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2008/07/23

インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント!No.774

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 ■■  インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント! 
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 ■■            No.774          2008/7/23
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   インドのために、米国との原子力協力協定の発効させるべきです。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


    インド政権、揺れる枠組み 米との原子力協定巡り対立
 
                 日本経済新聞    2008/7/4
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  米国とインドの原子力協力協定の発効をめぐり、インドのシン政権が揺れ
 ている。政府が発効手続きに踏み切れば、協定に反対する左翼政党は閣外協
 力を解消する構え。連立与党は下院での過半数割れを防ぐため少数野党グル
 ープを取り込み、連立の枠組みを変える姿勢も見せている。米国は協定の早
 期発効を求めており、シン首相は難しい決断を迫られている。 

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■シン政権は急激な原油高対策として核技術の実用化を急ぎたい考えで、米
  国との原子力協定は発効させる強い決意を持っています。

 ■協定を来年1月のブッシュ大統領の任期切れ前に発効させるためには、月
  内にインド側の手続きを終える必要があり、対応を急いでいます。

 ■シン首相は、閣外協力している有力左派政党が反対している米国との民生
  用原子力協力協定の発効手続きを行うと表明しました。

 ■これを受けて左翼政党4党は、協力の解消を決定しました。

 ■そのため連立与党の中心である国民会議派は、左派の離脱を視野に地方政
  党との提携を探るなど、ぎりぎりの攻防を続けています。

 ■政府が4日発表した先月第3週の卸売物価の前年比上昇率予測は、13年
  ぶりの高さである11.63%を記録し、政権への不満が高まっています。

 ■しかし政府は今年6月、石油会社への支援が限界を迎えたとして、ガソリ
  ンなどの石油製品について10%の値上げを容認しました。

 ■これに対しては、ニューデリーなど主要都市で今月1日から、ディーゼル
  燃料の高騰に抗議するトラック運転手400万人によるストが行われ、この影
  響で果物や野菜の値段が1〜3割も跳ね上がりました。

 ■トラックのストは政府が高速通行税について1年間の優遇策を約束したた
  め4日までに収束しましたが、石油省幹部は10月に石油製品の再値上げ
  の見通しを示しており、原油高による混乱は一段と拡大する可能性があり
  ます。

 ■与党・国民会議派は、これまで左派政党の協力を維持することに腐心して
  きましたが、同時に左派の離脱を視野に入れた戦略に転換していました。

 ■カラム前大統領、シン首相、及び国民会議派のソニア・ガンジー総裁はウ
  ッタル・プラデシュ州を基盤とする社会主義党の首脳と相次いで会談し、
  提携を協議してきました。

 ■同党は左派の59議席には及ばないものの39議席を持ち、シン政権は議会運
  営に必要な44議席にも自信を示しています。

 ■そして社会主義党は、左派連立解消を受けて「政権を救う」と発表しまし
  た。

 ■仮にシン政権が解散総選挙に追い込まれることになれば、物価高に対する
  有権者の不満が募る中、敗北は必至との見方が多い情勢です。

 ■インドの物価高は、原油高に起因する現在の世界の物価高によるものであ
  り、基本的にはシン首相の政策が失敗したからではありません。

 ■そして7月22日のインド下院で、シン内閣に対する信任決議案が可決されま
  した。

 ■これはインド経済にとっていいことです。

 ■これにより原子力発電の推進による電力インフラの整備、そしてこれまで
  今回離脱した左翼政党の抵抗で停滞していた経済改革路線が加速するでし
  ょう。  

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  インドビジネスが盛り上がってきた今日この頃ですが、このような状況
 インドに住む日本人も増えてきています。

  現在3000人以上の日本人がインドに住んでおり、この数は今急速に伸びて
 います。

  それで、そうした在印日本人向けのサービスも増えていきそうな気配です。

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 発行責任者:(有)アイジェイシー 土肥 克彦
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