井上暉堂老師の心の相談室 RSSを登録する

02年、老師暉堂を拝命。慶応義塾大学卒業後、慶應ビジネススクールでMBAを取得。毎日新聞記者、アメリカではロッキー青木の秘書を経て、現在に至る。禅暦は鎌倉報国寺より。主な著書「臨済宗の常識」(朱鷺書房)「新・堕落論」(共著・KIBAブック)

  • 周期 日刊
  • 最新号 2008/10/07
  • 発行部数 80
  • マガジンID 0000171862
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2008/07/06

幼児期と老年期では「時間の密度」が大いに違うもの

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 ・・太陽の時間は一定の速度で流れ、等しい間隔で成り立ってます。そのペースは
決して変わりません。それとは裏腹に、生理的時間は個人によって異なります。
長い生命を享受している民族には速度が遅く、短命の民族には速いもの・・。
また一個人の一生でも、その人の年齢によって異なります。
同じ一年でも、老年期よりも幼児期の方が、生理的な面でも精神的な面でも
出来事に富むものです。こういった出来事(ホワット・ハプン)のリズムは、初めの
うちは急速に感じるのですが、あとになるに従ってずっと緩やかに減じます。
生理的時間の単位に対応する物理的時間の年数は、だんだんと長くなります。
つまり、肉体は器官の働き全体の総合であって、幼児期にはリズムがとても速いのです
が、青年期にはずっと遅くなり、熟年期、老年期にはきわめて遅くなります。
・・人間は生理的活動が衰え始める時に、精神的には発達のピークに到達するもの
なのです。

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