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2008/04/19

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第129号「左手書字の研究―実技編(3)」

おらが自慢! c(^0^)y ハーイ!
昨年12月、雑誌『R25』メルマガ『親力―』で紹介されました!
R25→http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200712061116
親力→http://archive.mag2.com/0000119482/20071227011750000.html
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                    左利きで生きるには
          (レフティやすおの左組通信 メールマガジン)
                    週刊ヒッキイhikkii

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 右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして 
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!

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         第129号(No.129) 2008/4/19 
     「左手書字の研究―実技編(3)姿勢と持ち方」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─目次― 
  ≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」..第三土曜日掲載
  (3)「姿勢」と「ペンの持ち方」
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 ▼c(^0^)y レフティやすおの編集後記 ( ..)φ▼
  欄外 ≪初歩的古典入門メルマガ「楽読」第三号!のお知らせ≫
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

------------------------------------------------------------
  ≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」..第三土曜日掲載
  (3)「姿勢」と「ペンの持ち方」 
------------------------------------------------------------
 左手書字の基本形を考える三回目となります。

 前回は、「左手書字の要点」として「ペン先の角度の取り方」を
 紹介しました。


 ●左手書字の要点● ━━━ ペン先の角度の取り方 ━━┓
 ┃                         ┃        
 ┃ ペン先の角度を紙の縦方向に近づける             ┃
  ┃                                                 ┃
 ┃  □ 紙の縦方向(┃)に平行になるように、     ┃
 ┃  ↑ ペン先をまっすぐに構える                 ┃
  ┃                                                 ┃
 ┃ ※ 横画を書くときは、ペン先を横に滑らせる感覚  ┃
  ┃                                                 ┃
 ┃   →(滑らせる)                              ┃
 ┃  ↑ (ペン先)                                ┃
  ┃                                                 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 今回は、そういう書き方ができるための
 「姿勢」や「ペンの持ち方」を考えてみます。

(ペン:ここではあくまでも筆記具の総称として使っています。
    必ずしも万年筆のようなものとは限りません。)


 ―――――――――――――――――――――――
 *** 悪筆は姿勢の歪みと間違った持ち方から ***
 ―――――――――――――――――――――――

昨今の現代人は、若者に限らず、大人も子供もみな、
字が下手になっている、といわれます。

その原因は、一つは手書きの文字を書く機会が減っていること。

確かにパソコンで書くことが多くなっています。
大きな文章ほど手書きすることが少なくなっています。
字を書くのは署名―自分の名前ぐらいだったりします。

しかしそれだけではなく、
根本的には、書くときの姿勢や
ペンの持ち方に問題があるような気がします。


まず「姿勢」ですが、
最近の子供の中には、まるで陸に上ったタコのように、
机に這いつくばったような格好で字を書いている子もいます。

これでは視点が低く、覗き込むように字を書いているので、
まっすぐに座った状態で書いたときとは、
書いている文字が、当然違った形に見えています。


人間が字を書くときは、
常に視覚のフィードバックを受けて
より正確と自分の認める形の文字を書こう、としています。

ところが、姿勢が歪んだ状態で字を書くと、
視点がずれているので、
「まっすぐ」に書いたつもりの線が
あとで正面から「まっすぐ」に見ると「歪んで」いたりします。

結果的に、きれいな文字、整った文字になりません。


これは本人の性格や心の問題ではなく、肉体的な問題です。
筋力・体力の低下で身体を支えることができないのです。

こういう場合はまず筋力・体力を鍛えることが必要です。

正しい姿勢が維持できるように、
普段から外遊びを十分行い、まず身体作りから始めましょう。


 ――――――――――――――――
 *** ペンの持ち方から変える ***
 ――――――――――――――――

もう一つは「持ち方」です。

「陰山メソッド」で有名な陰山英男先生の教育方法
(小学一年生から、補助具を使った鉛筆の持ち方練習を行う)
の影響もあってか、
最近では、小学校でも鉛筆の持ち方をしっかり教えるところも
増えてきているそうです。

持ち方が悪いと、

字を書いているところが見えなかったり、
手指が十分に動かせないため、
ペンを思うようにコントロールできなかったりで、

結果としてきれいな文字、整った文字が書けなくなります。


最近顕著に見られるのが、指を丸めて握り込むような持ち方です。

これではペン先を十分にコントロールできません。
手および腕を動かさず書ける範囲が限られてしまいます。
また必要以上に力を入れることになり、疲れやすくなり、
長時間の書字が不可能になります。

当然、長時間の勉強に耐えられなくなります。

持ち方を変えると、
ムダな力が抜け、ペンの動きがスムーズになり、
字を書くのが負担でなくなります。


 ―――――――
 *** 姿勢 ***
 ―――――――

昔は何かというとすぐに「背筋を伸ばせ」といわれたものでした。

まずは背筋を伸ばし、胸を張り、上体をやや前かがみに。
机との距離は、こぶし一つ分ぐらいあける。

前方に伸ばした両腕から力を抜き、すとんと自然に下ろした位置
―カタカナの「ハ」の字型。

これが基本の手の位置といわれています。

肘を張らずに、脇を軽く締めた状態です。
肘は机の上に載せません。


椅子の高さは、
 椅子に座ったときに膝が90度直角に曲がる高さ。
机の高さは、
 椅子に座って肘を90度直角に曲げた時に接する高さです。

座卓の場合も同様です。


どうしても背中を曲げ、猫背になる場合は、
立ったまま書く方法があります。

アメリカの文豪、ノーベル賞作家のヘミングウェイは、
立ったままで執筆できるように高い机を用意していたそうです。

子供さんの場合、椅子式のダイニングのテーブルや
ダイニング・キッチンのカウンターなどがあれば、
それらを利用してみるのも一つの方法でしょう。

その際も先のように肘が直角に曲がるぐらいの高さが最適です。


ここまでは、右利きも左利きも、右手書字も左手書字も、
どちらの場合も全く変りません。


 ――――――――――――――――――――――
 *** 紙の位置、書き始める位置、手の位置 ***
 ――――――――――――――――――――――

次は、
紙を置く位置、手の位置、書き始める位置を確認しましょう。

(ここでは、「縦書き」を基本に考えています。)


紙の位置は、
【右利き・右手書字】の場合は、身体の正面に置きます。

【右利き・右手書字】 紙の位置:正面中央

    (机の縁)(身体の中心)(机の縁)
     ↓     ↓     ↓
     ┃   ┌―――┐   ┃
     ┃   │  紙 │   ┃
     ┃   └―――┘   ┃
        ┗━━━━━━━━━━━┛
 (人)→(左手)└( ● )┘(右手)


書き始める位置は、中心からこぶし一つ分ぐらい右側です。

(こぶし一つ分ぐらいあける)↓↓(書き始め部分)   
          ┃ 左半分 │⇔▼   ┃
          ┃     │ ▼   ┃
             ┗━━━━━━━━━━━┛
      (人)→(左手)└( ● )┘(右手)

左手の位置は、右手より手前、
自分の身体に近い位置で紙を押さえます。


【左利き・左手書字】の場合は、
机の「左半分」を重点的に利用します。

    (机の縁)(身体の中心)(机の縁)
      ↓     ↓     ↓
      ┃【左半分】│ 右半分 ┃
          ┃          │          ┃
         ┗━━━━━━━━━━━┛
 (人)→(左手)└( ● )┘(右手)


紙は机の左側に置きます。

 【左利き・左手書字】 紙の位置:中心より左側

    (机の縁)(身体の中心)(机の縁)
       ↓     ↓     ↓
      ┃┌―――┐│     ┃
      ┃│  紙 ││ 右半分 ┃
      ┃└―――┘│     ┃
         ┗━━━━━━━━━━━┛
 (人)→(左手)└( ● )┘(右手)


書き始める位置は、中心からこぶし一つ分ぐらい左側です。

  (書き始め部分)↓↓(こぶし一つ分ぐらいあける)
      ┃   ▼⇔│ 右半分 ┃
      ┃   ▼ │     ┃
         ┗━━━━━━━━━━━┛
  (人)→(左手)└( ● )┘(右手)


右手は、左手より手前、自分の身体に近い位置で紙を押さえます。


 ―――――――――――――――――――――
 *** こぶし二つ分ぐらいの範囲内で書く ***
 ―――――――――――――――――――――

書き始めの位置からこぶし一つ分ぐらい書く度に、
紙の位置を変えます。

面倒でもこうすることで、常に一定の位置で書くことができます。

中心より、こぶし一つ分ぐらい左から書き始め、
こぶし二つ分ぐらいの範囲で書きます。

この区間内ですと、だいたい
手と腕の方向(↑)が紙の縦方向(┃)に平行になります。


あとは、できるだけペンを真っ直ぐに持つようにすれば、

前回お話した「左手書字の要点」である
「ペン先の角度を紙の縦方向に近づける」ことができます。


あまり遠くなりますと、腕の角度的にはいいのですが、
目の位置との間にずれが大きくなり、見づらくなります。

姿勢が崩れる原因になり、整った字を書く妨げになります。
また、肉体的にも悪影響が出る可能性があります。


 ―――――――――――
 *** ペンの持ち方 ***
 ―――――――――――

次は、いよいよペンの持ち方を。

特にペンを持つ手(掌)の角度に目を付けてみましょう。

掌の側面をベターっと付けて書く人がいます。
左手書字では横書きの際に、掌の側面が汚れる人がそうです。


これは手の角度―掌の角度が横(左側)に倒れすぎています。
もっと起こすように心掛けましょう。

持っているペン軸の角度が
垂直の線と比較すると、10度ぐらいまでがいいでしょう。

右手書字の場合は、20度ぐらいまで可とされているようですが、

左手書字の場合は、押し書き防止のため、
できるでけ垂直になるように心掛けましょう。


  【以下、次回に続く...】

※参照:
* レフティやすおの左組通信
・左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―
http://homepage3.nifty.com/lefty-yasuo/hg.siron04.lhw.html

* 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
・第124号(No.124) 2008/3/15「左手書字の研究―実技編(2)」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080315074500000.html
「左手書字の研究―実技編」
 (2)縦書きと横書き―左手書字の要点
・第120号(No.120) 2008/2/16 
「左手書字の研究―実技編(1)はじめに」
http://archive.mag2.com/0000171874/20080216074500000.html
「左手書字の研究―実技編」(1)はじめに
・第21号(No.21) 2006/2/25「字は右手で書くものか?」
http://archive.mag2.com/0000171874/20060225075000000.html
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
 ―その13― 字は右手で書くものか?」
「左手で字を書く・実践編
 1:正しい持ち方を身に付けよう(1)」
・第23号(No.23) 2006/3/25「字は右手で書くものか?(2)」 
http://archive.mag2.com/0000171874/20060325075000000.html
「左手で字を書く・実践編 
 1:正しい持ち方を身に付けよう(2)」

 次回の予定は→
 「左手書字の研究―実技編(4)ペンの持ち方」


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 「決して後ろを振り返ってはいけない。思い出しなさい。どれよ
 り不思議な言い伝えにあるじゃないか。後ろを振り返った者は、
 石か砂の像に変わってしまうんだ」
  『バラの回想 夫サン=テグジュペリとの14年』コンスエロ・ド
   ・サン=テグジュペリ/著 香川由利子/訳 文藝春秋(2000)

 今年の二月に最大329まで行ったこの『ヒッキイ』の発行部数が
またボチボチと減ってきました。昨年末から急激に伸びた内の約一
割減数しました。正直淋しいです。この程度は予想されたことでは
ありますが、それでもやっぱり減るというのは、辛いです。
 増えて欲しい。
 人間は弱いものです。増えてるうちはヨーシ! と気持ちも入り
ますし、やる気も出て前向きになります。ところが発行部数が減り
始めると、気持ちもなえてきます。何が悪いのかなあ、と考えては
落ち込んでしまいます。
 ただし、反省はもちろん必要ですが、これといって直接の理由が
わかるわけでもないのですから、考えてもわからないことに気を使
うのは時間のムダでもあり、精神衛生上もよくありません。ここは
やはり、自然淘汰ということで、相性の問題ぐらいに考えたほうが
気が楽になります。実際に、百人以上の新規の方々が今も購読を継
続されているのですから、自信を持って進むべきでしょう。
 ということで、次週も反省なく?突き進んでゆきましょう。

では、次週まで、さいならサイナラさいなら /~~~
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