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2006/08/01

人事労務トレンド情報玉手箱

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    人事労務トレンド情報玉手箱     
   < 第132号  H18.8.1>
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今日から8月に入りました。関東地方も梅雨が明けて、いよいよ
夏本番の様子です。
このごろ電車に乗ると、ビジネスマン、ウーマンに混じって、
親子連れを良く見かけるようになりました。
徐々に日本の会社の夏休みが始まっているようです。
皆さんの夏休みはいつから始まりますか。

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さてキャリアを開発の4つのステージその前半について、ふれてきました。
今日は、高齢期の社員のマインドチェンジをどのように行っていったらよいのか、
「コメンスメント」(再スタート)となる準備教育について触れてみたいと
思います。

高年齢雇用安定法の改正が行われたものの、当面は労使協定により、60歳以降
の雇用が継続される人は、まだまだ限られているといっても過言ではありません。
特にホワイトカラーの管理職についての雇用継続は厳しいものがあります。
一方、50代後半の雇用情勢もまだまだ厳しいものがあります。
そこで、人生80年時代をいかにすごしていくかについての、準備教育が
50代に入ると、必要になるのです。

私は、この世代の教育を「ワークライフ コメンスメント プラン」と呼んでいますが、
最近は特に、この種の教育ニーズが高いのです。

この世代に対する、企業側のニーズは

(1)厳しい雇用情勢と企業の再雇用についての状況認識
つまり、再雇用として残れるケースも厳しいという現実を理解し、
同時に世間一般の雇用情勢も厳しいのでそれなりの覚悟が必要だということを理解
して欲しいということです。

(2)経済プランの確認
60歳で受け取る退職金や公的年金、退職後の健康保険や雇用保険など、いわゆる
老後の生活に必要な資金が準備できているかということを認識するということです。
これから60歳までの間に準備すべき資金と、60歳以降の年金や勤労収入も含めた
資金収支を具体的に把握するということに意外と無関心で来ている人が多く、早めに
現実に向かいあわせたいということです。

(3)キャリアの棚卸と今後のやりたい方向性の明確化
今後の人生をどう生きていくのかということを、具体化して、行動計画にまとめて、
着実に実施しましょうということです。
その手順として過去の職業人生を振り返り、自己の強み、弱みを把握した上で、
やりたいこと、生きがいを明確にして、様々な選択肢を検討していくということです。
前向きに考える習慣のある人ほど、継続雇用を望まずに、独立や他社への転職、
NPOや地域社会への貢献を目標に掲げる人が多い現実があります。

そして第4ステージは、60歳直前の、マインドチェンジ研修です。
これは、継続雇用のもつ現実を理解して、心機一転を期待する研修です。

継続雇用といっても現実はなかなか厳しいものがあります。
特に管理職については、役職離脱となる可能性が極めて高く、
一般職としてのリスタートも覚悟しなければなりません。
同じ職場で雇用される場合は、かっての部下の下で働くことになります。
また他の職場で働く場合は、キャリアチェンジをしなければならなくなります。

自分のことは全て自分で行うことは当然ですが、身分的な変化を良く認識して、
職場の雰囲気を盛り立てなければなりません。

こうしたことを理解しないままに継続雇用をすると、職場の雰囲気が悪くなり、かえって
生産性が下がる、モチベーションがあがらないなどに至るようです。
いわば心の切り替えのための研修なのです。

このように職業人生が伸びるに従いキャリア開発・設計がますます重要になり、
そのための支援策としての、自律人材を育てる研修が生涯を通じて
求められるようになるのです。


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【編集後記】

原則的に毎週火曜日にメルマガを発行してきましたが、来週、来来週は少し長めの夏休み
を頂き、休刊とさせていただきます。
また、22日以降にお目にかかりたいと思います。
暑い夏を乗り切るために、どうぞお体をご慈愛ください。

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