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2006/04/15

≪実録☆家づくり相談室!No.012≫造成地なら地盤は大丈夫!?(3)

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 ★★    No.0012
 ★★    実録☆家づくり相談室!
 ★★    【造成地なら地盤は大丈夫!?その3】
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 ★☆★☆ http://www.ootsukihome.com/ ★☆★☆★☆ 2006.04.15☆


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 【今回の一問一答】

 (前回からのつづき・・・・)

 〜造成地に建築予定のGさんからの相談への回答〜


 さて昨今、土地売買に伴う地盤のトラブルは増えていると聞きます。
 そもそもこれだけ地盤不良によるトラブルが各地で起きているにも係わらず
 いまだに宅建業法で地盤調査が売主(業者)に対して義務化されていない
 のが問題なのです。

 法はいずれ整備されるとは思いますが・・・・・
 少なくとも現状では、地盤調査をして結果を見せないと契約しないぞ!ぐらい
 の勢いが消費者に必要なのですが、気に入った土地は早いもの勝ちという
 ような雰囲気に飲み込まれ、仲介業者にもせかされて契約してしまう・・・・・
 あるいは最初から地盤なんて考慮せず、あとになって後悔するパターンも
 あろうかと思います。

 責任ある仲介業者だとすでにこのへん対応済みで地盤調査のない物件は
 仲介しないところもあるようです。

 傾斜造成地では地盤調査にも注意が必要です。
 例えばスエーデンサウンディング式の調査でも、調査ポイントが少ないと
 一見、データ的には良い結果ががでることもあります。 超音波探査法など
 の調査法も検討したほうがよい場合もあります。

 地盤調査で悪い結果が出た場合、じゃあどうしたらいいの?・・・という
 疑問については、造成地によって対応策が異なるので一概には言えま
 せん。 ただ最悪、造成してある盛り土の部分を一度全部さらって再び
 改良土を入れ込むような大々的な方策を取らざるを得ない場合もあり、
 費用もそれなりに掛かることを覚悟する必要があります。


 建築基準法で地盤調査が義務付けられていなかった数年前まではちゃんと
 した開発がかかっている造成地の地盤が悪いなど購入者は夢にも思わなか
 ったことで、建築屋にしてもそのまま普通に建てているケースが日本中で
 ほとんどであったはずです。

 こんなお話しはおもてには決して出ないでしょうね・・・・ただ知ってる人は
 知っています、造成地の怖さを。
 ボクも今では高低差の大きい造成地の案件が来ると憂鬱になります。

 さらに競合相手がこの怖さを多分知らないのだろうな〜というのが施主の
 口から聞かされると、なおさら憂鬱になります、その建築屋さんは知らずに
 どんどん普通に建て続けているのだろうと想像に難くないからです。

 日本の建築技術は本当にそんないい加減なことなのか?と疑問に思われ
 るかもしれませんね。 
 そのとおり、いい加減ではありません、少なくともビル建築や土木工事の
 分野では・・・・。 ビルや土木の世界では地盤はよく研究されていますが、
 住宅の分野になると、地盤の専門家の数が極端に少ないのが現状です。
 日本全国で見ると地盤の状態が千差万別であることも研究を遅らせている
 理由のひとつ。 つまり詳しく知ってる人はあまりいないと思っていたほうが
 よい、ということです。 くどいようですが、つい最近まで地盤調査の義務
 すら無かったのですから・・・・・。

 少しおどかし過ぎたかもしれませんね、最後に少し安心材料をひとつ。
 これだけ土木や建築技術の発達した日本でなぜ住宅の地盤だけ軽視され
 てきたかと言えば、木造などの個人住宅はその重量が軽いからです。
 沈下の原因は家の重量と関係ないものもありますけど、誤解を恐れずに
 ハッキリ言えば、軽いからたいして沈まないだろうということです。
 しかし、最近の住宅は設備や仕様も従来とは異なり、どんどん重くなって
 きています。3階建てなど言うに及ばずでしょう。
 状況が変わってきているのです。

 今回はちょっとシビアなお話しになりましたが、また地盤改良のデータが
 出てきたら相談にのりますのでご連絡下さい。

 では、今日のところはこのへんで〜☆


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