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2006/06/15

農業で儲けるためのすごくシンプルな考え方 6月号《農地の貸しはがし》

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2006-6/15━
  ◆◇◆農業で儲けるためのすごくシンプルな考え方◆◇◆
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         6月号《農地の貸しはがし》
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┏━━━━━┓
┃┫6月号┣┃
┣━┳━━━┻━┓
┃●┃INDEX┃
┣━╋━━━━━┛
┃1┃再開の挨拶
┃2┃農地の貸しはがし
┃3┃集約化の意味
┃4┃農業法人の作り方1 法人形態要件
┃5┃今月の1冊
┗━┛

 ━━《1.再開の挨拶》━━━━━━━━━━━━━━━━━


  みなさんこんにちは久しぶりのメルマガ発刊です。


  休刊中にもじわじわと読者が増えていました。新たな読者さ
 んは始めましてです。

  
  連絡の通り今月から当メルマガは月刊化しました。

  たまに号外を出していく予定ですが、今後はこの体制をとっ
 ていきます。


  最近は農業支援とともに地域支援、地域の商店街の活性化に
 も携わっています。農業の衰退と地域・地方商店街の衰退の構
 造は似ています。

  消費者を大型店や激安店に取られる中でどのようにして顧客
 を確保していくか?この命題は中小零細企業経営者にとって最
 優先課題です。

  新しくなったメルマガでは実務ばかりでなくマーケティング
 や産直のホームページの上手な利用法も公開していく予定です。
  


 ━━《2.農地の貸しはがし》━━━━━━━━━━━━━━


  まずはコレ↓
 http://www.mainichi-

msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060604k0000m020082000c.html


  メルマガやブログでもなんどか農林水産省が来年度から導入す
 る農業経営安定対策については何度か触れましたが、すでにその
 ひずみが生じ始めているようです。

  これではただの綱引き、農業経営を拡大する事が目的なのか補
 助金をもらうことが目的なのかわからなくなります。

  確かに農地の集約化はコストの低減、生産性の向上で非常にメ
 リットがあります。 

  
  しかしそのメリットをきちんとアナウンスせずに補助金を餌に
 腰の重い農家さんを吊り上げるようなやり方では絶対に成功しな
 いでしょう。

  結果すでに農家同士が綱引きを始めています。


  本当に大事な事は規模大小に関わらず付加価値の高い作物を作
 ること、新規顧客の開拓と流通経路の開拓です。
  そのうえで生産力の向上とコスト低減ができればかならず事業
 として成功します。


  規模拡大を前提にした生産力の向上とコスト低減では個々の農
 家さんは破綻すること必至です。



 ━━《3.集約化の意味》━━━━━━━━━━━━━━━━


  集約化することでまっさきに効果が表れるのはコストでしょう。
 特に機械設備を多数購入している農家さんで有効です。


  ちょっと抽象的な話をしましょう。


  米作りをする農家さんがあります。米を作るためにはトラクタ
 ーやコンバインなどの機械設備が必要です。

  普通の農家さんはこの農機具を一戸でフル装備しています。

  仮に全てそろえて1000万円の設備投資としましょう。年間
 の利益と比べてかなり過剰投資ではないでしょうか。

  わかりやすいように全ての機械を10年で減価償却すると計算
 すれば年間約100万円の経費がかります。

  その他の経費を合わせれば年間売上で500万ちかくなければ
 一般家庭の所得水準に追いつかないでしょう。

 
  そこで2戸で協力してこの機械設備を所持・利用するようにし
 ます。そうすれば1戸の負担は500万円、年間ベースで50万
 円が浮く事になります。4戸で所持・利用すれば250万円、年
 間で25万円です。

  もちろん利用範囲や使用する時期の重複などボトルネックはあ
 ります。それは利用規約で時期を調整すればよいでしょう。

  あくまで集約化する事でコスト軽減をするための考え方の指標
 です。 
 

  現在、農機具を所持してレンタルする法人があるのはそういっ
 た理由です。


 ━━《4.農業法人の作り方》━━━━━━━━━━━━━━

  法人形態要件

  農業法人として認められている法人形態は株式譲渡制限のある
 株式会社・有限会社・合資会社・合名会社、そして特別法で認め
 られる農事組合法人だけです。

  2006年の5月1日の会社法の施行に伴い、有限会社は設立
 することができなくなり、代わり(厳密には違いますが)に合同
 会社(LLC)が設立可能になりました。これで現在設立可能な
 法人形態は株式譲渡制限のある株式会社・合同会社(LLC)・
 合資会社・合名会社・農事組合法人となります。



 ━━《5.今月の1冊》━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『会社の数字がカラダでわかる!会計するカラダのススメ』

  裏帳簿のススメでおなじみの岡本吏郎さんの新刊です。
 氏は一貫して会社にお金が残らないのは経営者が会計について
 無為無策だからだと言っています。まったく同感です。

  なぜ農業がここまで他の事業の所得水準と乖離し、危機的状
 況にまで陥ったかというと経営と家計の未分離が理由の一つに
 挙げられます。

  農業とはいえ事業です。事業用の資金をプールしておき再投
 資やリスクヘッジのための利用法を考えず、ただ場当たり的に
 消費するのでは無意味です。

  会計を征するものが会社を征すとは誰も言ってないかもしれ
 ませんが、決して過言ではありません。

  会計の必要性と、その生かし方について学ぶための格好のテ
 キストだと思います。

 → http://kanemitu.com/book.html




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 ※農業経営に役立つ本 

  → http://kanemitu.com/book.html            
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