マヤ先住民の宇宙的教育に触れて(マヤ・カレンダー周期 50)
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2007年6月24日 (カワク13日 ツェク3月 チチャン5年)
本メルマガは、マヤの神聖暦「ツォルキ’ン」のサイクルに準じて、
伝統的なツォルキ’ン・カレンダーの13日目に配信しております。
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イン・ラケ’ッチ! 太陽のご兄弟、ご姉妹 !
マヤ(中米)と日本の架け橋として活動する
NAGA K'U(ナガク’)奥義学校の代表
小櫻正幸(マサユキ)、聖奈子(ミナコ)がお届けする
メールマガジン「マヤ先住民の宇宙的教育に触れて」。
皆様とのこのご縁に、心から感謝申し上げます。
日々の日常生活から得た気づきを、
マヤ先住民の長老フンバツ・メンから教えていただいた
宇宙的教育を交えながら分かち合わせていただきます。
私達にとっての学びが、
皆様の気づきのきっかけになれば大変嬉しく思います。
これからも末永く、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
NAGA K'U (ナガク’)奥義学校 ホームページ
http://www.nagaku.com
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「ジェロニモに遭遇した子供たち」
伊豆の聖地にて
少人数を対象に一泊二日で行なっている
ヘオバ・イニシエーション・ワークは、
天と大地につながり、
一人一人が「宇宙の卵」、
つまりは「銀河」の一つであることを思い出す
意義深いワークショップ。
先日朝の儀式を行なった時のこと。
前日から続く高揚感は相互に行き交い
皆が至福感に包まれている。
太陽は適度に温かく心地よい。
緑の木立は亜熱帯の如く瑞々しい。
草木の香りを深呼吸すれば、
ここはマヤのジャングルか?と錯覚するほどよく似てる。
海はどこまでも輝き、
全てが完璧な美しさ。
あぁ素晴らしい。
今日という日に感謝。
お気に入りの聖地へおもむき、
祭壇を作って、
マヤの祈りや太陽瞑想などの儀式ワークを行なっていた。
しばらくすると、
大勢の子供達の歓声が近づいてくるのに気づいた。
これまで国内外を合わせて何百回と儀式ワークをしてきたが、
儀式中はあまり人とは出会わない。
なぜかそうなっている。
しかしこの日はとてもめずらしいことに、
儀式中に声をかけられた。
しかもたくさんの子供達に。
その日選んだ聖地が、
たまたま子供達の野外授業のルートと重なり、
彼等が通る道からちょうど見降ろせる場所だったのだ。
子供達は祭壇を広げて太陽を見上げ、
白いマヤの民族衣装をまとった大人達に気がつくと、
口々に叫びだす。
「ジェロニモだ!」
「ジェロニモがいる!」
思わず吹き出して笑ってしまった。
「ジェロニモぉ?知ってるのぉ?」
「光栄なことだな〜」
「ジェロニモに見えるのかぁ」
「子供ってすごいなぁ」と感心しつつなおも儀式を続けていると、
率直な疑問が投げかけられた。
「何してるんですかぁ?」
振り向くと、
5,6人の子供達が、
キラキラした瞳で興味深そうにこちらを見ている。
何と言ったらいいものか一瞬躊躇しつつ、
手を上げ、微笑みながら
「儀式!」と答えてみた。
即帰ってきた反応が
「かっこいい〜!頑張ってくださぁい!」
「頑張ってくださぁい!」というものだった。
口々に励ましの言葉をいただいたのだ。
この反応には正直驚いた。
その後も、
次々と別の集団が私達を見つけては
「何してるんですかぁ?」と声をかけ、
とりあえず納得して通り過ぎてゆく。
少々気が散るなぁと思いつつも、
次第に子供達の明るくハッピーな声が
風や潮騒、鳥の声という自然音の一部と同化し
深い儀式に集中できた。
声をかけられる度に、
鳴子や太鼓を使っているときには
「演奏会!」と答え、
マントラ・ワークを行なっているときには
「儀式!」と答えていた。
次にもっと突っ込んだ質問が子供から投げかけられた。
「何の儀式ですかぁ?」
目をクリクリにして2,3人の子供がこちらを見ている。
「太陽の儀式!」と答えると、
「太陽・・・」
「太陽だって」
「太陽!」
「太陽だ」と口々に伝言している。
そして最後に、
「頑張ってくださぁい!」「頑張ってくださぁい!」・・・と
また叫びつつ去って行った。
同様のシチュエーションが過去、マヤでもあった。
ピラミッド神殿で儀式ワークを行なっていた最中に、
マヤの小学生の団体が神殿に登ってきたのだ。
ワイワイはしゃぐ30人の子供達に先生は、
16世紀の侵略時に塗り替えられた偽りのマヤの歴史や物語を
賢明に語り足早に去っていった。
大急ぎでなでられただけのでっちあげの歴史。
子供達が去るまで静かに聞いていた、
マヤ先住民の長老フンバツ・メンは寂しそうに語り始めた。
「現代の教育は、
聖地への入り方、そして尊重を教えてあげることができない。
子供達は聖地から多くを学び取る素質と感性を持っているのに、
大人がその導き方を理解していない。
子供達は何も受け取れないまま、
この知恵に溢れた聖地から去って行く」
彼が本当にやりたいこと。
それはマヤ人に、
先住民の伝承による真実のマヤの情報を語り聞かせること。
本や教科書には決して書かれていない伝統の教え。
しかし、過去の悲しい歴史的な背景や
キリスト教への全面的な改宗により、
それはかなり困難な社会の状況になっている。
彼のジレンマは計り知れないものと想像できる。
子供達のために、
そしてより良い未来のために儀式を続け、祈り、
ピラミッド神殿を後にした。
伊豆の子供達は
好奇心が旺盛でとても無邪気、素直、純粋、オープン。
私達という未知の存在?ジェロニモ?にも
興味と尊重を示してくれた。
大人が真剣に太陽に向かっている姿を見るのは初めてだろう。
彼等にはどう映ったであろうか?
この一連の愉快な出会いの後、
ふと真上を見上げると、
美しい円形の虹が太陽を囲んでいた。
手をつないで形作った円形と直結した光の御柱が、
私達の足元から太陽に向かってそびえ立つ。
そんな天と大地のつながりの象徴に感激した。
丸い輪の虹を形成した太陽は、
普段よりいっそう私達に微笑みかけながら、
祝福してくれているようだった。
父なる太陽の偉大なる光がいつもあなたと共にありますように。
イン・ラケ’ッチ!(私はあなた、あなたは私)
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