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2008/09/09

インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント!No.806

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 ■■  インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント! 
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 ■■            No.806          2008/9/9
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   インドIT大手のさらなる成長には、付加価値アップが必要です。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   インドのアウトソーシング企業TOP3、
            2011年にはIBMなどに匹敵するメガベンダーに
 
                  日本経済新聞    2008/8/31
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  米Gartnerは,インドのアウトソーシング企業のトップ3であるTata 
 Consultancy Services(TCS),Infosys Technologies,Wipro Technologies
 が今後も成長を続け,2011年には米IBM,米Accenture,米EDSと肩を並べる次
 世代の巨大ITサービス・ベンダーになるとする調査結果を発表した。 

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■TCS、Infosys、Wiproは、30四半期連続で記録的な成長をみせ,既存の上記
  メガベンダー米3社の約3倍の成長率で拡大してきました。

 ■このインド大手3社は、2004年から2007年の間に売上高は2.6倍に増えてい
  ます。

 ■現在はインド大手3社の規模は、米国の既存メガベンダーに大きく劣ってい
  る状況ですが、今後は大型契約をめぐって既存メガベンダーと争うことが
  ますます増えていく、とガートナーでは見ています。 

 ■ガートナーは、それらインド企業が次世代のITサービスでのメガベンダー
  になるには,従業員の数を増やさなくても収益を拡大できるビジネス・モ
  デルへの転換を図らなければならない、と指摘しています。

 ■2007年の従業員1人あたりの売上高をみると,IBMが14万7000ドル、アクセ
  ンチュアが13万ドル,EDSが15万4000ドルに対し,TCSは5万1000ドル,
  Infosysは4万6000ドル,Wiproは4万1000ドルでした。

 ■こういった指摘も踏まえ、インドIT大手は顧客に近いところでのソリュー
  ションの提案など高付加価値化に加えて、米国依存体質からの転換を図っ
  ています。

 ■インフォシスは今年7月に、売上高に占める米国の比率を現在の60%超から
  40%程度に引き下げる計画を明らかにしました。

 ■米経済の減速を受け、米国でのアウトソーシングの受注の見通しが良くな
  い模様です。

 ■同社では、欧州の比率を今の27%から40%に引き上げ、残りの市場で20%
  となるようにすることで、米国の比率を40%にする計画です。

 ■インフォシスが同じく7月に発表した今年第1四半期(4─6月期)決算
  では、純利益が前年比21%増と予想を上回わる好調でしたが、欧米の景気
  減速により、今後の業績については慎重な見方を示しています。

 ■一方インドIT4位のサティヤムは、第1四半期の純利益は前年同期比45%も
  の増益となりました。

 ■サティヤムでは、第1四半期にはアジア太平洋地域および中東地域での売上
  増加が寄与したようです。

 ■またサティヤムでは、今年オフショア要員の賃金は12-14%上昇し、オンサ
  イト要員の賃金は3-4%上昇するとの見通しを示しています。

 ■インドIT大手は現在でも利益率は高いのですが、今後一層の付加価値アッ
  プに向かっていきます。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  先週末ニューデリーである商品の価格調査を行いました。

  当然日本製より安いのですが、日本企業側も今後付加機能を省いた廉価版
 製品の本格開発を考えていくべきでしょう。

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 発行責任者:(有)アイジェイシー 土肥 克彦
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