2007/11/09
「画期的な発明で感じたこと」
●発行者の挨拶>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行者のサイドウェッジ横野です。
この時期プロ野球はストーブリーグの真っ最中で、連日FA選手の記
事が新聞紙上をにぎあわせております。そしてその契約金額たるや一
般の我々から想像もできない何億、何十億という金額です。まぁ、我
々はプロ選手ではないのだから関係ない世界といえばそれまでなんだ
けど、同じプロ選手であるゴルファーからしたらどう思うでしょうか。
トーナメント賞金で1億稼げる選手は一人か二人で、スポンサー契約金
を入れても1億を稼いでいる選手は数えるほどでしょう。しかしプロ世
界の中で一番人数が多いのはゴルフプロです。なんせゴルフには引退
というものがありませんから生涯プロでいれるからです。稼げる場所
は小さく、金額も少ないのに、選手は多数いるということで経済社会
で言えば過当競争になり倒産・廃業する会社が多く出るという状況と
いうことになりますよね。
今年もトーナメントも終盤となり来期のシード権を目指しての戦いが
始っております。それでもその戦いに参加できない選手が大部分です。
私もゴルフで食えないプロは多く知っておりますので、プロ野球の年
棒、契約金を見ると何でこんな差があるのかなと思ってしまいます。
●VOL.113━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「画期的な発明で感じたこと」
横野 隆弘
私は専門化ではないので詳しくは説明できませんが、アメリカで血液
型を変えることができるような研究が進んでいるそうだ。A型の血液
は、赤血球の周りにA型の因子が、B型にはB型の因子がくっついて、
O型は、その因子が何もくっついていないそうである。ようするにO
型の赤血球の周りにA型の因子が付着しているとA型の血液型になる
ということである。
ご存知のようにO型の血液は、A型にもB型にも輸血することが可能
である。このA型、B型の因子を取り除く研究で、輸血用の採取した
A型・B型の血液をすべてO型にしてしまうということである。ご存
知のようにA型の血液はA型のみ、B型はB型にしか輸血できない。
しかし、保存血液がすべてO型なら、すべての血液型に輸血できるの
である。
特にRHマイナスのような特殊な血液では効果があるだろう。もとも
と少ないRHマイナスで、A型・B型と分けると、保存血液は非常に
少なくなる。しかし、この方法があれば、RHマイナスの人でも、従
来よりは輸血用の保存血液が多くなるということである。これは画期
的な開発であり、医学の進歩には驚かされる。
ゴルフの世界での画期的な発明とは、一体どんな発明なのだろうか?
グリーン上からならどんな距離でも1発で入るパター、絶対ラフに入ら
ないドライバー、必ず2オンできるアイアン・・・。どれも開発する
のは不可能だと思うが、こういうクラブが出来たとしたら、皆さんは
購入しますか?
私はNOです。こんなクラブを同伴者全員が持ったとしたら、上がり
のスコアもすべて同じになってしまいます。これでは、ゴルフが全然
面白くないでしょう。グリーン上において1パットで上がることもあれ
ば、3パット・4パットもある。2オンできなくても上がってみたら
パーだった。逆に1オンしていても3パットでパーだった。こんなこ
とがあるからこそゴルフは面白いのではないでしょうか。
私は常々、コースで打つ1打というのは、一生に一度しか打たない大
事な1打だと思っている。メンバーさんが、自分のホームコースで、
同じような位置から打つことがあるだろう。それでも、気候が違う、
同伴競技者、自分の体調等々、絶対に同じ条件で打つことはない。以
前とまるっきり同じ位置、天候、同伴競技者・・・と言うことはある
かもしれない。しかし、以前と、自分の年齢(時間)が違うではない
か。また仮に、同じ条件が揃ったとしても、その1打は以前と同じ弾
道で打てるだろうか?
ゴルフの醍醐味はここにあると思っている。2度と同じ弾道が打てな
いからこそ、その1打に一喜一憂し、過去のベストショットを思い出
し、理想の弾道を夢みるのである。確かに、ゴルフクラブも各メーカ
ーの開発競争で進化をしています。しかし、進化したクラブを使いな
がらもスコアは伸び悩む。だからゴルフは面白いし、のめりこんでい
ってしまうのかもしれない。
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◆発行者:Side Wedge(サイドウェッジ)横野秋雄
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