2009/11/06
インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント!No.1079
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■ インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント! ■■ ■■ ~ 明日のグローバル経営に役立つ情報をあなたに!! ~ ■■ ■■ No.1079 2009/11/6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 拡大するインドの消費市場、消費者心理をつかむことが重要。 ─────────────────────────────── アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「インドの流通王」が語る新興国で勝つ秘訣 日経BP 2009/10/12 ─────────────────────────────── インド国内に、ハイパーマートや衣料品店、家電量販店、家具店など1000 店余りを展開する大手流通企業「フューチャーグループ」。グループの総売 上高は20億ドル、総従業員数は3万人を超す。この企業群を一代で築いたキシ ョー・ビヤーニ・グループCEO(最高経営責任者)は、現地では「流通王」と 呼ばれている。ビヤーニ氏にインドの消費市場の現状と将来性、そしてフュ ーチャーグループの成長戦略について聞いた。 (後略) 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■フューチャー・グループは、1987年に既製品の衣料品店からスタートして います。 ■その後わずか20年余りで、ハイパーマーケットの「ビッグバザール」や家 電販売などの小売業から、保険やベンチャーキャピタルにまで事業の幅を 広げています。 ■公認されている言語だけで22あるインドでは、従業員の人種や宗教も様 々で、これまで小売で全国展開する小売業者はほとんどありませんでした。 ■そのためフューチャー・グループでは、分かりやすく企業哲学を浸透させ るために、ラクシュスヴァティ、ドゥルガという、インド人が皆知 っているこの3つの神様を使うなど工夫しています。 ■ビヤーニ氏は今後のインド経済の見通しについて、これから7~8年で、イ ンドの経済は2倍に成長するだろう、と言います。 ■現在の3500億~4000億ドルの国内の民需は、その時点で1兆ドルにまで膨ら むと見ています。 ■その頃には国民の平均年収も、現在の1000ドルから、2000ドルへと倍増す るでしょうし、その頃には非常に大きな市場が確立している、と見ます。 ■ビヤーニ氏は、この10年ほどの経済成長で、インドの中間層の間では消費 願望が膨らんでいるとし、こうしたニーズと願望に応えられるように、適 正な価格で商品を供給することが大事だと言います。 ■ということで、フューチャーグループでは、「行動経済学」を多用し、消 費者がどのように動くかを研究し、予測しているそうです。 ■また、フューチャー・グループでは、徹底的な現場主義を取っています。 ■大型店を新しい都市に出す場合には、全役員が現地に乗り込んで、徹底的 に顧客の視点でニーズを探る、という方針をとっています。 ■ビヤーニ氏自身、毎週末に各店舗を視察し、お客様の様子を見ているとい うことです。 ■流通業界でも、変化が激しいインドの消費や心理をつかむのに一生懸命で す。 ■今後世界の大手流通業者がインド市場に参入してきても、市場の拡大と流 通の近代化が同時に起きていき、近代的な大手の流通業者の市場シェアは 現在の4%から、将来は30%程度にはなると予測しています。 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ デフレに再突入したように見える日本ですが、私の周りでもその影響は感 じられます。 すなわちインドへの関心が一層高まっていることに加えて、インド周辺諸 国への関心も高まってきているようです。 それらの国々では、価格は文句なく安いので、我々は要求品質の確保に ほぼ全力投球となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガ「インドの今を知る!」 ~ 一歩先読むビジネスのヒント! 発行責任者:(有)アイジェイシー 土肥 克彦 http://www.indjpn.com/ メールアドレス: mail@indjpn.com ■購読・解除はこちらから出来ます。 まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000169005.htm 当メルマガにて紹介している記事は、インド内外で発表された記事をも とに、まとめたものです。当メルマガ掲載記事の転載・使用によって発 生する事に関して、弊社は一切の責任をもちません。 Copyright(C)2005 IJC Ltd. All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



