2009/06/01
【中国語で中国を勉強しよう!】「軽声」
====‘中国語で中国を勉強しよう’第137号============ ■■ 中国語で中国を勉強しよう! ■■ ――中国語から中国を覗いてみましょう ================================= ●このメルマガの内容とは 伊藤祥雄先生が中国語の表現をユニークに解説します。初心者の方にはちょっと難しい場 合もあるかもしれませんが、普段の中国語学習の他にちょっと違う視点で中国を知ること が出来ますよ。中国ベテランの方も‘えっ、知らなかったよ’ということが必ずあります。 肩の力を抜いて楽しんでください。 --------------------------【目次】------------------------------------ -ご案内 -学習スタート -編集後記 ---------------------------------------------------------------------------- 【ご案内】 <天天中文>で会話力をアップさせませんか? <天天中文>では会話力アップを目的に中国の講師と気軽にマンツーマンでレッスンを楽し めるのです。受講料も月額9,450円の格安の月定額!もちろん、毎日、受講できます。先生 も、レッスンも生徒が選べるので楽しいですよ。中国語会話力をアップさせたい方はどうぞ、 <天天中文>へ! 【無料体験講座】が2回付いているのでまずはお試しください。 詳しくは http://ttcn.co.jp までどうぞ。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 【学習スタート】軽声 最近、仕事がらみで中国語検定4級の問題と向き合う機会が結構あります。 中国語検定4級、皆さんは受けられたことがあるでしょうか。4級は重要な文法がほぼ網羅さ れているので、初級段階がほぼ終わったくらいのレベルの人に丁度いい試験だと思います。機会 があったらぜひ受けてみてください。 さて、発音の問題を見ていると、ピンインや声調をしっかり把握できていないと解けない問題 も多いことがわかりますね。例えば「花」という字の正しいピンイン表記を選ぶ問題で、hua という正しいものの他に必ず fa というような選択肢が含まれています。 確かに、我々日本人がhuaというピンインを見ると、カタカナで「フア」と書いてしまいが ち。「フア」というふうに覚えている人は、こういう問題を見た時に「hua」か「fa」か迷って しまうかもしれませんねぇ。こういう問題の対策としては、「hua」が「フア」ではなく「ホワ」 という音に近いことをよく覚えておくこと、そして、早い時期にカタカナを卒業してピンインを しっかり覚えるようにすること、でしょうね。 さて、まぁこういう明らかな違いは覚えやすいのですが、ある程度中国語を勉強してきた人に とってかえって足をすくわれてしまうのが、軽声がらみの問題です。 今回、中国語検定4級の試験問題と向き合うまで、伊藤はあまり軽声というものをそんなに意 識していなかったように思います。また、中国人の中国語を聞いていても、軽声のはずのところ を軽声で読んでいなかったりするものですから、僕もあまり厳密に考えなくなりました。 でも、検定試験ではそういうわけには参りません(笑)。 「朋友」この単語、どう読みますか? 正しい発音は「peng2 you」です。「友」という字は単独では「you3」と読みますが、「朋友」 を辞書で見てみると、まず100%、「友」の字は軽声で表示されています。第2声の後の軽声は 低くなりますから、事実上第3声を軽めに読むのとほとんど変わらなくなってしまいますよね。 「学生」はなんと読みますか? 正しい発音は「xue2 sheng」です。「生」という字は「sheng1」と発音しますが、「学生」と いう時「生」は軽声になるのですね。 ところが、これは実際には「xue2 sheng1」と発音する中国人のなんと多いこと!初めは方言 の影響かと思っていたのですが、そうでもないようです。なんだか困りますね。実践で中国人と 話しなれている人ほど検定試験では注意しなければならないかも(笑)。 「多少銭?(いくらですか?)」はどう発音しますか? 正しい発音は「duo1 shao qian2」です。「多少」は疑問詞として使う場合、「少」を軽声で読 むことになっているようです。でも実際、「少」が軽声だと意識している人がどのくらいいるで しょう。第3声も低くなるわけですから、第3声だと思って発音してもほとんど変わらないと 思いますよね。 「打算(〜するつもりだ)」はなんと発音しますか? 正しい発音は「da3 suan」だそうです。でもこれは、本当に「算」を軽声で発音しているの でしょうか。僕の耳には、どうしても第4声、すなわち「da3 suan4」と言っているようにしか 聞こえません。 第3声+軽声のイントネーションは、日本語で言えば、子供がいけないことをしたときにお母 さんが子供をたしなめて「だ〜め」という時のイントネーションに似ています。 つまり、「だ〜」の部分は低く抑え、「め」の部分は少し高めに軽く添える感じです。 もし「打算」の発音が「da3 suan」だったとしたら、「だ〜め」と同じように発音されるはず です(「め」というところで「スワン」と言わなければならないので大変ではありますが…笑)。 でも、誰が言うのを聞いても「suan」には下降の調子(すなわち第4声)が感じられます。僕 が勝手に第4声と思いこんでいるのでそう聞こえてしまうのかなぁ。。。 どっちが本当なんでしょうか。というか、誰が判定してるんでしょうね。「打算」の「算」を 軽声で読むことに決めた人に、是非お会いして色々お話を聞いてみたい気さえしますね〜。 =============================== 【編集後記】 先日、弊社北京事務所のスタッフより「留守中に社長(小生のこと)に気味の悪い電話があり ましたので気を付けてください」と言われていたのですが、ある日、中国から私に電話が・・・・。 確かに気味の悪い声で「昌平(北京のある地名)の不動産の件だが・・・」と。私は北京にささ やかなマンションは所有していますが、昌平には不動産など持っていませんので、忙しいから切 ると言って電話を切ってしまいましたが、今、中国でも電話の詐欺が横行しているそうです。こ の電話が詐欺だったか分かりませんが、気を付けたことに越したことはありません。皆さんも気 を付けてくださいね。 さて、今号はいかがでしたか?面白かった、役立ったと思った方は是非、ワンクリックをお願 いします! → http://clap.mag2.com/droukaetha ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● *メルマガ発行人 :ジェイス株式会社 *発行人 : 原口 有 *URL : http://jeis.cn *E-Mail : info@jeis.cn ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


