2009/10/27
インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント!No.1072
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■ インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント! ■■ ■■ ~ 明日のグローバル経営に役立つ情報をあなたに!! ~ ■■ ■■ No.1072 2009/10/27 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中国の自動車メーカーも、インド進出を狙っています。 ─────────────────────────────── アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 上海汽車とGMが共同でインド市場開拓へ 日経BP 2009/10/2 ─────────────────────────────── 中国自動車大手の上海汽車が、米ゼネラル・モーターズ(GM)からインド の工場を買収し、両社の合弁会社である上汽GM五菱汽車のマイクロカー( 日本の軽自動車に相当)をインド市場に投入するという情報が注目を集めて いる。 (後略) 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■上汽GM五菱汽車は広西チワン族自治区柳州市に本社を置くマイクロカーの 専業メーカーです。 ■もともとは地元政府傘下の地方メーカーでしたが、2002年に上海汽車が 50.1%、GM中国法人が34%を出資して子会社化したものです。 ■上汽GM五菱汽車は「五菱」ブランドの軽商用車に加えて、「シボレー」ブ ランドの軽乗用車を生産しています。 ■中でも五菱ブランドの軽ワンボックス車は、中国市場で5割を超えるトップ シェアを誇っています。 ■上海汽車は、これまで海外企業買収では技術の獲得が主な目的でしたが、 新たな海外戦略では市場開拓に重点を置いているということです。 ■上海汽車は、GMと共同で五菱ブランドのマイクロカーをインドで生産する ことで、中国市場に次ぐ大きなポテンシャルを秘めたインド市場を開拓し ようとしています。 ■インド市場は、人口1000人当たりの自動車保有台数がまだ10台に満たない という将来性と、インド政府が、外資企業の投資を優遇しているという、 投資の条件がそろっています。 ■一方のGMは、インドでの市場シェアを2010年までに10%に拡大するという 計画を立てていましたが、GMのインド法人は決して順調とは言えない状況 にあります。 ■インドの消費者はまだ購買力が低く、自動車需要はローエンドの車種に集 中しています。 ■年初以降、インド市場は回復していますが、スズキや現代自動車が販売台 数を大幅に伸ばす一方、小型車に弱く、コスト面の優位性もないGMの販売 には勢いが見られません。 ■GMは、再建計画の中で、アジア,とりわけ中国と並んでインドは重要な戦 略市場と位置付けています。 ■しかし再建中のGMには資金がありません。 ■一方、GMにとって中国市場での緊密なパートナーである上海汽車は海外進 出への意欲が高く、手元資金にも余裕があります。 ■そんな中、五菱のマイクロカーは、価格が安く、新興国市場のニーズにマ ッチしていることもあり、上海汽車とGMがインドで五菱車の現地生産に乗 り出す決め手になったようです。 ■事情通によれば、工場の買収手続は既におおむね完了しており、上海汽車 はGMインド工場の大株主になるということです。 ■上汽GM五菱汽車の主力製品である軽ワンボックス車は、中国市場では最低 2万6000元(約36万4000円)から販売されています。 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インド人は親日なのですが、中国は「嫌い」と言うことはないのですが、 民主主義国家でないことなど、考え方が違うという感じは持ってます。 この点からでも、日本とは一緒にやっていけるという感じがあるのだと感 じています。 また中国とは国境紛争もあるし、パキスタンやインド周辺諸国への食い込 み、インド洋での覇権争いなど、中国に対して根底に恐れも抱いています。 ビジネスやその他対印関係でも、インド人のこのあたりの心情を考慮し、 日本とのいい関係に持っていくのり利用すべきでしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガ「インドの今を知る!」 ~ 一歩先読むビジネスのヒント! 発行責任者:(有)アイジェイシー 土肥 克彦 http://www.indjpn.com/ メールアドレス: mail@indjpn.com ■購読・解除はこちらから出来ます。 まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000169005.htm 当メルマガにて紹介している記事は、インド内外で発表された記事をも とに、まとめたものです。当メルマガ掲載記事の転載・使用によって発 生する事に関して、弊社は一切の責任をもちません。 Copyright(C)2005 IJC Ltd. All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


