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2009/05/27

【お城ファン倶楽部】特別号です

お城ファン倶楽部をご愛読の皆さんへ

 なかなか再開できないで、心苦しく思っています。この間、励ましのメールを何人
の方から頂きまして、この紙上を借りてお礼申し上げます。まだいつから再開すると
はいえないのですが、何とか頑張っていきたいと思っています。

 ところで、お城関係のメールマガジンとして、【城郭ニュース】というのもこのま
ぐまぐ!で発行しています。そちらもご覧いただければ幸いです。

 その城郭ニュースを購読されている方々には重複となってしまいますが、特別号と
して今月15日に開催されました文化審議会関係の情報をお届けします。文化審議会
は文部科学大臣の諮問機関で、毎年春と秋に国宝、重要文化財や史跡などに指定すべ
きものを大臣に答申しています。今春は城郭関係が多く答申されましたので、紹介さ
せて頂きます。

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 15日に開催された文化審議会で、豊臣秀吉が16世紀末に築いたとされる「宇治川太
閤堤跡」など10件を史跡に、また4件を名勝に指定するように文部科学大臣に答申し
た。

 城郭関係で国の史跡に指定するように答申されたのは、会津新宮城(宮城県喜多方
市)、増山城(富山県砺波市)、隈部氏館(熊本県山鹿市)、棚底城(熊本県天草市)
および宇江城(沖縄県久米島町)の4ヶ所である。また、特別史跡である一乗谷朝倉
氏遺跡では、家臣の屋敷の一部などを追加するように答申された。

 今回の答申を以て史跡などに指定されたように書かれることがありますが、それは
誤りです。今回はあくまでも答申であって、今後地権者の同意などの地元協議を行っ
て問題がなければ、官報に告示されて正式指定となります。したがって早くても2〜
3ヶ月、協議がこじれれば最終的に指定にならない場合もあります。

 各城跡の史跡指定へのポイントなどは、以下のとおりです。

・会津新宮城:
 会津盆地北西部に築かれた中世の城館跡で、鎌倉時代末期に地頭となった新宮氏の
 居城である。外堀は東西約480m×南北約440mの大きさで、15世紀前半のものとし
 ては大きい。発掘調査でかわらけが多数見つかっており、東北の城館跡ではまとま
 って見つかることは少なく、新宮氏の経済力や政治力を示している。
 ▼会津新宮城については、下記サイトを参考にしてください。
  http://www.akina.ne.jp/~araake/siseki/singuu/sinnguujiyou.htm
  http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/kitakata/singuuzyou.html
  http://www.db.fks.ed.jp/txt/10053.002/html/00036.html

・増山城:
 松倉城、守山城とともに越中三大山城と呼ばれる城で、室町から戦国時代にかけて
 越中西部の守りの要として多くの戦乱の舞台となる。室町期の越中守護代であった
 神保氏の主要な居城であったが、その後越中を治めた佐々成政によって大規模な改
 修が行われた。元和の一国一城令で廃城となり、現在も開発の手が入っていないの
 で保存状態は極めて良好という。
 ▼増山城については、下記サイトを参考にしてください。
  http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/ettyumasuyama.htm
  http://homepage2.nifty.com/mizuki55/hokuriku/tonamisi.htm
  http://www.geocities.jp/hokuriku1970/masuyama.html

・隈部氏館(隈部城):
 天正15年(1587)に起きた肥後の国衆一揆の主導者であった隈部氏の居城で、これま
 での発掘調査によって館の礎石や庭園遺構などが出土している。隈部城の歴史が記
 載された書物が複数現存しており、城歴が分かる全国でも数少ない中世の城館であ
 る点が評価された。
 ▼隈部氏館については、下記サイトを参考にしてください。
  http://www16.ocn.ne.jp/~sironoki/200fukuokaigai-no-shiro/219kumabe-yakata/kumabe-yakata0.htm
  http://f34.aaa.livedoor.jp/~batabaru/kumabe.htm
  http://www.ne.jp/asahi/kokura/mcqueen/new_page_196.htm

・棚底城:
 戦国時代の山城で、岩盤を掘り込んで築いている点が特徴である。尾根沿いに八つ
 の部分に区切られており、堅固な造りだったと思われる。戦国当時に天草を治めて
 いた領主らが城を巡って抗争を繰り返した歴史があり、天草地域の戦国史を語る上
 で欠かせない城である。
 ▼棚底城については、残念ながら適当なサイトがありません。

・宇江城(宇江グスク):
 宇江城は久米島の最高所にあり、沖縄県内で最も高いところにあるグスクといわれ
 る。山頂部には石積みがよく残り、久米島特有の輝石安山岩の平たい石を見事に積
 み上げている。また、3つの囲いがあることから防御性にも優れているという。さ
 らに中国からの陶磁器が多数出土していることから、グスク時代における歴史的・
 学術的価値が高い点が評価された。
 ▼宇江城については、下記サイトを参考にしてください。
  http://archive.mag2.com/0000168576/20060322030000000.html?start=120
  ↑お城ファン倶楽部での紹介記事です。
  http://www5.ocn.ne.jp/~umasijin/gusuku3/ue.html
  http://homepage3.nifty.com/d-abe/gusuku/uesiro.htm
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 5月15日に開催された文化審議会は、首里城書院・鎖之間庭園を名勝にするよう
に答申した。首里城の南側に位置し、琉球石灰岩の岩盤を山に見立てるなど自然の造
形をうまく取り入れていることが特徴となっている。沖縄戦で首里城が焼失したあと
も当時の遺構が良好に残っていたために、復元が行われて昨年8月から一般に公開さ
れている。グスクの中に存在する唯一の庭園という点も、評価された。

 また、すでに国の史跡に指定され世界文化遺産にも登録されている今帰仁グスクに
ついても、国史跡の追加指定するように答申された。追加指定するように答申された
のは発掘調査で城北側に城跡一帯となって利用された今帰仁ムラ跡などの遺構分布地
域で、今帰仁グスクを理解する上で重要であると評価された。

▼首里城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://archive.mag2.com/0000168576/20060118030000001.html
 ↑お城ファン倶楽部での紹介記事です。
 http://www.wonder-okinawa.jp/001/
 http://www.churashima.net/shima/okinawa/isan/20010301/index.html

▼今帰仁グスクについては、下記サイトを参考にしてください。
 http://archive.mag2.com/0000168576/20060125030000000.html?start=120
 ↑お城ファン倶楽部での紹介記事です。
 http://rekibun.jp/ugoki/nakijinzyou1.html
 http://www.ajkj.jp/ajkj/okinawa/nakijin/kanko/nakijingusuku/nakijingusuku.html
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 15日に開催された文化審議会で、現在国の史跡に指定されている但馬竹田城につい
て麓の居館跡などを追加指定するように答申があった。追加指定するように答申があ
ったのは、麓に残る居館跡や石垣周辺の敷地など約12万5千坪に上る。

 山上から掘られた二本の竪堀に挟まれた高台の居館跡は、平時において城主や上級
家臣が暮らすところで城の一部と見なされる。平成18年(2006)から20年(2008)にかけ
て行われた朝来市教育委員会による発掘調査で、同居館の石垣は江戸時代初期に積ま
れたとの見方が有力となっている。

▼但馬竹田城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://archive.mag2.com/0000168576/20051228030000000.html?start=120
 ↑お城ファン倶楽部での紹介記事です。
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/hyogo/takedawada.htm
 http://inoues.net/club2/takedajyo.html
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