あるいは、歪んではいない、正しく見ているかもしれません。
こういう隠れた性質を持っているのが、人間です。
――――――――――――――――――――――
◆ 子供たちは新しい生活技術を身につける ◆
――――――――――――――――――――――
その子供たちもそれぞれに生活を始めます。
人間としての営みの中には、
色々な生活のための基本となる技術があります。
これを伝えることで、本能とはまた違った情報により、
人間は次なるステップに登ってゆくことができるのです。
この点が、他の動物と人間との異なるところです。
子供たちは日々、
人間としての新しい生活技術を身につけてゆかねばなりません。
ここで、先の「利き」という身体の持つ性質が、
ちょっと問題をもたらす場合が出てきます。
親やまわりの大人から
子供たちは色々な技術を教わることになるのですが、
その際、
教えるほうと教わるほうのベクトルが共通していること
が良い結果につながる、と思うのです。
同じ立場で同じ方向から見ているほうが教えやすいし、
教わるほうもわかりやすいように思います。
そういう方向性といいましょうか、
見方・考え方といった取り組み方、
感じ方・捉え方といった受け取り方が共通していること、
それらを仲立ちする言葉が共通していること、
といった要素が大切だ、と思うのです。
―――――――――――――――――――――――
◆ 左利き生活技術伝授法のお手本・教科書を ◆
―――――――――――――――――――――――
例えば、お箸の持ち方や使い方を教える際に、
いつも同じ言葉で説明し、
同じ側の手を用い、ともに同じ道具を使って、
同じ動きを同じ条件で繰り返して教える。
この方法が一番分かりやすいと思うのです。
その都度違う人が、
その都度違う言葉や違う言い回しで説明し、
その都度違う道具で、異なる側の手で持って、
その都度違うやり方で教えていると、
教わるほうはそのたびに戸惑い、身につくものも身につかない
ということになりそうな気がします。
共通する言葉や道具といったものを持って、
それを手掛かり足掛かりとして利用しながら
教え導いていくことが、分かりやすい伝授法になると思います。
お手本がある、教科書がある、
そういう状態で教えるほうが、
手探りで闇の中を歩くような行き当たりばったりの教え方よりも、
より早くより遠くまで進めるはずです。
左利きの子供の場合、
得意とする手・腕、あるいは足が右利きの人とは異なります。
同じ一つの技術を学ぶ場合でも、
その手順に多少の違いが生まれることも十分考えられます。
教える側にも戸惑う場面があると思います。
教えるほうも教えられるほうも、
ともに心掛けて置くべきことがあるかも知れません。
そういう左右の違いから来る作業手順の違いや方法の違いを
それぞれの生活技術を一つずつ取り上げながら、
より理解しやすい、より教えやすい方法を
具体的に示すことができれば、利益となるのではないでしょうか。
当メルマガの第三土曜日掲載分の
≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」は、
そういう一つの試みです。
そこでこれから、この場で左利きの子供たちにわかりやすく
日常生活に必要な技術を教える方法を検討してみたい、
と考えています。
つきましては、
私はこういう時にはこういう方法で教えている、
あるいは、
こういう方法で教えてもらってわかりやすかった、
といった貴重なご経験がございましたら、
ぜひ教えていただけませんか。
もしくは、
こういう方法を試してみては、
というご提案、アイディアや工夫がございましたら、
ぜひお聞かせください。
読者の皆様のご意見をお待ちしています。
次回の予定は→
「―その16― 初めての生活技術(2)」(内容未定)
※
このシリーズ「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」は、
ウェブログ「レフティやすおのお茶でっせ」で始めた、左利きのお
子さんをお持ちの親御さんへの左利きの問題にどう対処すべきかに
ついての独断的アドヴァイス、および提案です。
・既発表分(その1〜6) ↓
『レフティやすおの左組通信』「レフティやすおの左利き私論3」
http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/hg.siron03.html
・「その7」以降 ↓
「週刊ヒッキイ」バックナンバー参照
・左手書字に関する考察
「―その13― 字は右手で書くものか?」
「左手で字を書く・実践編」
「―その14― 左手で字を書くために」
↓
『―左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/hg.siron04.lhw.html
(メルマガ・テーマ別バックナンバー)
第135号(No.135) 2008/5/31
「テーマ別BN3/左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080531074500000.html
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□彡 読者のお便りから □彡
<左利きプチ・アンケート>第53回における
自転車のブレーキと利き手の関係についての訂正
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第134号(No.134)2008/5/24「<左利きプチ・アンケート>第53回」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080524074500000.html
で紹介しました、
<左利きプチ・アンケート>
第53回自転車に乗るのは左側から右側から?
のなかで、
ブレーキについて、右手側が前輪・左手側は後輪で、
これには利き手が関係している
と書きました。
ところが、
それは違うのではないか、というご意見をいただきました。
現在調査中です。
以下に、今までに判明したことをお知らせします。
これは、交通法規に関係したもので、
右側通行か左側通行かで異なる、というのです。
右側通行の国(アメリカやヨーロッパの大陸諸国など)では
「左手側が前輪・右手側が後輪」とされていて、
日本やイギリスなどの左側通行の国では、
その逆の「右手側が前輪・左手側は後輪」とされている。
自転車には方向指示器がないので、
「自動車走行側の手を合図に使う」ことになっている。
(左側通行なら右手、右側通行なら左手で合図する。)
そのため、「主ブレーキ」である
後輪のブレーキ・レバーに手を置いたままで走行できるように、
後輪ブレーキは、その逆の手の側となっている。
即ち、
「左側通行なら左手側が後輪、右側通行なら右手側が後輪」
ということのようです。
[参考 ブレーキレバー位置に関する規格]
JIS:「ブレーキレバーは、一般に、前ブレーキ用をハンドルの右、
後ブレーキ用をハンドルの左に配置する。」(JIS D9301)
CPSC:「後ブレーキを操作するレバーは右ハンドルに付けること。
前ブレーキを操作するレバーは左ハンドルに付けること。」
(CPSC 16CFR1512) *(CPSC:米国消費者製品安全委員会)
※ 参照:
自転車のブレーキ(自転車 探険!)
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/brake.html
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●レフティやすおのサイト案内●・・更新情報・・
―今週更新された主な記事―
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・レフティやすおの左組通信
http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/
・レフティやすおのお茶でっせ
6.10 19対1の選択肢(右手右利き用対左手左利き用の比率)―左手
・左利き用品のホームセンターでの取り扱い品種について
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/
・レフティやすおの本屋
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・「レフティやすおの本屋」店長日記
http://yaplog.jp/lefty-yasuo/
・レフティやすおの新しい生活を始めよう!
「お茶でっせ」より左利き記事 1本転載
http://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/
・レフティやすおの作文工房
6.9 新訳本記事とメルマガ『レフティやすおの楽しい読書』―今密
かなブームらしい新訳本についての記事との共通項
http://ameblo.jp/lefty-yasuo/
・『左組通信』掲示板
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・「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」コミュニティ
http://magnet.mag2.com/pc/page_f_home/6410
・「レフティやすおの楽しい読書」コミュニティ
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▼次号案内▼
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第138号(No.138) 2008/6/21
「左手書字の研究―実技編(5)」(予定)
内容:
≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」..第三土曜日掲載
(5)ペンの持ち方―ペンの仰角
左手書字の要点―まずその入り口である、ペンの持ち方・構
え方を紹介してきました。その三回目では、ペンの仰角―角度
(高度)を検討します。そして、総まとめをしておきます。
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▼バックナンバーの閲覧▼
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・『まぐまぐ』「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
http://archive.mag2.com/0000171874/index.html
・『左組通信』「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/mm-hikkii.html
・第37号 2006年夏季臨時増刊「既刊号一覧」創刊号〜2006年前期
http://archive.mag2.com/0000171874/20060707075000000.html
・第62号 2006年冬季臨時増刊「既刊号一覧・2006年後期」
http://archive.mag2.com/0000171874/20061230075000000.html
・第75号 2007年春季臨時増刊「テーマ別BN1/左利き実用講座」
http://archive.mag2.com/0000171874/20070331074500000.html
・第88号 2007年夏季臨時増刊「既刊号一覧・2007年前期」
http://archive.mag2.com/0000171874/20070630074500000.html
・第114号 2007年冬季臨時増刊「既刊号一覧2007年後期」
http://archive.mag2.com/0000171874/20071229074500001.html
・第126号 2008年春季臨時増刊「テーマ別BN2/左利きQ&A」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080329074500000.html
・第135号 2008年初夏臨時増刊
「テーマ別BN3/左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080531074500000.html
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▼c(^0^)y レフティやすおの編集後記 ( ..)φ▼
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いよいよ、いかにも梅雨らしいうっとうしい季節になりました。
周辺の田んぼでも田植えも済み、夏の到来をうかがわせます。夜中
にどこから来たのか一匹の蚊。安眠を妨げます。さっそく蚊取り器
の新しい詰め替え用を買ってきました。こういう季節なんですね。
久しぶりにブログも更新しました。なんやかやとせわしない日が
続いていますが、そんな中でも自分を見失うことなく、明日につな
がる今日を生きてゆけたらと願っています。嫌なことが次から次へ
と起こる世の中ですが、あきらめることなく、明日を信じて今自分
にできることをただひたすら努力してゆきたいものです。やまない
雨はない、明けない夜はない、といいます。今が苦しいと感じる人
たちも決して負けないで、辛いときは足元だけを見つめて、とにか
く堪えましょう。いつか風向きも変り、機会が巡って来るでしょう。
そのときにたとえ半歩でも前へ進めれば、それでいいんじゃないで
しょうか。くれぐれも早まらないこと。短気は損気。辛抱辛抱!
では、次週まで、さいならサイナラさいなら /~~~
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第一号で『論語』を、第二号で『トム・ソーヤー』を、
第三号で『老子』を、第四号では『星の王子さま』を、
取り上げて来ました。
第五号では、弘法大師空海『三教指帰』を取り上げています。
2008(平成20)年5月号(No.5)-080531-
『三教指帰』空海版青年の主張
『三教指帰』は、空海24歳のときの処女作。
この著作の中で、その後の『十住心論』につながる思想体系を
既に構築していた、といわれています。
●バックナンバー
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*『レフティやすおの作文工房』「別冊編集後記」
2008.5.31(予定)
『三教指帰』天才青年空海の主張
―第5号「楽しい読書」別冊編集後記
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