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リーディングフィールズ基本の速読講座公式メールマガジン。他とは違うQ&A、講座案内、多数のゲストコラムなど。東京・山形・大阪などで、新スタイル4時間集中セミナー(受講料10000円)を開催。著書『1日集中!速読力トレーニング』(明日香出版社)

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2009/11/02

◆ フォーム&ギアチェンジ 速読力トレーニング No.106 ◆

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 ◆ フォーム&ギアチェンジ 速読力トレーニング  No.106 ◆ 2009.11.02  
                                    
      リーディングフィールズ基本の速読講座 公式メールマガジン  
                      http://readingfields.com/  
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 リーディングフィールズの今村です。

 第106号のメールマガジンです。


 お知らせです。
 11月7日(土)に、他団体での基本の速読講座が開催されます。場所は北千
住です。
 リーディングフィールズでは、主催講座だけでなく、こうした他団体での講座
も開催しています。速読を広く、身近なものにしていきたいというコンセプトに
よるものです。


 他団体での講座もぜひご検討ください。

・主催:N&Sラーニング

「親子で楽しむ 読書の教室」2009年11月07日(土) 10時~12時 

「半日でかわる! 基本の速読講座」
               第7回 2009年11月7日(土) 13:30~17:30 

 会場:東京・足立区 東京芸術センター 会議室 北千住駅より徒歩7分 

 詳細:N&Sラーニング http://www.nands.net/


   * * *


 先日、東京の高校で速読授業を行ってきました。東京都立つばさ総合高校とい
うところです。友人がこの学校で授業を持っていることで、毎年行っています。
数えてみると、今年で5回目となります。
 1コマ50分×2コマですので、あっという間に時間は過ぎてしまいます。
 ほんの少しの時間ではあるのですが、何が大切か、という基本を伝えることは
できます。読書に対して、一歩自信を持ったりしてもらえるのは、指導する方と
しても嬉しいことです。

 日本全国を見渡しても、学校の授業の中で速読を行っているところは、ほとん
ど無いでしょう。

 速読というものが、驚異的な速度を出すスキルである必要性は全く無いと私は
考えています。そうではなく、ある意味で当たり前のことを、基本技術として、
広く多くの人に伝えていきたいというのが、私の速読に関しての考えです。

 このような意味において、高校などでの速読授業というものが広く行われてい
けば、と思っています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<目次>━━

■ 読書の柱を太くする(3) -子供の読書をより良いものに-
              「絵本を読むこと」

★ リーディングフィールズ主催講座のお知らせ
   ・大阪セミナー   2009年12月
   ・東京・神田教室  2009年11月
   ・山形・米沢教室  2009年11月
   ・親と子の読書講座 2009年11月
   ・アドバンス2時間コース 東京・神田教室 2009年11月
   ・アドバンス4時間コース 山形・米沢教室 2009年11月
   ・出張講座/企業内研修

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<ゲストライターズコラム>==============================================
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● 田中 聡 JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)  
  「日々のネジマキ」 File No,23【論理的に考える】
● 安藤利貞 スキーとオートバイを愛するアウトドア派人間の読書日記(20)
     「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」上・下 白石一文 講談社 
● 織田信吾 健康サークルユウキ主宰
      これからの日本と気功(第1回) 『対パンデミック』 
● 白石慎二 お菓子大好きのコンサルタント
 【チョコレートのお話】 その3 カカオ豆はシーブス・ダンク(羊のフン)
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■ 編集後記

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   **
   **  ★ 好評発売中です。よろしくお願いします
   **
   **  今村洋一著 『1日集中!速読力トレーニング』
   **
   **       フォームとギアチェンジで基礎読書力が上がる
   **       明日香出版社 2008年12月 税込価格:1575円
   **       ISBN978-4-7569-1256-5
   **
   **  ・アスカ・エフ・プロダクツ
   **         http://www.asuka-f.com/details/1256.html
   **  ・明日香出版社        http://www.asuka-g.co.jp/
   **
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■ 読書の柱を太くする(4) -子供の読書をより良いものに-
              「楽しく、面白い本を読む」
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 大きな書店の児童向け売り場に行かれたことはありますでしょうか?

 大人でも、楽しくなるような空間があったりします。子供に少しでも本を読ん
でもらおう、ということで、出版社、書店も、かなり努力をしています。

 10年、20年前に比べ、児童向けの本は多くなったな、と感じます。

 学校教育などの場合、どうしても「教育的に価値のある本」というものばかり
が取り上げられる傾向があったりします。ご両親の考えというのは、ついつい、
本というのは勉強に役立つようなものを読んで欲しい、となりがちです。

 世界文学全集や、偉人伝のような本というのは、確かに面白いものですし、大
いに読んで欲しいものです。しかし、大人が読んでも、難しいものが多かったり
もします。「星の王子さま」にしても、その解釈は深いものがあり、大人が読ん
でもなんだかよくわからなかったりもします。

 本には、いろいろな本があります。身近な楽しめる本を読む、ということをま
ず行ってみるのがいいのではないでしょうか。

 例えば、森絵都、あさのあつこ、梨木香歩、佐藤多佳子など、現代をテーマと
した児童文学です。大人が読んでも、十分に面白かったりします。

 「親と子の読書講座」でも、こうした本を読んでもらっているのですが、すで
に読んでいる、と言われたことはほとんどありません。多くの場合、2時間の授
業では読み終わらずに、続きを読みたい、と子供だけでなく、ご両親の方からも
言われます。

 本を読むことには、テレビなどとは違う、想像力の世界があります。

 頭の中で想像力を膨らませる力、活字をしっかりと読む力が、こうした読書か
ら身についてきます。

 結果として、勉強での読む力に繋がっていきます。

 まずは、楽しく本を読む、ということを行ってみてください。


★「親と子の読書講座」 http://readingfields.com/kouza_kids.html


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   **
   **  ★ ウェブサイト「受講生の声」をご覧ください
   **    
   **    500名以上の声を掲載しています。
   **    
   **    速読講座を受講して「どのような感想」を持ったかのか。
   **    
   **    リアルな声です。
   **    
   **    「速読とは何か」を考えてみることが、第一歩です。
   **    
   **    http://readingfields.com/comment.html
   **    
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★ リーディングフィールズ主催講座のお知らせ
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 リーディングフィールズの講座は、1回完結です。

 家族、友人などとの会話で「速読」ということが出てくることもあるかもしれ
ません。よろしければ、ぜひ、紹介などお願い致します。

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<<基本の速読講座/大阪セミナー>> 2009年12月

・2009年12月11日(金)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年12月12日(土)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年12月13日(日)12:00~16:00(開場11:30~)

 場所 :エル・おおさか(大阪府立労働センター)
     〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東3-14
     http://www.l-osaka.or.jp/
     会場での案内表示「リーディングフィールズ基本の速読講座」
 受講料:10,000円
 定員 :18名(若干名多くなることもあります)

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 

 ★ 再受講の皆さんを大歓迎します!!

 この12月の大阪セミナーは、後半の理解のトレーニングについて、通常とは
違うメニューで行います。再受講の皆さんにも、飽きることなく、楽しんでいた
だける内容とさせていただきます。

 使用する本についても、ご自身で持ってきていただいて構いません。ご相談に
より、効果的な方法で進めていきます。

 ・持ってきて頂いた本
 ・文庫(ビジネス/成美文庫)
 ・文庫(小説)
 ・新書(ビジネス)

 2009年の終わりに、速読の復習、さらなるステップアップのために。
 ご家族、友人などとご一緒に、ぜひ受講をお待ちしています。

 (注意)
 再受講の場合、受講日の1週間前まで申込みをしてください。


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<< 基本の速読講座/東京・神田教室 >>  2009年11月

・2009年11月6日(金) 13:30~17:30
・2009年11月8日(日) 13:30~17:30

・2009年11月20日(金) 13:30~17:30
・2009年11月21日(土) 13:30~17:30
・2009年11月22日(日) 13:30~17:30

 場所 :東京・神田教室(東京都千代田区岩本町 スペース・ソフィエル)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:10,000円
 定員 :8名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 


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<< 基本の速読講座/山形・米沢教室 >>  2009年11月

・2009年11月14日(土) 12:30~16:30
・2009年11月15日(日) 12:30~16:30

・2009年11月23日(月) 12:30~16:30
・2009年11月28日(日) 12:30~16:30

 場所:リーディングフィールズ山形・米沢教室(山形県米沢市館山)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:10,000円
 定員 :4名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 

 ※ 自動車の他、新潟、仙台から、公共交通機関での移動が可能です

   山形・米沢教室では、この日以外の平日でも受け付けております。
   ご都合の良い日など、ご相談ください。


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<<親と子の読書講座>>     2009年11月

・2009年11月8日(日) 10:00~12:00
・2009年11月21日(土) 10:00~12:00

 時間 :2時間
 場所 :東京・神田教室(東京都千代田区岩本町 スペース・ソフィエル)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:5,000円 お母様(又はお父様)とお子様のお2人で
 対象者:小学校3年生から6年生
 定員 :最大4組

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza_kids.html


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<< アドバンス2時間コース/東京・神田教室 >>  2009年11月

・2009年11月22日(日)10:00~12:00

 場所 :東京・神田教室(東京都千代田区岩本町 スペース・ソフィエル)
 受講料:5,000円
 対象者:1度ベーシックコースなどを受講していただいた方
 締切り:11月18日(水)24時まで
     ※一応締切はありますが、できるだけ早めの申込をお願いします
 場所 :東京・神田教室
 定員 :8名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza_advance.html

 使用する本は、ご自分で持ってきていただいても構いません。
 ベーシックコースの場合、文庫本を使用しますが、単行本で行う場合、また違っ
たトレーニングとなります。


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<< アドバンス4時間コース/山形・米沢教室 >>  2009年11月

・2009年11月29日(日)12:30~16:30

 場所:リーディングフィールズ山形・米沢教室(山形県米沢市館山)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:10,000円
 対象者:1度ベーシックコースなどを受講していただいた方
 締切り:11月25日(水)24時まで
     ※一応締切はありますが、できるだけ早めの申込をお願いします
 定員 :4名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza_advance.html

 ※ 自動車の他、新潟、仙台から、公共交通機関での移動が可能です
   東京からでも十分に日帰りが可能です。

 山形・米沢教室では初めてのアドバンスコースの開催となります。
 ベーシックコースでは行っていない、効果的なトレーニングも行います。

 現状のチェック、さらなるステップアップ。
 今年最後の「まとめ」としてお考え下さい。

 申込みをお待ちしています。


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<< 出張講座/企業内研修 >> 

 リーディングフィールズでは、こちらから皆様の場所に行き、講座を行ってい
ます。
 友人などの勉強グループ。会社での勉強会。企業内研修など。
 ご依頼があれば、全国どこにでも行かせていただいています。

 講座料金については、
「[10,000円×人数(5人以上)]+交通費+宿泊手当」となりますが、
人数、開催日などにより、ある程度のサービスをさせていただく場合もあります。

 お気軽にお問い合わせください。

http://readingfields.com/contact_01.html


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   **  ★ ブログ 「速読ヴォイス」
   **    
   **    最新の「受講生の声」を掲載しています。
   **    
   **    講座をその周辺について語っています。
   **    
   **    http://formgear.exblog.jp/
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<ゲストライターズコラム>==============================================
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● 田中 聡 JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)  
  「日々のネジマキ」 File No,23【論理的に考える】
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 「論理的」に考えると言うことと「理屈っぽい」と言うことを同列にとらえて
しまいがちです。確かに「筋道が通っている」点では同じだと思いますが、両者
の違いもまたそこにあると言えると思います。

 その違いというのは「論理的」な考え方の方が他人、つまり第三者に伝えよう
とした時、相手にとってもわかりやすく筋道が通っているという事です。
 これに対して「理屈っぽい」と言うのは、第三者から見ると筋道が通っている
とは言えない内容であることが多いようです。

 日常の会話であれば、少しくらい「理屈っぽい」と思われるような内容であっ
ても問題になることはほとんどありません。むしろ「理屈っぽい」とつっこまれ
て話が拡がる可能性もあり得ます。ですが、誰かを説得・納得させる必要がある
時はそういうわけにはいきません。よほど寛容な相手であれば「理屈っぽいなぁ」
と意見してもらえるかも知れませんが、そういう機会はほとんどなでしょう。

 では、「論理的」な内容であるためには何が必要なのでしょう?

 それは「意見の客観性」だと思います。「相手にとっても筋道の通っている」
こととは、つまりは「客観性があること」です。
 自分に都合のいい話ばかりをまとめても、相手を納得させることは出来ません。

 
 話を伝える相手に対して、考えの根拠となる理由をとばして、意見や結論だけ
を伝えよとしても相手の共感や同意を得ることは出来ません。
「俺の経験だとこうだ」とか「このやり方で今まで乗り切った」とか。
 そんな主張や意見だけを強く言われても、共感する余地がありません。もし、
こんな言い方をされて共感できる人は、話し手とよほど生きてきた境遇が似てい
るか、よほど親密な仲なのかも知れません。

 話の展開に飛躍が多いのも、話が分かりにくくなります。
 おそらく話し手の頭の中ではちゃんと理由が展開されているのだとは思います
が、聞き手としてはその理由の部分が理解できないために話について行く事が難
しくなります。

 自分の主張や意見の出所をはっきりさせ、「なぜならば」の部分を明確にし、
補足し、客観的な視点をもって聞き手に伝える事が「論理的に考える」第一歩だ
と言えるのではないでしょうか?


 田中 聡  JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
 http://www.e-associa.jp/



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● 安藤利貞 スキーとオートバイを愛するアウトドア派人間の読書日記(20)
     「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」上・下 白石一文 講談社 
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 小説には、一番その小説を深く味わえる年齢というものがあると思う。
 高校生、大学生のときに読んで深く感銘を受けた本を40歳代で読んで同じよ
うな感銘を受けることは稀ではないかと。
 ある種の青春小説はそうだろう。20代の頃読んだ片岡義男を同じ気持ちでも
はや読むことは出来ない。
 逆に20歳代の頃読んでもピンとこなかった小説が、年齢を重ね、結婚し、子
供が出来て親となってから読んでみたら、うーんいい感じだ、と心に響くものも
ある。
 名作というものは、漱石とか三島由紀夫とか、トルストイ、ドストエフスキー
とかは、それぞれの年代なりに異なった感銘を受けるものなのだろう。
 ただ、年をとると読書体力が落ちてくる。
 長編を読みきるには、それなりの体力が無いと読みきれない。

 「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」という小説は、ある程度年齢をいって
からのほうが、心に染みる小説ではないかと思うのだ。
 なぜか?
 主人公はカワバタ、癌にかかった辣腕編集長。彼の妻は、新進気鋭の経済学者
だが、愛情は消え、実は憎み合っている。でも、家族だ。

 人は死ぬ、自分もいつか必ず死ぬのだということは、頭の中の理屈では知って
いてもそれが、実感できる年齢というものが、個人差はあるが、確かに「ある」
のだ。
 人生の折り返して地点(もちろん人によって違うだろう。折り返えさずに行きっ
ぱなしという人生もあるのだろう。)を折り返すと、そんなことが実感として、
直面してくる。そんな年齢の読者には、この小説の内容は、他人事ではなく、響
いてくると思う。
 徹底した市場主義者である経済学者ミルトン・フリードマンの主張の引用が新
鮮だ。それ以外にも、キング牧師のメンフィス演説、ダルキース演説、釈迦の
「ノコギリの譬え(たとえ)」などなど、引用がコラージュのように散りばめら
れている。この引用が、小説を引き締めていて面白い。ちょっと反則ではないの
かという気もするが。
 フリードマンは、「企業の活動には政府は干渉すべきではない。」という自由
・市場主義を徹底的に主張している。
 「ある食品店で腐った肉を売りつけられたら、消費者は政府に頼らなくて。市
場という最良の保護機関を持っている。消費者はほかの店に行けばいい。反省し
て良い肉を売るようになるか、倒産する。」
 「市場こそが最良の保護機関であり政府が監督機関を設けて規制すべきではな
い。」
 環境汚染について、「企業の有害物質の排出による環境汚染には、排出基準を
定めるよりも。排出税を課す。汚染物質をたれ流して税金を払うほうが内部努力
で汚染源を絶つ費用より高くつくことがわかれば、黙っていても企業は自分で排
出基準を定めるようになる。」

 カワバタは、そんな自由経済、そこから来る格差。格差の拡大。野球選手のイ
チローや松阪など、何十億も稼ぐ一握りの人間の存在に違和感を感ずる。

 ストーリーは、有名政治家のスキャンダルの暴露を巡り、いろいろな事件が起
きる。政治的な圧力あたりは、実際にありそうな話でとてもリアルだ。
 カワバタ自信、若手グラビアアイドルのデビューのため、プロダクションに彼
女らとのSEXを求めるなど、決してクリーンな人物ではないが、その矛盾は、
主人公の中ではなく、「必然に導かれたこと」だという。

 世界の成り立ちへの矛盾、諦め、冷静さが混然となっているが、ともかくその
主張、ストーリーは読み手を離さない。
 我々は、過ぎ去った過去でもなく、まだ来ない未来でもなく、ただ「現在・今」
その瞬間を生き抜くしかないという、カワバタの主張には、全く同感である。
 最後に、主人公はひどい目にあうのだが、静かで透明なエンディングは、この
先どうなるにせよ、「救い」を感じさせて、読後感を爽やかにさせてくれた。
 「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」とは何か。
 それは、最後まで読めば、なるほど、と思うだろう。

 健全な(?)中高校生に薦めるのは躊躇するが、アラウンド40世代は、生き
方を考えるためには、必読の小説ではないだろうか?


 ブログ、よかったらみて見てください
 安藤利貞 http://toshi-sumi-suzu.cocolog-nifty.com/4/



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● 織田信吾 健康サークルユウキ主宰
      これからの日本と気功(第1回) 『対パンデミック』 
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 前回までは中国の気功の話題を中心に紹介してまいりましたが、今回からは気
功を通して日本の文化や社会を見た時、日本はどうして行くべきか等、日本を中
心とした話題を取り上げていきたいと思います。その際は中国気功以外にも私が
体験したさまざまな健康増進や能力開発に役立つ事を加えて紹介していきます。
その為タイトルと肩書きを替えさせていただきました。とは言え、今まで同様題
材は映画だったりしますが。今後ともよろしくお願い致します。

 今までの連載でも述べてきましたが、戦後しばらくたってのち中国が開放政策
をとっていらい中国からさまざまな気功法が日本に紹介されました。それらの気
功法は大変素晴らしいもので、私も多くの方に中国気功を紹介しております。
 さて平安時代の昔から日本は中国から数多くの文化を学び、そして発展させて
きました。情報化時代の現代、日本ではインターネットを通じて世界の情報を閲
覧出来るようになりました。さらには科学の発展とともに気功にも医学や心理学
の面から科学的に検証する取り組みもなされています。中国の気功もそうですし、
日本の伝統文化の中にも科学的に検証してみると非常に合理的だったりする技術
があります。また風水なども気象学や地質学的に見てみるとなかなか面白い事が
わかるようになりました。
 気功の体系を今後日本はどのように発展させていけばよいか。自分なりの体感
をこの連載を通して皆さんと一緒に考えていければと思っています。

 では、まずインフルエンザの大流行が懸念される昨今、どのような事に注意し
て健康を管理すれば良いでしょうか、気功や日本的な智慧も加えて紹介していき
ましょう。
 普段何気ない事なので多くの方は自覚していませんが、日本人の大半は実は口
で呼吸をしていると言われます。一度ご自分の呼吸を確認してみて下さい。本来
は鼻呼吸が、呼吸の基本なのです。人間は鼻と口の両方で呼吸出来ますが、ほ乳
動物は普通、鼻だけで呼吸します。言葉を話す人間は、気管から口へ空気が出せ
るよう気管が鼻だけでなく口ともつながったので、口でも呼吸が出来るようにな
りました。鼻から吸った空気は鼻腔を通る間に浄化、加湿され、肺が酸素を吸収
しやすい形で送り込まれるのに対し、本来呼吸器官でない口で吸った空気は、空
気中に漂う細菌やウイルスなどの有害物質がろ過されないまま、直接、体に取り
込まれてしまいます。こうした有害物質が鼻の奥にあるリンパ組織の集まりで、
白血球を作る扁桃(へんとう)などを直撃し、免疫力の低下を招くのです。鼻呼
吸をするには意図して口を閉じ、背筋を伸ばしアゴを引いて胸を張り、鼻だけで
呼吸するように心掛けます。睡眠時には、薬局などで売っている紙製の粘着テー
プを使う方法もあります。
 食材としてはGABAを多く含む発芽玄米や味噌汁、ぬか漬けなどがお薦めです。
発芽玄米はともかく、私は玄米には強力な廃毒作用があるので基本的に日常食と
して玄米食をおすすめしています。また牛・豚・鳥など動物の肉はウィルスと共
鳴しやすいので、今この時期はおすすめしません。
 うがいの際には、出涸らしのティーバックでよいので紅茶でうがいをするのも
抗菌作用があるので効果的です。手洗い消毒はこまめに。
 仕事や学校があり熱があっても休めない時は仕方ありませんが、なるべく薬を
飲むのは控え、必要な栄養素も日常の食事で取る事をこころがけた方が良いです。
 ストレスがたまった時は深呼吸でリラックスを。出来れば動気功でゆったり動
き固まった筋肉をほぐしたり、普段動かさない筋肉を動かして汗をかいて身体か
らウィルスを廃毒出来れば完璧です。

 ではこれらの事に留意してこれからのウィルス難を乗り越えてゆきましょう。


 織田信吾 健康サークルユウキ主宰



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● 白石慎二 お菓子大好きのコンサルタント
 【チョコレートのお話】 その3 カカオ豆はシーブス・ダンク(羊のフン)
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 今回は、カカオについてもう少しお話したいと思います。

 カカオ豆の味は産地によって異なりますが、これはカカオの品種や栽培される
土地の気候、カカオ豆の醗酵方法などによるもので、同じ品種でも栽培される国
や土地によって味が変わってきます。

 品種は大きく分けて3つの種類になります。

【クリオロ種】“自分の国のもの”という意味で、カカオ豆のオリジナルの品種
です。病虫害に弱く1本の樹から取れる豆の収穫量が少ないので今では貴重な品
種となっています。生産量は全体の1%ほど、特徴は、香り高く、苦み・甘みが
強いとなっています。

【フォラステロ種】“外国のもの”という意味で、昔はクリオロ種以外のものは
この名前で呼んでいました。病虫害にも強く生産性にも優れているので、全生産
量の90%を占めています。特徴としては、香りは弱く、苦み・酸味が強い品種
です。
【トリニタリオ種】クリオロ種とフォラステロ種の交配でできた品種で、全体の
10%ほどの生産量を占めています。特徴は、クリオロ種とフォラステロ種の中
間の性質を持っています。

 カカオの主な生産地は、ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、パプアニューギ
ニア、インドネシア、ガーナなどで、生産される地域や土地によって味が変わる
ので、「○○産の○○種」という形で表示されます。

 さて、1つの実に約30~40個のカカオ豆が入っているわけですが、16世
紀ごろのアステカ地方では、なんと貨幣としても使われていたと記録に残ってい
ます。もともとカカオ豆は、神への供物であり、王侯貴族だけの常用食であり、
遠来客をもてなすための食べ物だったのですが、ウサギや魚はカカオ豆10粒、
カボチャは4粒、そしてなんと奴隷は100粒で交換されていたそうです。アス
テカの王様モンテスマのカカオ豆倉庫には900トンものカカオ豆があり、アス
テカを征服に来たスペイン人のフェルナンド・コルテス将軍は、カカオ豆の味に
は無関心でしたが、この価値には驚いたそうです。

 中南米のアステカ地方からヨーロッパにカカオ豆を持ち帰る際、オランダやイ
ギリスなどの海賊船に襲われることがあったスペイン船、彼らはカカオ豆の利用
法を一切明かさなかったため、海賊たちは麻袋に入ったカカオ豆をバラスト(船
の重り)と勘違いして全て捨ててしまったり、またイギリスの海賊などは、「シー
ブス・ダンク(羊のフン)」と言って馬鹿にしたそうです。もったいない話です
ね。


 ◆プログやメルマガだしています!良かったらご覧ください。
 夢挑戦応援団長 白石慎二
 http://www.smc-office.com


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■ 編集後記
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 米沢にて、はじめてアドバンス4時間コースというのを設定してみました。そ
れなりにこの場所で受講していただいた方は多くなりました。米沢教室というの
は、私の自宅でもあるので、いろいろなことができます。新しいトレーニングを
どんどん取り入れていきたいと考えています。

 この米沢教室で受講される方というのは、山形県よりも、新潟、福島、宮城と
他県からが圧倒的に多い状態です。先日は、栃木県から家族4名でというケース
もありました。高速道路1000円の影響でしょうか。

 東京から新幹線を使う場合、乗り換え無しですので、日帰りでも十分に可能で
す。帰りには駅までクルマでお送りします。一泊することで米沢観光を楽しむと
いうのもいいかもしれません。現在、「天地人博」というのが行われていて、他
県から多くの人が観光に来ているところです。

 定員は4名です。好評であれば、定期的に開催していきます。よろしくお願い
します。


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★ ゲストコラムライター                        
 ・西部直樹  ディベートインストラクター     http://www.nands.net/
 ・田下愛   フリーランス・ライター  http://ashine2009.blog6.fc2.com/
 ・山田ヴァユ ライフ・コーチ       http://riki-shell.seesaa.net/
 ・平田雪香  アートワークセラピスト       http://dreamcraft.jp/
 ・斎藤祐一郎 システムコーディネーター    http://www.koemu.com/blog/
 ・羽柴梨歌  心理職ライター      http://mymery.blog.so-net.ne.jp/
 ・田中 聡  JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
                        http://www.e-associa.jp/
 ・安藤利貞         http://toshi-sumi-suzu.cocolog-nifty.com/4/
 ・織田信吾  嵩山少林寺認定気功師師範
 ・白石慎二  夢挑戦応援団長         http://www.smc-office.com
 ・篁 隆幸  システムエンジニア

※ 受講生の方を中心に、コラムを書いていただいています。

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