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日本の古都・京都の伝統工芸「京絞り」の情報をお送りいたします。筆者が京都に足を運んで得た貴重な情報、絞りに関係のあるお店などの紹介。また、「京絞り」は京都の綺麗な水があってこそ、守られてきた伝統なのです。その豊富で、綺麗な水についてもご紹介します。

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2007/02/16

京絞り情報マガジン 『六華だより』第31号

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               京絞り情報マガジン 六華だより  
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         『京絞り情報サイト六華庵』発行
           URL:http://www.kyoshibori.com
   
----------------------------第31号 2007.2.16「六華だより」---------

 ■目次■
  ☆はじめに
  ☆結鹿の子から型染めの鹿の子へ
  ☆京都の水 神泉苑『放生池』
    ☆お知らせ
 
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 ■■■ はじめに ■■■ 
 春一番が吹き荒れた今週も温かい日が続きました。初雪の前に春一番が吹いたのは、
観測史上初めてのことらしいですね。
 
 浅草での『京絞りとアート展』がだんだんと定着してきまして、
リピーターの方もちらほらいらっしゃるようになりました。
 だんだんと六華庵と京絞りが浅草の方や各地からの旅行者の皆様に知られて
いっているという実感がわいています。
 新しい商品の企画や制作に意欲的に取り組んでいこうと思っています。
 浅草や鎌倉の展示会で逐次デビューしますので、興味のある皆さん、
是非展示会にお越し下さいませ。
 展示会の日程は、こちらです。
  →http://www.rokka-an.com/exhibition.html
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 ■■■ 結鹿の子から型染めの鹿の子へ ■■■
 
 新たな展開をみせた江戸時代の絞り。贅沢品として再三にわたって規制を
受けるようになります。
 それでも、法の目をすり抜け、鹿の子絞りは愛され続けました。

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 贅沢を尽くした総鹿の子に対して、江戸幕府は再三にわたって規制をしました。
そして、天和3年(1683年)2月になると、とうとう総鹿の子の禁止令を発するまでに
なりました。
 さすがに、幕府お膝元の江戸では、総鹿の子が廃れたようですが、京都では
依然として絞りに関する関心の高かった事が、京都で出版された文献などから
伺い知ることができます。
 また、井原西鶴の『本朝二十不孝(※1)』に「衣裳は御法度は表向は守り内証は
鹿子類さまざまと整へ」とあります。着物は地味に、襦袢は派手に − 現代に
置き換えれば、見た目の服装は地味だが、下着は派手と言ったところでしょうか?
 親不孝話を題材とした20話を集めたこの浮世草子に、あえて鹿の子絞りが
取り上げられているということは、鹿の子絞りがいかに高価なもので、娘のために
親が大金を使っていたかを理解することができます。

 その一方では江戸の歌舞伎役者の伊藤小太夫が、型染めの鹿の子を流行らせ、
小太夫鹿の子とか江戸鹿の子と呼ばれ人気を博しました。安価な型染めによる
まがい鹿の子の出現により、また、友禅染が一世を風ぴしたことにより、
鹿の子の数は減少してしまいました。

参考「美しいキモノ 2004年春」

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【語句の説明】
※1 『本朝二十不孝』
書名は中国の「二十四孝」のもじり。浮世草子。五巻。井原西鶴作。1686年頃成立。
二〇編の親不孝話のうち一編は改心して祝儀の結末となる。新因果物語。
大辞林より

■■■ 京都の水 神泉苑『放生池』 ■■■

 さて、久しぶりに京都の水を紹介します。昨年の夏に取材した4箇所のうちの
一つです。
 ほぼ二条城の向いに位置する神泉苑。その敷地内にあるのが『放生池』です。
その昔、弘法大師が雨乞いの修行をし、この池から竜が天へ昇り、見事雨が
降ったという言い伝えもあります。
 平安京の造営と同じ時期に、中国の禁苑を模して造られた御遊池で、平安貴族が
舟遊びや詩歌管弦の宴を催していました。今でも平安時代をイメージさせる朱塗りの
舟が池に浮かんでいます。
 
 また、池に架かる法成橋は、朱塗の丸橋で、本堂から善女竜王社に渡されています。
願い事を念じながら渡たり、善女竜王社へお参りするとその願がかなうと言われて
います。

 私もお願い事をして渡り、善女竜王社へ詣でました。そのお願い事は、いまだ
成就せず・・・?

『神泉苑』
拝観自由
地下鉄東西線二条城前駅から徒歩3分
住所:京都市中京区御池通神泉苑町東は入ル門町166
電話:075-821-1466
駐車場:なし

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 +++ お知らせ +++

●浅草・雷門通りにある「ギャラリーワンテン」で、『京絞りとアート展』を開催
します。
 京絞りのマットと木版手刷りの浮世絵(ミニ版)を合わせたオリジナル商品が
多数お目見えいします。六華庵オリジナルのティッシュケース、巾着袋など各種小物
も新作が並びます。
また、パトリック・ジャナン・オムス(フランス)の銅版画、
ナターレ・アダミアーノ(イタリア)の原画、美人画の浮世絵などを展示しています。
 2月23日(金)〜3月5日(月)開催です。ご興味のある方は、是非おいで下さいませ。
 詳しい場所・時間などは、こちらです。
 →http://www.rokka-an.com/exhibition.html


ご意見、ご感想大歓迎です!どしどしお寄せ下さいませ。
  ⇒ info@rokka-an.com(24時間受付)

次回の発行は、3月2日(金)の発行になります。

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◆発行者
  有限会社六華庵 info@rokka-an.com(24時間受付)
  
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