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2009/10/10

【中国語で中国を勉強しよう】「弱点」

====‘中国語で中国を勉強しよう’第150号============
■■ 中国語で中国を勉強しよう!
■■ ――中国語から中国を覗いてみましょう
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●このメルマガの内容とは
伊藤祥雄先生が中国語の表現をユニークに解説します。初心者の方にはちょっと難しい場
合もあるかもしれませんが、普段の中国語学習の他にちょっと違う視点で中国を知ること
が出来ますよ。中国ベテランの方も‘えっ、知らなかったよ’ということが必ずあります。
肩の力を抜いて楽しんでください。
--------------------------【目次】------------------------------------
-ご案内
-学習スタート
-編集後記
 ----------------------------------------------------------------------------
【学習スタート】弱点

 自分の弱点を正視するのって勇気が要りますよね。

 でも、何事も、上手くなるためには自分の弱点を観察し、何をどう直せばいいか分析・研究し
て、その結果を実践に取り入れると、弱点は克服できます。

 中国語の発音も、もっと上手くなりたいと思ったら、録音して聴いてみるといいですね。

 発音云々より以前に、自分の声を客観的に聞くのはイヤですよね。たいていの人は、自分が聞
いている自分の声よりも録音した自分の声の方が、変な声に聞こえるようです。

 ただでさえ変な声に聞こえるのに、更に自分の中国語をチェックするのですから、テンション
落ちます(苦笑)。でも上手くなるためには絶対に必要なプロセスだと伊藤は考えています。

 そんなわけで伊藤はよく自分の声を聞きました。もうすっかり自分の声にも慣れましたので、
自分の声を聞くのはそんなにイヤではないのですが、やはり中国語の発音については色々未熟な
点が聞き取れて、まだまだ改善の余地ありだなぁと思いますねぇ。「いまの-ngは-nっぽく聞こ
えてたな~」とか「今のところ、ちょっとモチャモチャしてて中国人のようなキレが無いな~」
とか。。。

 これが伊藤の趣味の1つです。←変なヤツ(笑)

 さて、多くの生徒さんを教えさせてもらって、日本人の弱点というものが、少しずつ見えてき
ていますので、ちょっと一緒に考えてみましょう。


●第1声から始まるのは苦手?

 「他是中国人。ta1 shi4 zhong1 guo2 ren2(彼は中国人です)」という文は、第1声から始ま
りますが、どうも苦手の人が結構いるような気がします。最初の「他ta1」が「ta2」か「ta3」
のような感じに発音しているように聞こえるのですよね。最初から高い声を出すのが、慣れない
のでしょうか。

 考えてみればそれもそのはず。だって日本語の文のイントネーションを振り返ってみましょう。

例えば:
「わたしは日本に帰りたい」

 この文、「わたしは」の部分は結構低くて小さい声で始まり、「にほん」の「ほ」でひときわ高
く発音して「帰りたい」は段々低く小さくなっていく、そんな緩やかな山型を描くようなイント
ネーションで読みませんか?

 日本語の文は、こういうふうに、スロースタート(?)のようなイントネーションで読むよう
です。だから、最初から高く大きな声で始めるのは、どうも気恥ずかしいような、やりにくいよ
うな、違和感を感じるのではないでしょうか。

 そもそも日本人って大きな声で話すのは苦手ですよね。中国人には敵いません(笑)。まして
文頭からいきなり高く大きな声で話し始めるのは、結構勇気がいることです。

 だから、第1声から始まる文を発音する時は、思い切って勇気を振り絞って発音しましょう!


●でも第3声(半3声)から始まるのも苦手?

 「我是日本人。wo3 shi4 ri4 ben3 ren2(私は日本人です)」という文は第3声(半3声)か
ら始まりますが、これも結構苦手な人が多い印象を持っています。

 上でも述べたように、日本語はスロースタートです。低い声から始まるのは得意のはずで
は???


 でも、日本語の文って、2文字目には高くなるんですよね。

「わたしは日本に帰りたい」だったら、「わ」は低いですが、次の「た」は「わ」に比べるとか
なり高い音で発音していると思います。

 中国語の「我wo3」は日本語の感覚で言うと「うぉ~」というように結構長いです(日本語の
2文字分の長さがある)。だから「うぉ~」と行っている間にどうしても高くしたくなってしま
うのでしょう。

 う~ん。母語の影響って厄介だな~。

 低く抑えたままにするのは、日本語にはあまりない現象なので結構第3声(半3声)は難し
いですね。

 で、僕も色々考えてみたのですが、これはどうでしょう。

 まだ話せないくらいの子供が悪いことをした時に優しく叱るつもりで次の言葉を言ってみて
下さい。

ダ~メ!

 「ダ~」って言ってる間は低いまま抑えているでしょう???これが半3声です!


 さぁ、もうこれで半3声は怖くないですね!(笑)

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【編集後記】
 中国では国慶節連休が終わりやっと正常に稼働するようになりました。随分と長い休みだった
なと思います。 逆に日本では今日から3連休の方も多いと思います。遠くにお出かけの方は
お気をつけて。

 発行人は家人とともに北京でマンションを購入すべく今、下準備をしているのですがいや~、
これがバブルというのか、毎週、値段が刻々と上がっていくのです。中古物件を探しているので
すが思わず笑ってしまうような値段の上がり方です。共産党は市場にマネーをじゃぶじゃぶにし
て景気の下支えをしているようですがこれが健全な経済活動に向かわずに株や不動産に向かっ
ているようです。さらに年間5万ドル相当分しか外貨を人民元に交換できないというルールがあ
ることが分かり、これではお金を持っていても、外貨を収入源としている普通の外国人は買えな
いということになりますね・・・・。でも中国って必ず裏道があるのです。これを探すのが中国
での生活の楽しみの一つでもあります。

 今号で150号となりました。読者の皆さまのおかげでここまで長く発行することができま
した。御礼申し上げます。引き続き、伊藤先生には頑張ってもらいますので今後ともご愛読宜し
くお願い申し上げます。

 さて、今号はいかがでしたか?面白かった、役立ったと思った方は是非、ワンクリックをお願
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