フォーム&ギアチェンジ 速読力トレーニング  RSSを登録する

リーディングフィールズ基本の速読講座公式メールマガジン。他とは違うQ&A、講座案内、多数のゲストコラムなど。東京・山形・大阪などで、新スタイル4時間集中セミナー(受講料10000円)を開催。著書『1日集中!速読力トレーニング』(明日香出版社)

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2009/08/25

◆ フォーム&ギアチェンジ 速読力トレーニング No.101 ◆

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 ◆ フォーム&ギアチェンジ 速読力トレーニング  No.101 ◆ 2009.08.25  
                                    
      リーディングフィールズ基本の速読講座 公式メールマガジン  
                      http://readingfields.com/  
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 リーディングフィールズの今村です。

 第101号のメールマガジンです。よろしくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<目次>━━

■ 他とは違う速読Q&A --速読のイメージが変わります--
■ 受講生の声

★ リーディングフィールズ主催講座のお知らせ
   ・大阪セミナー   2009年10月・12月
   ・名古屋セミナー  2009年11月
   ・東京・神田教室  2009年9月
   ・山形・米沢教室  2009年8月・9月
   ・親と子の読書講座 2009年9月
   ・出張講座/企業内研修

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<ゲストライターズコラム>==============================================
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● 田中 聡 JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)  
  「日々のネジマキ」 File No,21【リストラの向こうへ】
● 安藤利貞 スキーとオートバイを愛するアウトドア派人間の読書日記(18)
       「生きのびる からだ」 南木佳士 文藝春秋
● 華やかな中国気功の世界(第16回)
 『気功師シリーズその5 気功と宇宙、』
    嵩山少林寺認定気功師師範、NPO法人日本少林寺武術気功連盟監事 
                               織田信吾 
● 白石慎二 お菓子大好きのコンサルタント
   【チョコレートのお話】 その2 カカオの樹は過保護のサウナオヤジ 
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■ 編集後記

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   **  ★ 好評発売中です。よろしくお願いします
   **
   **  今村洋一著 『1日集中!速読力トレーニング』
   **
   **       フォームとギアチェンジで基礎読書力が上がる
   **       明日香出版社 2008年12月 税込価格:1575円
   **       ISBN978-4-7569-1256-5
   **
   **  ・アスカ・エフ・プロダクツ
   **         http://www.asuka-f.com/details/1256.html
   **  ・明日香出版社        http://www.asuka-g.co.jp/
   **
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■ 他とは違う速読Q&A --速読のイメージが変わります--
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 「4時間の訓練では具体的に何をやるのですか?」

          * * *

 速読というもの自体が、何を行うのだろうか? という疑問を持っている方が
いると思います。

 また、基本の速読講座の4時間というのが、他とはどう違うのかということを
考えている方もおられるようです。

 この講座では、短時間であることで、最初から、核心的な部分の進み方をしま
す。
 段階を得て進むようなやり方はしていません。
 最初に「目的」「訓練を行う上での注意点(コツ)」を提示し、
 それに対して訓練を行っていただきます。

 次に、具体的な流れを書いてみます。

(1)読書訓練1 
 これは、普通に読んでもらい読書速度を測ります。 
 その時の状態を見せていただくことで、どこに問題点があるかなど、お話をさ
せていただきます。 

(2)姿勢についての解説

 この講座では最適な読書姿勢をとっていただきます。
 どうしてこのようなことが必要なのか、解説を行います。

(3)認識の訓練 
 ある文章に、四文字熟語を多数入れているものがあります。その四文字熟語に
丸印をつけるという訓練を行ないます。 

(4)新聞を使っての訓練
 新聞を使って、ポイントを見て、眼を動かす訓練を行ないます。これは、よく
ある眼を速く動かす訓練です。 

※ 
 前半の目立った訓練というのは、この2つです。 
 実は、どの速読の本にも、似たようなものはあると思います。 
 リーディングフィールズでは、理論を感じられるようなもの、実生活の中で行
えるものに工夫しています。 

 身体の姿勢や眼の動きなど、チェック及び、修正をしていきます。 
 あとは、速読の理論を実感してもらいます。 

 訓練を行なえば、速くなるというものではありません。 
 大切なのは、訓練を通して、問題点を把握すること、そして理論を実感するこ
とです。 

(5)読書訓練2 

 前の訓練の掴んでもらったものをベースとして、実際に本を使って行います。
しかし、ここでの読書は、理解しない状態で、かなり高速で進むということを行
います。 
 目標ページというものを設定して、1分間間隔で10ページ以上の速度で行い
ます。これはかなり難しいです。 

(6)速読についての解説

 速読の理論的な部分を説明していきます。 
 訓練を実際に行うことで、この説明を理解してもらえるようにしています。 

(7)読書訓練3 

 読書の状態というのは、レベル5からレベル1というように5段階に分けて考
えてもらっています。上記の(3)の状態というのは、レベル1です。普通に理
解する状態の読書を背ベル5と設定しています。その間のレベル4、3、2も含
め、それぞれ目標ページというのを設定します。 
 1分間間隔でこのレベル、目標ページをこちらの指定で変化させながら、読み
進めるということを行います。 

(8)理解についての訓練・「使い方」 
 いわゆる連想、イメージの訓練です。 
 一定のものの使い方を書いてもらうことを行っています。 

(9)理解についての訓練・「書き出し」 
 1分間で特定の文章を読んでもらい、それを書き出してもらうという訓練を行
ないます。

(10)理解についての訓練・その他 
 テキストはいくつかあるので、そのときによって違います。 
 イメージしたり、頭の中で処理をするような訓練になります。 

(11)読書訓練4 
 読書訓練3をもう一度行ないます。 

(12)アドバイスレポート 
 授業で個別にアドバイスはさせていただきますが、それだけでなく、今後の注
意点も含め、それぞれの方に対してのアドバイスレポートを後日お送りします。 

 以上が4時間の訓練の具体的な内容になります。 
 個々の訓練というのは、そんなに特別なものではありません。 

 特徴というのは、読書訓練になるかと思います。 
 実際に、自分で負荷を掛けるというのは難しいでしょう。 
 その人に合わせた、負荷、状態のチェックなどが、速読講座のメインとなると
ころです。 

 実は、「基本の速読」と名前を付けている通りに、そんなに特別なお話をする
わけではありません。あくまでも、しっかりとしたフォームと、負荷を掛けると
いうことがが重要です。 

 講座としての速読訓練というのは、どのようにパッケージするかになると考え
ています。 
 つまり、4時間の訓練を行うことで、自宅の読書をどのように注意したらいい
かを考えていただきたいというものです。 

 受講していただいた方の中には、速度が上がらなかったという方もいます。
「受講生の声」などをご覧ください。 
 しかし、自分の読書の短所なりの問題点を把握することはできるものとなって
いるでしょう。
 どうやったらいいか、普段の読書の気を付ける点を掴んでもらい、それを今後
の読書に活かしてもらえば、それだけで、読書というのはプラスの方向に進んで
いきます。 


 以上が訓練についての説明になります。

 しかし、あまり事前知識の無い方が、効果的なのではないかと思っています。
 新鮮な感覚で、講座を受けていただいた方が、楽しく前向きに受けていただく
ことができるものです。



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■ 受講生の声
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 速読に対してよく理解することができた。
 姿勢が重要で体ごと読むという感覚は新鮮だった。
 読書のギアチェンジを行うことは今までやっていなかったので、これを学んだ
ことは大きな価値があったと思う。
 今後もこの経験を生かしていきたい。

[満足:5 実感:5 比較に納得:5 600字/分 → 1500字/分
 約2.5倍](H.K様・会社員・20代・男性)

          * * *

<解説>

 この講座では、速度と理解について、5段階に分けます。
 その5段階を、ギアチェンジのように読み分けしていくことをトレーニングと
して行います。

 自動車、自転車など、走るということにおいては、ギアチェンジを行うことで
速度を出していきます。

 そうしたことを、実際にトレーニングとして行って頂くことは、大きな意味を
持つものだと言えます。

 多くの方に、このギアチェンジ・トレーニングというものを体験していただき
たいのです。



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   **
   **  ★ ウェブサイト「受講生の声」をご覧ください
   **    
   **    500名以上の声を掲載しています。
   **    
   **    速読講座を受講して「どのような感想」を持ったかのか。
   **    
   **    リアルな声です。
   **    
   **    「速読とは何か」を考えてみることが、第一歩です。
   **    
   **    http://readingfields.com/comment.html
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★ リーディングフィールズ主催講座のお知らせ
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 リーディングフィールズの講座は、1回完結です。

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<<基本の速読講座/大阪セミナー>> 2009年10月・12月

・2009年10月23日(金)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年10月24日(土)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年10月25日(日)12:00~16:00(開場11:30~)

・2009年12月11日(金)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年12月12日(土)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年12月13日(日)12:00~16:00(開場11:30~)

 場所 :エル・おおさか(大阪府立労働センター)
     〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東3-14
     http://www.l-osaka.or.jp/
     会場での案内表示「リーディングフィールズ基本の速読講座」
 受講料:10,000円
 定員 :18名(若干名多くなることもあります)

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 


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<<基本の速読講座/名古屋セミナー>> 2009年11月

・2009年11月14日(土)12:00~16:00(開場11:30~)
・2009年11月15日(日)12:00~16:00(開場11:30~)

 場所 :愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
     〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38
     http://ailac.jp/
     会場での案内表示「リーディングフィールズ基本の速読講座」
 受講料:10,000円
 定員 :18名(若干名多くなることもあります)

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 

 名古屋で初開催します。
 場所は、今年10月にオープンする愛知県産業労働センターです。
 名古屋駅から徒歩2分という、最高の場所にあります。

 新しい建物ということもあり、楽しみです。


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<< 基本の速読講座/東京・神田教室 >>  2009年9月

・2009年9月4日(金) 13:30~17:30
・2009年9月5日(土) 13:30~17:30
・2009年9月6日(日) 13:30~17:30

・2009年9月25日(金) 13:30~17:30
・2009年9月26日(土) 13:30~17:30
・2009年9月27日(日) 13:30~17:30

 場所 :東京・神田教室(東京都千代田区岩本町 スペース・ソフィエル)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:10,000円
 定員 :8名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 


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<< 基本の速読講座/山形・米沢教室 >>  2009年8月・9月

・2009年8月29日(土) 12:30~16:30
・2009年8月30日(日) 12:30~16:30

・2009年9月12日(土) 12:30~16:30
・2009年9月13日(日) 12:30~16:30

・2009年9月19日(土) 12:30~16:30
・2009年9月20日(日) 12:30~16:30
・2009年9月21日(月) 12:30~16:30
・2009年9月22日(火) 12:30~16:30
・2009年9月23日(水) 12:30~16:30

 場所:リーディングフィールズ山形・米沢教室(山形県米沢市館山)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:10,000円
 定員 :3~4名

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza.html 

 ※ 自動車の他、新潟、仙台から、公共交通機関での移動が可能です


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<<親と子の読書講座(基本の速読キッズコース)>> 2009年9月

・2009年9月5日(土) 10:00~12:00
・2009年9月6日(日) 10:00~12:00

・2009年9月26日(土) 10:00~12:00

 時間 :2時間
 場所 :東京・神田教室(東京都千代田区岩本町 スペース・ソフィエル)
    (申込みをしていただいた方に詳しい案内をお送りします)
 受講料:5,000円 お母様(又はお父様)とお子様のお2人で
 対象者:小学校3年生から6年生
 定員 :最大4組

 ▼[受講案内・日程・申込み]http://readingfields.com/kouza_kids.html


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<< 出張講座/企業内研修 >> 

 リーディングフィールズでは、こちらから皆様の場所に行き、講座を行ってい
ます。

 友人などの勉強グループ。会社での勉強会。企業内研修など。

 お問い合わせください。 http://readingfields.com/contact_01.html



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   **  ★ ブログ 「速読ヴォイス」
   **    
   **    最新の「受講生の声」を掲載しています。
   **    
   **    講座をその周辺について語っています。
   **    
   **    http://formgear.exblog.jp/
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<ゲストライターズコラム>==============================================
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● 田中 聡 JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)  
  「日々のネジマキ」 File No,21【リストラの向こうへ】
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 先月、仕事を頂いている企業でリストラが行なわれました。
大半はパート社員の方なのですが、中には正社員の方も数人いたようです。

 パート社員の方の場合は、契約期間の終了をもって契約終了という事なので、
個々人の事情はあるかも知れませんが特に大きな混乱は無かったと言うことでし
た。ただ、会社の都合もかなり考慮してもらったという話もありましたので今回
は特別に「功労金」的なものを加算させて頂きましたと企業側の方も言っていま
した。

 正社員の方への「リストラ」は実際にどの様な話の進め方をされたのかは分か
らないのですが、退職金の他に、パートの方同様に「功労金」を加算し了解をも
らったというお話でした。

 
 ある日リストラ対象になった方が、人事の方に「本当は、まだ納得してない」
「どうして自分がリストラの対象になったか分からない」と言う内容の話をしに
来たそうです。

 内容としては「愚痴」に近いものだったと言うことで、会社に何かを要求して
きた訳では無かった様です。

 おそらく、まだ「リストラの対象となった」事が十分に受け入れられず、気持
ちのやり場に困ったために人事の方へ不安な気持ちをぶつけに来たと言った所な
のかもしれません。


 ただ、こういった場合、労使で十分話し合い、相互に納得・理解が得られてい
ない場合、労働者側から理不尽とも言える条件を要求してくる事が希にある様で
す。

 具体的な表現は避けますが、「もっと早く知らせてほしかった」や「退職に際
しての手当をもっと多く出してほしい」などが多いと聞きます。

 果たしてその要求は本当にその言葉通りのものを要求しているのでしょうか?
勿論、悪質なものの場合はいろいろと「手」を考えなければなりませんが。

 少数派の方は、実際に言葉通りの要求であることもあるようですが、大部分の
方が「気持ちのやり場が無い」故の発言の様です。

 1ヶ月前のリストラの通知が実際に3ヶ月前に行なわれていたら、早く知らせ
てもらった2ヶ月分は周囲の人と良い関係を保ちつつ仕事が出来たかと考えると、
少なくとも知らされる以前と同じ気持ちや態度では仕事に望めていないだろうと
容易に想像がつきます。


 リストラには関わる人達のそれぞれの思惑や事情、都合が複雑に関わり合いま
す。必ずしも、口頭で「合意」や「理解」が得られたとしても、これから先の
「不安」が取り払われるわけではありませんし、その「不安」を取り除く事は非
常に困難でしょう。

 だからこそ、最後には「この会社で働けて良かった」と思ってもらう事が出来
るような対応に近づけていくことが理想なのでは無いかと思うのです。


 田中 聡  JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
 http://www.e-associa.jp/



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● 安藤利貞 スキーとオートバイを愛するアウトドア派人間の読書日記(18)
       「生きのびる からだ」 南木佳士 文藝春秋
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 小説でもエッセイでも、何のひっかかりなく、すーっと体にしみ込むように読
めてしまう文章があれば、いちいち引っかかり、考え、咀嚼(そしゃく)しない
と読み込めない文章がある。

 哲学的な小説やエッセイは噛み砕きながら読むのが楽しみで喜びでもあるのだ
が、気力体力が充実していないと読むのはキツイ。
 水のように滑らかなお酒のような文章に接すると、とてもリラックスできる。

 南木佳士の33篇のエッセイ集は、そんな、身体にしみ込むような文章で満ち溢
れている。
 著者は医者と作家を両立させている。
 日常生活の大部分は職業としての病院の勤務医としての生活がある。
 「書く修行」の中で、医者と作家のバランスについて語っている。
 小説を書くだけの生活をしていたら「言葉だけの世界を精緻に創りあげること
だけが唯一の目的となってゆき、この身で引き受けなかった架空の事実ばかりを
書き連ねてしまう。」
 「それは、小説を書きたいと思った初志とは違うものではないか。」

 著者が書かずにはいられない、「身に引き受けた何か」。
 それが小説を書く理由なのだろう。

 医療という人の死に満ちた現場の中で小説を書くことで自分の生きている世界
の輪郭を明らかにしておきたかった。
 そうでもしないと正気を保てなかった筆者。

 受験勉強のように、芥川賞に候補となっては落ち、また候補となる。
 それでも書かずに入られなかったという。
 「かくも高きハードル」では、芥川賞の選考委員、開高健について語っている。
 芥川賞の選考委員、開高健の厳しい審査に何度も芥川賞の候補となりながら4
回落選し、5回目で受賞した著者だが、開高健という高いハードルの時代に芥川
賞受賞ができたことを誇りとしている。
 選考委員の一言が励みにもなり、落胆にもなる。

 今の芥川賞はどうか、開高健がいたら受賞できただろうかと疑問に思うものも
多いと語っている。確かにそうだと思う。
 最近では私は芥川賞受賞作をきちんと読んだことがない。(昔も読んでなかっ
たかな? 村上龍は読んだが・・)
 正直、自分にとって面白くないのだ。
 時代の雰囲気をよく表していて、バランスよくまとまっている、「文学的な」
小説ではあるのだろうが、何か、がつんと伝わるものがないのだ。

 まあ、村上春樹も芥川賞とは無縁だったのだから、受賞したからといって作家
として大成することが約束されるわけではないのだ。

 浅間山のこと。
 自分の身体の軸になるのは、浅間山だと。言い切っている。
 うらやましい。
 自然の揺ぎ無い何かが自分の軸だと悟ることができれば、ぶれることはない。
 東京に生まれ、育った自分にとって、揺ぎ無い軸になるようなものなど何もな
い、すべては移ろい、変わってしまう、確かなものは何もない、そんな確信しか
ないのだから。

 日常の庭木にどんな木を植えるかというささいなことから、人生を感じさせる。
 「木を植える」では、隣人が家を建てるときにモミジの大木を植える。
 「苗木なぞ植えたら立派な姿を見る前に死んでしまう、それでは詰まらない。」
という理由がいい。
 子孫のために苗木を植えるなど考えない隣人の、まず自分が楽しめなくては意
味がないという潔さが納得させられる。

 格好悪くても、生きのびる事の大事さ。
 生きる理由よりも死なない工夫が大事なのだが、若いころは人間はなぜ生きる
のか、とか大命題を掲げてしまい、形而上の悩みに浸りがちだ。

 年をとり、人生も後期に入ると、形而上の悩みよりも、相続だ、お墓だ、介護
だ、とかの形而下的な、現実的な悩みが多く出てきてしまうのだ。
 死ぬまで、どんなに格好悪くてもしぶとく生きのびることが大事なんだろう。
 日ごろ、信州の超高齢者を相手にする著者が医者として得た教訓は、「からだ
のまま生きのびるからだ」だ。
 ああ、今日もまた生きのびたなあと。
 そう、人間が生きているというのは、ひとつの奇跡みたいなものなのだ。


 ブログ、よかったらみて見てください
 安藤利貞 http://toshi-sumi-suzu.cocolog-nifty.com/4/



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● 華やかな中国気功の世界(第16回)
 『気功師シリーズその5 気功と宇宙、』
    嵩山少林寺認定気功師師範、NPO法人日本少林寺武術気功連盟監事 
                               織田信吾 
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 先月の皆既日食や若田さんの宇宙ステーションでの活躍など、夏には宇宙の話
題がよく似合いますね。今回は少し前の作品になりますが、『コンタクト』とい
うSF映画を例に知識と体験(体感)のお話をしたいと思います。(ネタバレ有
りなので、ご注意下さい。)

 『コンタクト』は異星人とのファーストコンタクトを描いた1997年の作品
です。原作はベストセラーになった「コスモス」で有名な天文学者のカール・セ
イガン。彼が実際に参加した地球外生命探査プロジェクト(SETI)の体験を
基に作られた作品です。ジョディ・フォスターがヒロインの女性科学者を演じて
いて、日本(北海道)が舞台にもなりました。

 主人公のエリーは科学者として信仰を認める事が出来ません。歴史的な異星人
とのファーストコンタクトをする宇宙飛行士を決める審査会でも信仰を否定し、
自身が宇宙からの交信信号の第一発見・解読者であるにもかかわらず、アメリカ
国民が決める宇宙船の乗員選抜で落選してしまいました。
 以前紹介した「天使と悪魔」でもあつかわれたテーマですが、科学の進歩を信
仰への冒涜ととらえる、狂信的宗教団体の信者によるテロにより、一度は宇宙船
の設備が破壊されてしまいます。しかし実は北海道に予備の宇宙船が建設されて
いて、エリーは日本に渡り、宇宙船に搭乗、異星人とのコンタクトに成功します。
 ここからが、この映画のポイントなのですが、エリーは異星人とのコンタクト
に成功したと感じたのですが、実は宇宙船は地球を飛び立つ事は無かったのです。
時間にして約20秒。この実験の可否を審査する審査会において、彼女は自身の
宇宙船での数日間の体験を主張しますが、科学的な論証は出来ないと認めざるを
えません。証拠が彼女の体感しかないのです。結果、実験は失敗したと結論付け
られてしまうのでした。
 映画では、今まで否定していた宗教の信者達が暖かく迎えて受け入れるシーン
で終わります。

 よく気功を知らない方に気功の説明をすると、「あぁ、あの跳ばすやつですね、
本当に跳ぶんですか?」という方がけっこうおられます。私達の気功教室では、
跳ばす練習やデモは行いませんが、でも跳ばす(跳ぶ)感じはよくわかります。
そう“感じ”なのです。これは自転車や水泳などと同じで、体感をともなわない
方にその楽しさを説明するのは非常に難しいものがあります。なかには「跳ぶは
ずなどない!」と言って気功の練習場で両足を踏ん張る人も出てくる始末。体の
緊張を弛めて気を流す練習をする場所で、筋肉を緊張させてしまっては意味が無
いのですが。
 そう、思い込みや常識をいったん脇に置いておいて体の反応を感じるようにす
ると、しばらくは、わからないかもしれませんが、ある時“気”を体感する時が
きます。人によってすぐわかる方もいらっしゃいますが、私は半年ほどかかりま
した。逆にわかると面白くなってのめりこんでしまいましたが。
 こと程さように実感を持つ方と実感を持たない方では物事の捉え方が違ってし
まいます。よくビジネスの世界で現場に飛び込めという話がありますが、同じ事
ですね。

 『コンタクト』で扱われたような宗教の体験と、気功の体感とはまた違うもの
だと思いますが、気功に限らずスポーツをやられている方に意外と芸術など五感
を活用する分野で才能が伸びる方が結構います。それは感じる体験(訓練)によっ
て特に右脳が活性化する為です。

 ひょっとすると、『コンタクト』で描かれたように宇宙人とのコミュニケーショ
ンは、音声による会話ではなく右脳を用いたやりとりなのかもしれません。実は
気功の練習をするのが宇宙人と“コンタクト”をとる一番の近道なのかもしれま
せんよ!


 織田信吾
 嵩山少林寺認定気功師師範、NPO法人日本少林寺武術気功連盟監事



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● 白石慎二 お菓子大好きのコンサルタント
   【チョコレートのお話】 その2 カカオの樹は過保護のサウナオヤジ 
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 前回は、チョコレートは初め飲み物だったというお話をしました。あんな昔か
らチョコレートが愛飲されていたなんて少し驚きですよね。それでは、今回はチョ
コレートの主原料であるカカオについて少しお話をしたいと思います。

 チョコレートの主原料であるカカオは、高温多湿を好む植物で、その生育条件
は、平均気温が27度以上、年間を通じて気温の上下幅が狭く日照時間の平均が
1日5時間から7時間、降雨量は年間2,000mm以上、また土壌や土質も大
事で、ローム層系の粘土質40%以上のところが適しているとされています。そ
んなサウナみたいなところどこにあんねんと突っ込みたくなりますが、世界は広
い!ちゃんと探せばあるんですね。どこかというと、チョコレートの起源地であ
る中南米、そして西アフリカ、東南アジアの一部といった地域が現在カカオの生
産地となっています。

 また、このカカオの樹は、直射日光や強い風が苦手なものですから、シェイド
・ツリー(日おおい木)と呼ばれる風よけや日よけの樹木がそばにいなければな
りません。主に、バナナやココヤシ、ゴムの樹が用いられますが、トリニダード
のエリスリナスという樹は、カカオの若木を日差しから守ってくれるだけではな
く、木の根っこにある樹液の塊でバクテリアを繁殖させ、カカオの肥料づくりも
してくれるすごい樹で、「カカオの母」と呼ばれています。

 カカオの樹は、植物学的にいうとアオギリ科に属する植物でマメ科の植物では
ありません。カカオ豆というからマメ科かなと思っていました。カカオの樹は、
高さ7~10m、木の幹は大きいもので30~40cm程度ですのでそんなに巨
木というほどではありません。葉は広くて大きく卵型で幅10cm、長さ30c
mほどです。もっとも特徴的なのがその花で、普通桜の樹などを想像して枝に咲
く花を思い浮かべるのですが、カカオの花は、木の枝や幹などところかまわず咲
き、そして一年中咲きまくるそうです。その数は、なんと1本の樹で年間5,0
00~1万5,000個。しかし、その花のうち実になるのは70~300個程
度だそうです・・・。ん?パードン?5,000~1万5,000も花が咲いて、
70から300?え~っ、というとめちゃくちゃ確率低いじゃないですかぁ?実
がなる確率が100分の1から500分の1だなんて、ほとんど実を結ばない植
物だったんですね。

 サウナのような高温多湿の気候を好み、シェイド・ツリーに守られないと生育
しない過保護のサウナオヤジみたいなカカオの樹、それはこの結実するための最
適な環境を探し求めた結果だったんですね。太古から脈々と受け継がれてきたこ
の希少な果実を発見してくれたたき火とぉちゃん(←前回登場)に心から感謝す
るばかりです。


 ◆プログやメルマガだしています!良かったらご覧ください。
 夢挑戦応援団長 白石慎二
 http://www.smc-office.com


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■ 編集後記
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 先日出張講座で兵庫県に行ってきました。私にとってはあまり馴染みの無い土
地だったのですが、電車からの田園風景がとてもよかったです。

 この兵庫県で、11都道府県で速読講座を行ったことになります。47都道府
県にはまだまだ遠いのですが、なんとか頑張っていきたいと思っています。
 「私の都道府県で」というリクエストをお待ちしています。

   * * *

 最近ブログをリニューアルしたのですが、以前使っていたブログサービスより
も、写真など載せやすいようです。
 米沢周辺の写真、講座で行った全国の写真など、どんどん載せていきたいと思っ
ています。こちらの方も良かったた見てください。

・ブログ/速読ヴォイス http://formgear.exblog.jp/

   * * *

 春日山林泉寺に、先日行ってきました。私の家から自転車で10分ほどのとこ
ろです。上杉家の菩提寺となっていて、仙桃院、菊姫などのお墓があり、NHK
ドラマ「天地人」の主人公である直江兼続夫妻のお墓もあります。

 まさに、テレビドラマの登場人物たちの眠っている場所です。

 近くにはよく行くのですが、中まで入るのは久しぶりでした。静かなところだっ
たのですが、駐車場には他県からのクルマが多くあり、近くには観光バスも停まっ
たりしているようで、大変な賑わいでした。

 テレビの影響というのは大きなものだと、改めて感じたところです。


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★ ゲストコラムライター                        
 ・西部直樹  ディベートインストラクター     http://www.nands.net/
 ・田下愛   フリーランス・ライター  http://ashine2009.blog6.fc2.com/
 ・山田ヴァユ ライフ・コーチ       http://riki-shell.seesaa.net/
 ・平田雪香  アートワークセラピスト       http://dreamcraft.jp/
 ・斎藤祐一郎 システムコーディネーター    http://www.koemu.com/blog/
 ・羽柴梨歌  心理職ライター      http://mymery.blog.so-net.ne.jp/
 ・田中 聡  JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
                        http://www.e-associa.jp/
 ・安藤利貞         http://toshi-sumi-suzu.cocolog-nifty.com/4/
 ・織田信吾  嵩山少林寺認定気功師師範
 ・白石慎二  夢挑戦応援団長         http://www.smc-office.com

※ 受講生の方を中心に、コラムを書いていただいています。

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