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2008/03/31

【頑張れ!!マイナー種牡馬とその産駒たち】 第208号

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■   頑張れ!!マイナー種牡馬とその産駒たち    vol.208   08/03/31
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先週はあと僅かで勝利を逃した馬が何頭かいて、勝ち上がり馬は1頭だけに終わりまし
た。

さて、気になっている方も多いかと思いますが、マイベッピン母のお産はまだのようで
す。



☆★☆ 生産者の声 ☆★☆


今日は、日高地方もポカポカ陽気となり、放牧地では親馬も1歳馬もスゥースゥーと横
になって寝ていました。

マイベッピン母ですが、お乳はだいぶ張ってきましたが、まだ乳ヤニが付いていないの
で、お産までもう少しかかりそうかな?って感じです。

さて、ご質問の“牡馬は牡馬同士、牝馬は牝馬同士仲良くなることが多いのでしょうか
?”…という事ですが、大手の牧場、中規模の牧場、家族経営の牧場、とそれぞれ馬の
頭数も違うし放牧地の広さ等も違うので、私の牧場のハナちゃん達の当歳時を例にして
お話をします。
当歳時、牝馬はハナヤッコ、フラワータイムの2頭で、牡馬は3頭いました。
放牧するときは、1歳馬の移動との兼ね合いがあるのですが、この年の場合は10月に
親ととねっ仔を分けて、12月まで牡馬牝馬5頭一緒に同じ放牧地で過ごしました。
5頭で放牧地にいた時、必ずしも牝馬同士が一緒にいるって事ではないんです。
それまでは、生まれた順に2組の親仔をペアにして放牧をしていたので、そのペア同士
一緒にいた馬同士で最初は仲良く一緒にいますが、いつの間にかどの馬とも遊び、時に
はケンカしたり、駈けっこしたりして過ごしていました。
一緒にいる時は、牡馬も牝馬もあまり関係ない??のかもしれませんね。
しかし明け1歳ともなると牡馬は馬っ気も出てきて、ニオイを嗅いだりするので、年明
け早々に牡馬と牝馬とに分けました。


フラワータイムの転厩初戦ですが、締め切り直前には2番人気までになりました。
レースでは、スタート良く先頭に立つと、逃げてこのままゴール?!って思わせてくれ
ましたが、ゴール寸前に交わされてしまい2着…。本当に惜しいレースでした。
しかし浦和での初勝利に向けていいレースをしたと思います。
主人と“ハナちゃんが好走した時とタイム、レースっぷりまで似るなんてねぇ(苦笑)こ
んなところまで似なくていいのに…どこまでも仲のいい2頭だねぇ”と話していました。
(笑)

しかし本当にハナちゃんもタイムもどちらも丈夫な馬です。

環境が変わると、飼い葉食いが細くなったりする馬も少なくないという話ですが、私の
牧場の生産馬でエンタノメガミが現在、アンパサンドそしてブログに掲載されていた浦
和桜花賞を勝ったフィリアレギスの居る池田孝厩舎に在籍していますが、やはり園田か
ら転厩した当初は、環境が変わり飼い葉食いが細くなったと聞きました。
エンタは昨年、園田で重賞レースばかり戦い2つの重賞を勝ち、川崎に転厩後も重賞路
線で戦ったのですが、思った程の結果を残せませんでした。ですが、やっと昨年暮れの
シンデレラマイルで4着と掲示板に載ることができました。
その後、千葉の育成場でリフレッシュ放牧していたのですが、育成場では乗り切れない
ぐらい馬がすごく元気で、育成牧場では乗り切れないから早く持って行って欲しいと言
われ、厩舎に戻りました。帰厩後は、池田孝厩舎のスパルタ調教をこなし、園田時代の
うるさい闘志あふれるエンタノメガミに戻ったようです。
転厩後は、重賞の連戦が続いたことでやはり目に見えない疲れとかもあったようで、余
りうるさい面を見せていなかったそうです。
園田時代のエンタ担当厩務員さんの話によると、よくガブリとかじられて、なかなか頭
を触らせてくれない馬だったそうです(苦笑)
そんなエンタも立て直しを図って、石沢さんの応援しているメイショウバトラーと同じ
く4月2日船橋のマリーンCに出走する予定です。
昨年のロジータ記念では1番人気を裏切ってしまいましたが、あの頃とは違って環境に
も慣れて、きっと精神面も成長したエンタが見れそうです。
僚馬のアンパサンド、後輩のフィリアレギスも頑張っていることですし、エンタノメガ
ミも頑張って欲しいです。
JRA馬達と一緒に走りますが、不安でもあり楽しみでもあります。


☆追伸☆
石沢さんのメルマガに度々登場していたグランドホイッスル(父シアトルスズカ)です
が、昨春現役を引退した後は繁殖に向けて1年休んでいましたが、近々種付けをして5
月初旬にホイッスル母として私の牧場に来る事になりました!!
ホイッスルの母クチブエも私の牧場に居るので、7年ぶり?!の親子対面です。

        (ハナヤッコの生産者の元茂さんから3/25に頂いたメールより抜粋)



☆★☆ 勝ち上がり馬 ☆★☆


バトルライン産駒
   スカーレットライン  牡3  2回中山7日 6R ダート・右 1800m 3歳500万下

   血統  母 フェスタデルドンナ、 母父 ヘクタープロテクター   
     戦績  4戦2勝   生産者 社台ファーム(千歳市)    調教師 堀 宣行(美浦)   

●ジョッキーのコメント(横山典弘騎手)
今日は外枠で楽に行けたからね。まだ余裕があって、3コーナー過ぎでは先頭に立つと
物見をしているくらいだったので、早めに外から来られたのがかえって良かったよ。
今日は強かった。完勝です。でもまだ体質的に弱いところもあるし、これから経験を積
んで良くなっていく馬だね。



☆★☆ 注目馬 ☆★☆


スエヒロコマンダー
   メトロシュタイン  牡4 11着 1回阪神8日 11R 阪神大賞典 芝・右3000m 4歳上OP

●ジョッキーのコメント(福永祐一騎手)
ゲートでバランスを崩したときにスタートが切られ、タイミングが悪くなり出遅れてし
まいました。そのせいで流れに乗れませんでした。それに外枠であのペースだとつらい
ですね。


    ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


セイウンスカイ産駒
   ニシノプライド 牡4  4着 1回中京8日11R トリトンS 芝・左1200m 4歳上1600万下

●ジョッキーのコメント(浜中俊騎手)
体が減っていましたが、以前の頃に戻っただけなので、細くも感じなかったし、気にな
りませんでした。ペースも速いという訳でもなく、この馬の競馬はできましたが、内側
の馬場が少し荒れ始めているので・・・


       ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


ロサード産駒
  メスナー  牡3  2着 1回阪神8日 9R 雪割草特別 芝・右 1400m 3歳500万下

●ジョッキーのコメント(佐藤哲三騎手)
今日は返し馬から落ち着いていたんですが、ゲートで沈んでしまったし、出た後も挟ま
れて後ろからのレースになってしまいました。その後もずっとハミを噛みっぱなしだっ
たんですが、3コーナーからしっかり折り合いました。外に出したら最後までしっかり
伸びてくれたことは収穫です。まだ子供ですが、走る馬ですよ。


       ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


グランドオペラ産駒
   グランドカラー  牡4  2着 1回中京7日 12R 熱田特別 芝・左2000m 4歳上500万下

●ジョッキーのコメント(菊沢隆徳騎手) 
直線も内を突きたかったけど、うまいこと開かなかったね…。この距離は合っているし、
平坦の芝は走ると思います。


       ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


タイキシャーロック産駒
   サンアスレチック  せん4  2着 1回中京8日 6R ダート・左 2300m 4歳上500万下

●ジョッキーのコメント(的場勇人騎手) 
速い流れの中、先行したんですが、それでも無理なくリズム良く、完璧に乗れたと思う
ので、この負けは悔しいです。



☆★☆ マイナー種牡馬産駒成績一覧 ☆★☆


アグネスカミカゼ
   ニットウサラン 牝5 7着 1回中京8日 12R 尾頭橋特別 芝・左1800m 4歳上500万下

アメリカンボス
   リバートーマス  牡4 12着 1回中京8日 7R ダート・左 1000m 4歳上500万下

ウイングアロー
   サクラヴェローチェ  せん4  13着 2回中山7日 8R ダート・右 1800m 4歳上500万下
   セフティーダイチ  牡3  9着 1回阪神7日 6R ダート・右 1800m 3歳新馬
   コスモウイング  牡3  7着 2回中山8日 3R ダート・右 1800m 3歳未勝利

エアダブリン
   ツルガオカハヤテ せん8 8着 2回中山8日 11R 東風S 芝・右・外 1600m 4歳上OP

オリオンザサンクス
  ザドリームジュエル  牝3  4着 1回中京7日 1R ダート・左 1000m 3歳未勝利

カリスタグローリ
  ムソウ  牝7  9着 1回中京7日 5R ダ・左 1000m 4歳上500万下
  ジパングエンジェル  牝7  9着 2回中山7日 7R ダート・右 1200m 4歳上500万下

カルラネイチャー
   ネイチャーグロウ  牡3 12着 2回中山8日 7R 芝・右・外 1600m 3歳500万下
   チェイリュイ  牡3 14着 1回阪神8日 6R ダート・右 1800m 3歳500万下

グレートサクセス
  ユーリカランチ  牡3  8着 1回中京7日 1R ダート・左 1000m 3歳未勝利

サニーブライアン
   アサヒカレンダー 牝5 5着 1回中京7日 11R 鈴鹿特別 芝・左1200m 4歳上1000万下
   トーアゲッコウ  牡3 13着 1回阪神8日 3R ダート・右 1400m 3歳未勝利

サンデーウェル
   フレーミングライフ 牡5 6着 1回中京7日 12R 熱田特別 芝・左2000m 4歳上500万下

スエヒロコマンダー
   コウエイルビー  牝3 12着 1回阪神8日 1R ダート・右 1200m 3歳未勝利

セイウンスカイ
   エネルアルファ  牝3  14着 1回中京8日 1R ダート・左 1700m 3歳未勝利

ダイタクサージャン
   ウォータートリトン 牡5  5着 1回阪神8日 4R 障害・芝→ダ 3110m 障害4歳上OP

ダイタクヤマト
   ファンキードラゴン  牡3  3着 1回阪神8日 5R  芝・右・外 1600m 3歳新馬
  スターオブジャンプ 牡3 15着 1回阪神8日 9R 雪割草特別 芝・右 1400m 3歳500万下

ダイタクリーヴァ
  ルールプロスパー 牡3 13着 1回阪神8日 9R 雪割草特別 芝・右 1400m 3歳500万下
   コアレスレーサー 牡4  8着 1回中京8日10R 豊橋特別 芝・左 1200m 4歳上500万下
   コアレスリーヴァ  牡4  9着 1回中京8日10R 豊橋特別 芝・左 1200m 4歳上500万下

ダイナガリバー
   エイティフロー 牡7 14着 1回中京8日 12R 尾頭橋特別 芝・左1800m 4歳上1000万下

ダイワテキサス
   ダイワプレシャス  牡3 5着 1回中京7日 3R 芝・左 1200m 3歳未勝利
  ダイワウイザード  牡4  7着 2回中山7日 7R ダート・右 1200m 4歳上500万下
   ダイワコルベット  牡3  9着 2回中山8日 3R ダート・右 1800m 3歳未勝利

ダンツシアトル
   カシノスキル  牝3  13着 2回中山8日 6R ダート・右 1200m 3歳新馬

ダンディコマンド
  サチノオリーブ  牝4  6着 1回中京7日 5R ダ・左 1000m 4歳上500万下
   ダンディーサウンド  牡5 14着 1回中京8日 9R ダート・左 1700m 4歳上500万下

チアズサイレンス
   ハシルペンチャン  牡4  14着 2回中山7日 8R ダート・右 1800m 4歳上500万下

トロットスター
   クオン  牡4  5着 1回阪神8日 7R ダート・右 2000m 4歳上500万下

ニホンピロニール
   オートパイロット  牝3 13着 1回中京8日 1R ダート・左 1700m 3歳未勝利
   リバーアンダルシア  牡4 4着 2回中山8日 4R 障害・芝→ダ2880m 障害4歳上未勝利

バトルライン
   ユウターエデン  牝3 18着 1回中京7日 3R 芝・左 1200m 3歳未勝利
  アイファーダイオー 牡3  3着 1回阪神8日 9R 雪割草特別 芝・右 1400m 3歳500万下

ヒシアリダー
   シルクチャンピオン 牡8 9着 2回中山7日 9R 館山特別 芝・右2000m 4歳上1000万下

フィガロ
  フュノンガルウ 牡5  5着 1回阪神7日 4R 障害・芝→ダ2970m 障害4歳上未勝利

ホッカイルソー
  ホッカイハウラー  牡3 16着 1回中京7日 4R 芝・左 2000m 3歳未勝利

マチカネキンノホシ
   シュヴァーベン  牡3 7着 1回中京8日 2R ダート・左 1700m 3歳未勝利

マルターズライオン
   イイノソレ  せん3  11着 2回中山7日 3R ダート・右 1200m 3歳未勝利

メイショウホムラ
   エムテイホムラ  牡3 13着 1回阪神7日 6R ダート・右 1800m 3歳新馬

メジロブライト
   コスモスプラッシュ  牝3  6着 1回中京8日 3R 芝・左 2000m 3歳未勝利
   ソブリンブライト  牡6 14着 1回阪神8日 8R ダート・右 1400m 4歳上1000万下

ヤマニンゼファー
   ニシノクイック  牡4  6着 1回中京8日10R 豊橋特別 芝・左 1200m 4歳上500万下

リアルボーイ
  ドリームオブワイ  牡3 18着 1回中京7日 4R 芝・左 2000m 3歳未勝利

ロイヤルスズカ
   スズカゲイル  牡3 11着 1回阪神8日 3R ダート・右 1400m 3歳未勝利

ローゼンカバリー
   レオリリー  牝6 14着 1回中京7日 11R 鈴鹿特別 芝・左1200m 4歳上1000万下

ロードメイプル
   ヨイチイースト  牝6  4着 1回中京8日 5R ダート・左 1700m 4歳上500万下


−2007年新種牡馬−

ウインマーベラス
   ウインオンリー  牡3  5着 1回阪神7日 6R ダート・右 1800m 3歳新馬
   ディアディアー  牡3 15着 2回中山8日 7R 芝・右・外 1600m 3歳500万下

ゴールドヘイロー
   ウォルトンブッチ  牝3  16着 1回中京8日 3R 芝・左 2000m 3歳未勝利

タガノサイレンス
   タガノダイナマイト  牡3 16着 1回中京8日 2R ダート・左 1700m 3歳未勝利

ダンシングカラー
   メガロスバンダム  牡3  8着 1回阪神7日 6R ダート・右 1800m 3歳新馬

ラスカルスズカ
   スリーラスカル  牡3  8着 1回中京7日 10R あざみ賞 芝・左1800m 3歳500万下

レギュラーメンバー
   マルサンチーフ  牡3 11着 1回阪神7日 3R ダート・右 1800m 3歳未勝利
   マイネルデスティノ  牡3 11着 1回阪神7日 5R 芝・右・外 1800m 3歳未勝利
   アイドルメンバー  牡3 中止 1回阪神7日 7R ダート・右 1200m 3歳500万下
   コウヨウクリスタル  牝3  10着 2回中山8日 2R ダート・右 1800m 3歳未勝利



☆★☆ 地方競馬ニュース ☆★☆


●ビッグサンデー産駒フィリアレギス 浦和桜花賞制覇

19日、浦和競馬場で行われた桜花賞(南関東G1・ダート1600m)で、ビッグサンデー産駒の
フィリアレギスが優勝した。

戸崎圭太騎手が騎乗したレースでは、2番手追走から抜け出すという父ビッグサンデー
を彷彿とさせるレース振りで快勝。
また5番人気という伏兵扱いながら、ファンをあっと言わせてしまうあたりも、40戦
してたった2回しか1番人気に支持されなかったビッグサンデーの現役時と重なる。
(ちなみに、ビッグサンデーは、その2回の1番人気のレースもきちんと勝っている)
思えば、スプリングSで初めて重賞を勝ったときが8番人気だったし、マイルCSで6
番人気ながらタイキシャトルの2着に入ったときは馬券でもお世話になった。


フィリアレギスは、約5か月ぶりの実戦となった前走こそ3着に敗れたが、それ以外は
パーフェクトの成績を残しており、通算成績を4戦3勝(重賞1勝)とした。
当初、このレースの出走には賞金額が足りずに除外対象となっていたが、直前に回避馬
が出て最後の1頭に滑り込み、出走に漕ぎ着けたという幸運の持ち主。
ちなみに、鞍上の戸崎圭太騎手と管理する池田孝調教師と言えば、昨年はアンパサンド
(父フィガロ)で東京ダービーを制したコンビ。今年はこのフィリアレギスで南関牝馬
クラッシクを盛り上げてくれるだろう。

フィリアレギスの母キャビアクイーン(父Kings Lake)は愛国産。近親に米GI2勝サラ
トガデューがいる。これまで9頭の産駒を輩出しているが、産駒の中央勝利は1勝のみ。

父ビッグサンデーは、現役時に重賞3勝の他、タイキシャトルの勝った98年マイルC
S2着など芝マイル重賞路線で息の長い活躍をした。
種牡馬としては、供用後最初の2年間は44、56頭とまずまずの種付頭数を残し、好
スタートを切った。だが、続々とSS産駒が種牡馬入りするという状況もあり、それ以
降は年々減り続け、05年はついに1頭まで減ってしまったことで、ついに馬主がその
所有権を手放し、ビッグサンデーは種牡馬廃用となりかけた。そんなビッグサンデーを
救ったのが、ビッグサンデーの生産者である市川ファームだった。
こうしてビッグサンデーは、生まれ故郷の市川ファームで種牡馬を続けることになった。

市川ファームで生まれたこのフィリアレギスは、ビッグサンデーからの恩返しと言える
かもしれない。
いや、きっとビッグサンデーの恩返しはこれだけで終わらないはず。
フィリアレギスは、今回の勝利で獲得総賞金をビッグサンデー産駒の中で3番目の高額
としたが、まだまだ勝ち星を積み重ねていってくれるだろう。

ビッグサンデー産駒と言えば、先日、同世代の牝馬ヤサシイキモチが中央で2勝目を飾
っているが、そのヤサシイキモチに続き、また1頭、将来が楽しみな馬が出てきた。

06年に市川ファームがビッグサンデーを引き取った当初は、「あと1、2年は種牡馬
を続ける」という話だったようだが、産駒の活躍でまだ種牡馬を続けられそうだ。
(ブログ版3月24日掲載記事より転載)


●トゥナンテ産駒 福山で重賞初制覇 

22日、福山競馬場で行われた3歳馬による重賞キングC(ダート1600m)で、トゥナンテ産
駒のウィナーズディア(牡3)が優勝した。
なお、この勝利が自身だけでなく、父トゥナンテにとっても中央・地方を通じた重賞初
制覇となった。

3番人気で挑んだレースは、後方で脚を溜め、3コーナー過ぎから進出を開始すると、
直線で一気に抜け出し、1番人気テンテンマルスに2馬身半差をつける完勝だった。
これで通算成績14戦4勝(重賞1勝)とした。

ウィナーズディアの母系を遡ると、小岩井農場が1934年にイギリスから繁殖牝馬と
して輸入したタイランツクヰーンにたどり着く。
このタイランツクヰーンの系統からは、1951年の皐月賞とダービーを制したトキノ
ミノル、 トウショウボーイとテンポイントといった名馬を打ち負かした菊花賞をはじめ
GIを3勝したグリーングラス、二冠牝馬マックスビューティといった活躍馬が出ている。
しかしながら、ウィナーズディアの近親からは目立った活躍馬は出ていない地味な血統。

父トゥナンテは、06年の新種牡馬で、ダイタクリーヴァとともに期待の新種牡馬とし
て私が挙げた1頭。
競走馬としての潜在能力の高さと父サクラユタカオー譲りの日本向きの素軽いスピード
能力、優秀な母系、種牡馬として大成功を収めているサクラバクシンオーと同配合であ
ること、そこその産駒数などの要因から期待したのだが、今のところ不本意な成績にな
っている。
それでもこのウィナーズディア以外にも、園田でユキミプロスパーという4歳牝馬が8
戦全勝という圧倒的な強さで連勝街道を突っ走っており、今後どこまで連勝が続くのか
注目されている。
トゥナンテ自身の本格化が5歳と遅咲きだったように、産駒も頭角を現すのは古馬にな
ってからだろうと元々思っていたので、初年度世代が古馬となった今後の巻き返しに期
待したい。

供用初年度に38頭、2年目に20頭を確保した種付頭数も、50%に満たない受胎率
の低さがネックとなってか、3年目以降は5頭以下に激減。
トゥナンテは、今年もレックススタッドで供用されているが、種牡馬として崖っぷちに
立たされている状況と言える。
トゥナンテにとって、初年度産駒が古馬となった今年は勝負の年だ。
(ブログ版3月26日掲載記事より転載)



☆★☆ おつかれさま ☆★☆


(2008年3月11日〜3月16日 抹消分)

<地方へ移籍>
カリスタグローリ産駒
  フレノエンジェル 牝4(母父ジェイドロバリー)13戦4勝(地方3戦0勝) 佐賀

シルクジャスティス産駒
  パシコジャスティス 牡3(母父クリスタルグリッターズ)8戦2勝(地方4戦2勝)  門別

サイレントハンター産駒
  キリシマセブン セ3(母父ナグルスキー)9戦0勝(地方3戦0勝) 園田

スカイアンドリュウ産駒 タケショウドリーム 牡3(母父リアルシャダイ)2戦0勝 名古屋



☆★☆ 今週の主な特別登録馬 ☆★☆


<オープンクラス>
バトルライン産駒 スカーレットライン 牡3  4/6(日) 中山9R 伏竜S(ダ1800m)
ビッグサンデー産駒 ヤサシイキモチ 牝3 4/6(日) 阪神10R マーガレットS(芝1400m)

<1600万下クラス>
スズカストリート産駒 カシノエスケイプ 牝5 4/5(土)  中山11R 春風S(ダ1200m) 



☆★☆ 次走報 ☆★☆


メイショウホムラ産駒 メイショウバトラー 牝8   4/2 船橋 マリーンC(ダ1600m)

メジロブライト産駒  マキハタサイボーグ せん7  5/4 京都 天皇賞・春(芝3000m)

ミスズシャルダン産駒 サンレイジャスパー  牝6
蹄が完全に伸びるのを待っており、近々帰厩予定。1戦挟んでヴィクトリアMに向かう。

フィガロ産駒 アンパサンド 牡4  4月 大井 マイルグランプリ(ダ1600m)

ラスカルスズカ産駒  サワヤカラスカル 牝3  4/13 阪神 桜花賞(芝1600m)

ゴールドヘイロー産駒 アポロラムセス 牡3  4/12 中山 ニュージーランドT(芝1600m)

メジロブライト産駒 ドリームキューブ  牡3 5/3 東京 青葉賞(芝2400m)



☆★☆ マイナー種牡馬リーディング ☆★☆


メスナーが500万下クラスで2着に入り、ロサードが昨年デビューの新種牡馬ながら
ついに2位まで上がってきた。
ロサードは昨年の新種牡馬の中で私が最も期待する1頭として挙げた種牡馬だが、ここ
まで期待通り、いや期待以上の好成績を収めている。
万が一、この馬がいきなりマイナーリーディングサイアーに輝くと、違った意味で見る
目がなかったということになってしまうのだが、さすがにそこまでの好成績とはいかな
いだろう。
期待の産駒の1頭アンヴェイルが骨折してしまったこともあり、ロサードが今後どこま
でリーディング上位に名を連ねていられるか注目だ。

スカーレットラインが500万下クラスを勝ち上がり、バトルラインが11位に躍進。
さらに上を目指せるスカーレットラインの活躍次第では、今年のバトルラインは過去最
高の種牡馬成績を収めることも可能だ。
ちなみに、バトルラインの過去2年のマイナー種牡馬リーディングは06年が38位、
07年が13位だった。



<リーディング表の見方>

左から
本メルマガで紹介している種牡馬中の順位
先週からの順位の変動
全ての種牡馬中の順位
種牡馬名
収得賞金(単位:万円)
1着回数
2着回数
3着回数
4着回数
5着回数
主な産駒


−2008年中央競馬マイナー種牡馬リーディング−

(2008年3月24日現在)

1 → 99 セイウンスカイ 2,797.4  2 0 1 3 0   ニシノプライド
2 ↑117 ロサード 2,123.4  2 3 0 1 0  アンヴェイル、メスナー
3 ↓118 スエヒロコマンダー 2,105.0  1 0 0 0 1  メトロシュタイン
4 ↑124 フィガロ 1,840.6  1 2 1 1 1  エルベンセドール、フェルロッサー
5 ↓126 フィールドアスカ1,783.4  1 0 1 0 0  モエレフィールド
6 ↓127 ビワタケヒデ 1,778.0  1 1 0 1 1  サンマルセイコー
7 ↓128 スズカストリート  1,734.8  0 2 0 1 1  カシノエスケイプ
8 →135 スピードワールド 1,604.8  2 0 1 0 0  ザシークレット
9 ↑138 ダイタクサージャン 1,550.0  1 1 1 0 1  ウォータートリトン
10↓148 アッミラーレ 1,464.4  1 1 1 0 0  セッカチセージ

11↑149 バトルライン 1,456.7  2 0 1 0 0  スカーレットライン
12↓154 メジロブライト 1,385.0  1 0 0 3 1  ドリームキューブ
13↓159 ラスカルスズカ1,330.0  2 1 0 0 1  スリーリンクス、サワヤカラスカル
14↓160 エイシンダンカーク 1,320.0  1 0 0 1 0  オネストジョン
15↓170 メイセイオペラ 1,106.4  1 0 1 0 0  オペラダンディ  
16↓172 ビッグサンデー 1,085.0  1 1 0 0 1  ヤサシイキモチ
17↓173 ゴールドヘイロー 1,060.0  1 0 2 0 0  アポロラムセス
18↓177 クリスザブレイヴ 1,040.0  1 1 0 0 0  ダンシングクリス 






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●発行者:石沢真重

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