2010/01/01
【中国語で中国を勉強しよう!】
====‘中国語で中国を勉強しよう’第158号============ ■■ 中国語で中国を勉強しよう! ■■ ――中国語から中国を覗いてみましょう ================================= ●このメルマガの内容とは 伊藤祥雄先生が中国語の表現をユニークに解説します。初心者の方にはちょっと難しい場 合もあるかもしれませんが、普段の中国語学習の他にちょっと違う視点で中国を知ること が出来ますよ。中国ベテランの方も‘えっ、知らなかったよ’ということが必ずあります。 肩の力を抜いて楽しんでください。 --------------------------【目次】------------------------------------ -学習スタート -編集後記 -ご案内 ---------------------------------------------------------------------------- 【学習スタート】素振り練習 あけましておめでとうございます。 このメールマガジンも5回目のお正月を迎え足掛け6年となりました。自分でも驚きです。 これも毎回いろいろとご感想や励ましのお言葉を掛けてくださる読者の皆さんのおかげです。あ りがとうございます。 今年もがんばって、たまには新しい話題も含めて皆さんに中国語の楽しさを伝えていければ、 そして僕も皆さんから力をいただければ、と思っております。どうぞよろしくお願いします! さて、2010年初のメルマガは、初心に戻って声調のお話でも。 僕は中国語を教えさせていただく時に、基本的に発音重視でやっています。もちろん、発音に 縛られすぎると萎縮して話せなくなってしまうので、実践では大胆に、自宅や教室では細やかに、 というのが僕のモットーです。 声調の練習もしかり。僕がよく言うのは、声調の練習は球技で言えば素振り練習だ、というこ とです。 たとえば中学に入ってテニス部に入ったとしましょう。僕は経験がないですが、友達たちは最 初のうちはとにかくず~っとラケットの素振りをやらされていたような気がします。 つまらない練習だろうとは思いますが、これによって正しいフォームが身につくわけですよね。 頭で理解するのではなく、体に動きを覚えこませるわけです。 声調の練習もしかり。頭で「第1声は高く平ら」「第2声は云々」というふうに覚えてもぜん ぜんだめで、やはり体で覚えなければなりません。そのために、最初の1~2ヶ月は毎回声調の 練習をしますし、その後も適宜声調について練習してもらったりしています。 そして、正しいフォームが身についたら、変化球にも対応できますよね。多少フォームが崩れ そうになっても、体が覚えているので完全に崩れてしまうことはありません。声調もしかり。声 調がしっかり身についていれば、多少感情をこめて言葉を発しても、声調がわからなくなるほど に崩れることはありません。 ですから、まずは声調の練習をしっかりして体に覚えこませる必要があるのですが、ちょっと だけ、崩し方をお教えしましょうかね。(裏技を教える進学塾のようですが…笑) ちょっと、次の言葉を発音してみましょう。 三国演義 san1 guo2 yan3 yi4 (いわゆる『三国志』のこと) ある人から「『国』という字は第2声の字だと思うのですが、中国人の話しているのを聞くと san1 guo1 yan3 yi4 というように聞こえます。僕の耳がおかしいのでしょうか?」と質問され ました。 いやいやいや、耳がおかしいどころか、相当耳の敏感な人ですよね。この人のおっしゃるとお り、この場合の「国」は限りなく第1声に近く発音されることが多いようです。 もちろんゆっくり発音すると、ちゃんと第2声で発音されるのですが、ふつうの速さでしゃべ ると、第1声の「san1」を発音した直後ですから第2声を発音しようと声を低くすることは、 さすがの中国人でも難しいわけです。 ですから、第1声の直後の第2声は、あまり低くない状態から引き上げるようにして発音す るのですが、事実上そんなに上がり調子に発音できないので、第1声のように聞こえてしまうわ けです。 次の文も面白いことが起こります。 我比イ尓小五歳。 Wo3 bi3 ni3 xiao3 wu3 sui4 私はあなたより5歳年下です。 第3声がたくさん並んでいますね。 第3声は2つ並ぶと前の第3声が第2声に変わります。たとえば「我走。Wo3 zou3. 私が行 く。」なら、実際の発音は「wo2 zou3」となるわけです。ですから上記の文は実際にはこんな発 音になるわけです。 我比イ尓小五歳。 Wo2 bi2 ni2 xiao2 wu3 sui4 さて、このように第2声が続くのも、ちゃんと発音するのは結構大変です。何度も声をいった ん低くしてから引き上げるのを高速で(?)連発しなければならないからです。 ですから、第2声が続く場合も先ほどと同じような現象が起こり、2回目以降の第2声は第1 声のように発音されます。 つまり、上記の文はこんなふうに聞こえると思います。 Wo2 bi1 ni1 xiao1 wu3 sui4. 第3声が続くから低く抑えてばかりいるのかと思いきや、実は結構高い声になるのですねぇ。 何のことかよくわからない場合は、近くにいる中国人に早口で読んでもらって下さい。実際の 声調どおりに発音しているようには聞こえないと思いますよ。 でも、これも自分でやろうと思ってやらなくても、きっちりフォームが身についていたら、早 く読めば勝手に第1声に近くなります。だからやっぱり初心者の皆さんがやるべきことは、まず は正しい声調の練習であることに変わりありません。語学に王道なし。地道にがんばりましょう ね。(自戒もこめて…笑)。 =============================== 【編集後記】 あけましておめでとうございます。読者の皆さまはどこでどのような新年をお迎えでしょう か?今年も逆風の厳しい年となるでしょうが、明るく楽しい意義ある一年となるよう、自ら作り あげて行きましょうね。 ところで、2010年初のメルマガは発音・声調でしたが、本当にこれ、大事ですよね。年初 は初心に戻ることも大事です。伸び悩んでおられる方は、一旦、発音・声調の基本に戻ってみて はいかがでしょうか?発行人もやってみます。 今年も【中国語で中国を勉強しよう!】も元気よく頑張っていきますので宜しくお願いします。 今回のメルマガはいかがでしたか?ご感想をお聞かせください。 → http://clap.mag2.com/droukaetha >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 【ご案内】 <天天中文>で会話力をアップさせませんか?【無料体験レッスン】がご利用いただけます。 <天天中文>では会話力アップを目的に中国の講師と気軽にマンツーマンでレッスンを楽し めるのです。受講料も月額5,250円~の格安の月定額!先生も、レッスンも生徒が選べるの で楽しいですよ。中国語会話力をアップさせたい方はどうぞ<天天中文>へ! 【無料体験レッ スン】が2回付いているのでまずはお試しください。 詳しくは http://ttcn.co.jp までどうぞ。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● *メルマガ発行人 :ジェイス株式会社 *発行人 : 原口 有 *URL : http://jeis.cn *E-Mail : info@jeis.cn ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


