2007/10/18
「ゴルフ雑誌の記事から」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ゴルフクラブプロデューサー横野隆弘 VOL.110 2007.10.17 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●発行者の挨拶>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者のサイドウェッジ横野です。 やっと暑かった長い夏が過ぎたと思えば、暦はもう10月の半ばになっ ています。周りではもうそろそろ忘年会という言葉も聞こえてくるよ うになりました。もう年末なのですね。秋はどこに行ったのか・・・・ 当メルマガも前回発行してから約1ヶ月が経ちました。工場が繁忙期で バタバタしており申し訳ございません。 私の方はあまりゴルフとは 関係ない話題が多いですが下記ブログを発行しております。よろしけ れば御覧下さいませ。 「ゆんたくホール」 http://blog.sidewedge.net/ ●VOL.110━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ゴルフ雑誌の記事から」 横野 隆弘 Golf Classicの11月号の最後の松尾好員のクラブ診断に、 弊社製造のスリーラックのD−TOURのウェッヂの記事が出ている。 このモデルを使用しているのが、今季1勝した藤○幸○である。 また10月1日発売のゴルフスタイル(Vol.35)のP140に「クラブオ ーダーメイドの新時代がやってくる!?」と題して、細間武志氏の記事 が出ている。彼とは、弊社の古い取引先で十数年の付き合いである。年 齢が私と同じということもあり、取引先というよりは、友人付き合いを しているといったほうがいいかもしれない。どうも憎めない男である。 (向こうも同じように思っているかもしれないが・・・) つい先日も、ささいな言葉行き違いから電話で喧嘩をしてしまった。こ の十数年で私と一番喧嘩をしたのが彼であろう。しかし、周りがびっく りするような怒鳴りあいをしていたのに、その電話の後半では普通に会 話をしているのだから、自分でも不思議である。 彼は、他業種からゴルフ業界に転進し、シャフトメーカーの日本代理店 からゴルフ部品・パーツの卸会社に移り、今は独立し、自分でパーツ販 売のギアクルージャパンという会社を経営している。彼の取引先に「BEN EC」というブランドでクラブ販売をしている会社があり、この会社が中 国に進出している。9月から、彼はこの「BENEC」の依頼で中国に渡り、 クラブ販売・修理・オーダメイドクラブ製造の技術指導をしている。 中国の富裕層ではゴルフが流行っており、あっという間にゴルフ人口が 100万人を超えた。今後もこの数は増え続けるであろう。しかし、こ の富裕層がクラブの選択でメーカー離れの傾向にあるそうだ。この原因 としては、大手メーカーのヘッドパーツの大半がMADE IN CHINAである ということを知っているからである。 中国の工場で働く工員の大半は、月収3〜4万円であり、この工員達は ゴルフというものをしたこともなければ、テレビで見たこともないとい う階層である。ゴルフをするピラミッドの頂点にいる階層からすれば、 中国の工員が作るものを不安に感じているわけである。有名なブランド ではないが、日本で製造され、日本人がアッセンブルするオーダメイド クラブの方が信用度は高いのである。 もう一つの理由としては、大手メーカーの模造品が、非常に安い価格 (フルセット+キャディバッグで約2〜3万円位)で販売されているため、 富裕層からすると自分が模造品を持っているように思われるのはプライ ドが許さないのだと思う。このため、ここ最近では、模造品の取り締ま りが厳しくなっており、工場が閉鎖に追い込まれる中小の工場が増えて きている。 はっきりとはしていないが、国家体育局(日本の文部科学省の中の組織 のようなところ)としては、中国国内におけるクラブの基準を制定しよ うという動きがあるようだ。これによって模造品を締め出そうという考 えなのであろう。 例えば、シャフトのフレックスSの硬さはこの範囲のものというように。 今現在、世界中のどこにもシャフトの硬さでそのような基準はなく、カ ーボンシャフトのフレックスはメーカーが勝手に表示しているものであ る。Sの表示がしてあるが、振ってみるとR位の硬さにしか感じないと感 じた経験があると思います。 しかし、この硬さの基準を決めることはなかなか容易ではないと思いま す。測定方法は、振動数なのかベンド(シャフトの先端に決まった重量 をかけ、先端からの決まった距離がどれ位しなっているかで硬さを表示 する)方式なのか、キックポイントによって実際の数値と振ってみた実 感とが一致しないから難しいのではと思うが・・・。ただ、やろうとし ていることは、クラブを購入する側からすると今よりも判断しやすくな り、メーカー間でのバラつきも減る為、いいのではないかと思う。今ま でこのような基準がなかったことが不思議な位である。 話を戻すが、ゴルフスタイルの中でのオーダメイドの新時代とういのは、 この中国の富裕層の購買からきたことである。“軟鉄鍛造アイアンにこ だわり続け”とあるが、これも軟鉄鍛造だからこそ、自分用にロフト・ ライも設定でき、形状にも拘れることをさしており、ウッドのチタン等 のヘッドでは、金属の厚みがギリギリで設定されており、形状をいらう こともできず、且つロフト・ライも変更できない。せいぜいシャフトに 細工をして、シャフトの刺す方向を変えることでしか変更でいない。 中国で頑張っている細間氏の今後の活躍に期待をしたい。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★ ◆発行者:Side Wedge(サイドウェッジ)横野秋雄 ◆URL:http://www.sidewedge.net(現在休止中) ◆blog:http://blog.sidewedge.net/ ◆連絡先:akio-yokono@sidewedge.net *全員への返信はできませんことを御了承願います。 ■このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。 解除は、こちらからできます。 ■当メールマガジンで紹介している情報によって発生 したトラブル等に関しましては一切責任を負いかね ますので御了承下さい。 ■Copyright(C) 2004.Yokono Akio.All reights reserved. 掲載記事の全文及び一部の無断掲載、引用を禁じます ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆



