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40歳過ぎて今まで敬遠していた自然科学の勉強を始めた日本人主婦が、7年後念願果たしてコロラド大学医学部入学。最年長の医学生としてアメリカの医学部生活を開始します。米国医学部の現状や医療現場の新しい動きなどもお伝えします。

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/10/26
  • 部数 685部
  • メルマガID 0000166625
  • 個別ページ
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2008/09/15

51歳日本人主婦の米国医学部便り vol.68

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51歳日本人主婦の米国医学部便り

第68号                                  2008.9.20

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皆様、お久しぶりです!お元気でいらっしゃいましたか?

もしかすると、このメルマガに登録していたことを忘れていた
方もおられることでしょうねぇ。(笑) 

また、このメルマガを待っていただいていた読者の方々、
ありがとうございました。感謝、感謝です。

しばらく休学していた医学部にも今秋より無事復学でき、
早速中断していた病院実習が始まりました。
(休学後に復学するには、某委員会での採決でその是非が決められる
というプロセスがあることを後で聞き、ちょっと焦ったりしたの
ですが、、、。(汗))

医学部も休学中にも本当に思いがけないようなサポートをいろいろ
してくださり、びっくりしたり、感動したり。
復学すると、教授や教務課の方々、セクレタリーの方々から、
「復学、よかったですね。おかえりなさい。」とメールを
いただいたり、声をかけていただいたりしました。

新しいクラスメートとなる一年下のクラスに出席すると、まわりの学生から
「見かけない顔だけれど、私の名前は、、、」などと自己紹介され、
すぐに友人もつくることができ、早速病院実習で使う
教科書を交換したり、新しいコンピューターの患者ログ(自分の
担当になった患者さんや問診・診察した患者さんの記録をつける
コンピューターのシステム)について教えてもらうことができました。

日本では、休学したり留年したりすると復学時にかなり厳しいものがあると
きいていたので、米国の様子についてまったく無知だった私はやはり
不安でしたが、復学経験は本当にすばらしいものになりました。
日本で勉学に遅れが出る医学生さんたちにも、同じ様にすばらしい
サポートがあるとよいなと思います。現状はどうなんでしょう。

さて、無事復学しましたが、最初の一週間は講義で
米国の医療保険制度とその大きな問題、各国との比較などについて
学ぶとともに、患者さんのアドボカシー(Acvocacy)つまり権利擁護の
代弁者としての医師の役割についてのパネルディスカッションや、
実際にそういった仕事をしている医師・患者さんによる話などがありました。

各国の医療制度の比較では(これは必ずとりあげられますが)日本の
国民健康保健制度も比較的うまくいっている一例としてとりあげられていました。
教材のひとつは、TV放映された Sick Around the World という番組ですが、
これはインターネットで見ることができます。
興味のある方はぜひチェックを。
http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/sickaroundtheworld/

その後、4週間の精神科のクラークシップつまり病院実習が始まりました。
私は、ボルダー市内のコロラド・リカバリーという主に統合失調症の
患者さんが多いレジデンシャル・プログラム(治療と社会復帰の目的を兼ねている)
を選び、リチャード・ワーナー博士から直々に入院と外来の患者さんと
通して精神科医学を教えていただくことができました。

自由な時間が空いたときには、患者さん(通常のペーシェント - patientという
呼び方ではなく、皆クライアント – client と呼ばれていました)と
話をしたり、食事をしながらいろいろな話を聞くことができたのも
おおいに勉強になりました。

また、週一回は小児精神科にも接することができるよう、
地域のメンタル・ヘルス・センターの小児外来で、
別の精神科の医師のシャドウイング (問診などに同席する)を
することもできました。

このクラークシップ、つまり病院実習はあと1週間を残すばかりですが、
その間に週一回の小テストや論文を読んで発表するなど
学業としても宿題や勉強があり、最終日には、期末試験と擬似患者を
使った問診の試験が2症例あります。

しばらく自宅勤務で仕事をしたり、主婦業で家にいる時間が長かったので
また外に出て医学を勉強するペースに体がなれるまで、
しばらく時間がかかりそうですが(つまり、夜はもう眠くて眠くて、、、)
先輩、同僚や患者さんや周りの人々にまた沢山エネルギーをいただいて
前進でき、ほんとうに幸せです!

皆様も心身ともに元気でありますように!
では、また。

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発行者:ルコウ俊子

ご意見・ご感想をお待ちしています。
colorado_med@yahoo.co.jp

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http://www.mag2.com/m/0000166625.html
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では、素晴らしい毎日をお過ごしください!


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