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2009/02/16

XMLコンソーシアムニュース-2009年2月号

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XML Consortium News

    X  M  L  コ  ン  ソ  ー  シ  ア  ム   ニ  ュ  ー  ス (一般公開版)

                                                              2009年 2月号
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 インフルエンザ大流行のせいか、最近よくマスクを見かけます。インフルエン
ザウィルスは小さいのでたいていのマスクは通過してしまうそうですが、マスク
をしているだけでも口の周囲の湿度が高まるのでウィルスを水際で止める効果も
あるのだとか。手洗いうがいは予防の基本ですが、歯磨きも効果的だそうです。

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 本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、
XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも
ご紹介するものです。

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【目次】
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◆今月のPick Up
 特集:XMLコンソーシアムDay(2009年1月9日)

◆今後の予定
◆XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次

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今月のPick Up
【特集】XMLコンソーシアム Day(2009年1月9日)
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 毎年恒例のXMLコンソーシアム Dayは1月9日に開催し、大盛況に終わりました。
今回は全体テーマを「XMLが支えるエンタープライズシステム新潮流 〜2008年度
部会活動報告とトピックス〜」とし、XMLに関連したエンタープライズの最新動向
や最近の部会活動報告をまとめて発表しました。

 XMLコンソーシアム Day 案内
 http://www.xmlconsortium.org/seminar08/090109/090109-info.html

 XMLコンソーシアム Day プログラムおよび資料
 http://www.xmlconsortium.org/seminar08/090109/090109-prog.html

 発表に使われたプレゼンテーション資料は当日お配りしたプログラムに記した
IDとパスワードにてイベントから1ヶ月間は全参加者閲覧可能としてきましたが、
期限終了後は会員のみが閲覧可能となります。

 イベント当日予告した通り、各部会報告やパネルディスカッションに関して質
問や意見交換をするための場としてブログを開設いたしました。ぜひご活用くだ
さい。このブログはXMLコンソーシアムSNSアカウントをお持ちの方は誰でも投稿
可能となっています。

 XMLコンソーシアム Day ブログ
 http://sns.xmlconsortium.org/semminer.Day20090109/

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各部会からの報告
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 各部会からは2008年度の活動予定や進ちょくの報告がありました。どの部会も
最新の技術動向や重要なトピックを扱っており、興味深い内容となっております。
もし興味があれば、ぜひ部会の扉をたたき活動に参加してみてください。

◆ビジネスイノベーション研究部会/SOA部会

 両部会では、ビジネス戦略に基づくSOAベースの情報システム開発を、上流から
下流まで全体を通して研究しています。昨年度からは、新たなアプローチとして
i*(アイ・スター)法を活用したゴール指向分析によるサービス設計に着目して
います。i*法を用いると、初期要求段階において獲得できる情報量が多く、従来
のユースケースの精度向上/補完が可能となる等のメリットがある事が分かってき
ました。またビジネスプロセス分析において、実存するアクティビティが不安定
で把握が難しい事、共通化に凝りすぎると利便性が低下する事等の課題が見い出
せてきました。両部会は今後も研究を進め、最終的には成果を文書にまとめる予
定です。

◆XML設計技術勉強会

 近年XMLはあらゆるシステムで活用されていますが、XMLが本来持つ良さである
柔軟性や拡張性が実現できているとは言い難く、また実践的な設計技術を習得す
る道筋はまだ確立されていないのが実情です。技術者らはそれぞれが試行錯誤し
ながらスキルを吸収しています。そこでXMLコンソーシアムではXML設計技術勉強
会というXML設計技術を学ぶ場を設け、2008年6月から12月まで合計7回、勉強会を
開催しました。初心者にも分かるように概要から入り、次第に習熟度でチームを
分けて実習を増やしシステム設計の現実味を味わっていただくなどしてきました。
当初予定していた勉強会は一通り終了しましたが、今後は経験者の知恵を継続的
に収集し、同時に広めることを検討していこうとしています。

◆気象庁防災情報XML策定協力プロジェクト

 気象庁が防災情報のXML化を進めるにあたり、XMLコンソーシアムに協力を求め
たことがきっかけでXMLコンソーシアム有志が参加するプロジェクトが始まりまし
た。2008年夏から第2次プロジェクトが始まり、定期的に会合を開き意見交換など
を進めてきました。XMLコンソーシアム有志らはXMLを熟知していつつも「項目と
属性のどちらを使うべきでしょうか?」「XMLスキーマはどう書けば正しいでしょ
うか?」という気象庁からの素朴な質問から気付かされることも多くありました。
現時点では設計支援は一区切りがついた段階で、今後は応用の支援や実データを
使った活用を試してみるなど、新たな段階へと踏み出して行きます。

 ※参考:プレスリリース:気象庁とXML コンソーシアム
  「気象庁防災情報XML フォーマット」についてのご意見を募集 (第2回目)
 http://www.xmlconsortium.org/release/pdf/jmaxml20090130.pdf

◆Webサービス実証部会

 Webサービス実証部会が研究素材として着目したのは気象庁の防災情報XMLデー
タです。現段階では気象庁にてデータフォーマットを策定している途中ですが、
部会はこのデータを活用し住民ひとり一人を災害の危機から守るための防災情報
伝達システムモデルを検討しています。Dayでは試作したシステムが発表されまし
た。今回のシステムは気象庁の防災情報データを自治体や事業者(2次プロバイダ)
が住民の端末(Androidを使用)にPUSHで配信するものです。シンプルな実証実験
でしたが、無事に成功し会場から拍手喝采(かっさい)を浴びました。今後はよ
り迅速かつ確実にデータを配信するシステムを検討し、半年後のWeekにて改めて
発表する予定です。その時には防災情報XMLの画期的な活用方法を提案できるよう
にと部会では研究や開発を進めています。

◆クロスメディアパブリッシング部会

 クロスメディアパブリッシング部会ではマーケティング・グループ、技術系グ
ループ、電子ペーパーグループの3つのサブグループに分かれて活動を進めていま
す。マーケティング・グループではデジタル・パブリッシング・フェアの見学会
開催、JAGAT PAGE2009クロスメディアコンファレンスプレイベントでの発表、ま
た2009年2月4日のクロスメディア交流会を主催する準備。技術系グループではXML
文書を誌面にフォーマットするツール「FANTaStIKK」を開発し、公開を検討して
います。また現在は弱視児童生徒のための拡大教科書への適用の可否を研究して
います。電子ペーパー・グループでは電子ペーパー端末の動向調査や使用されて
いる文書フォーマットの調査を行い、電子ペーパー及び端末の特徴とコンテンツ
のあり方を検討しています。

◆XMLDB部会

 XMLDB部会は活動開始から3年目を迎えました。今年度の部会は「XMLDB的なシス
テム観と方式」を確立するべく、実ユーザを毎回お招きし、XML利用実態を聞いて
メンバーと意見交換をするなどディスカッションが多いスタイルになっています。
部会リーダーは部会が、様々な立場のメンバーが会して、XMLDBに関して自由に議
論し哲学する「場」としての意義が大きくなっていると話しています。議論の詳
細と成果は議事録としてまとめられています。Dayではこれまでの議事録からコー
ヒー豆を“粗びきネルドリップ”するように、エッセンスを抽出して紹介しまし
た。ゲストスピーカーからXMLやXMLDBを選んだ理由や運用上の切実な悩み、時に
は誤解に気付いて正すなど、互いに新しい発見や歩み寄りがあり、部会では毎回
有意義なディスカッションが展開されていることがよく分かります。

◆Web2.0部会

 Web2.0部会はセマンティックなWebの事例やその周辺のトピックについて、部会
で調査した内容をデモを交えながら紹介しました。例えば「きざし(kizasi.jp)」
はセマンティックを掲げているサイトではありませんが、セマンティックな要素
を多く実現しているサイトとして部会は注目しています。セマンティックなサイ
トで重要となるメタデータ付与については、新たな技術的な試みとしてHTML内に
メタデータを挿入する、または動的にメタデータを付与する手法などが可能となっ
てきています。今後はさらにセマンティック関係の技術調査を進め、半年後の
Weekでは開発検証モデルを提示し、さらに次のDayでは評価結果を提示するような
スケジュールで活動を進めていきます。

◆関西部会

 2008年度の関西部会は参加メンバーが約20名、多くが現役のエンジニアであり、
半数が新規メンバーで構成されています。今年度の参加メンバーの意向を聞くと、
「自社の業務で行わない経験をしたい」など普段得られない知識や人脈を求める
傾向が高いことが分かりました。そこで今年の活動は、先進的な要素を中心に、
テクノロジーを経験することを目標に致しました。更に、大学など外部組織との
接点や知見も含め、広範囲な創発要請に応えられる活動を目指しています。具体
的には、部会内の知見より、技術的な要素の勉強会としてオントロジー、
Silverlight、流通BMS、AIR実装手順を実施しました。テクノロジーを経験するこ
とにおいてはAIRでのWebAPIを試すことを全員で経験しています。また、外部団体
との交流では大学研究室ゼミ生と会合を持ち、情報交換をするなどして互いにい
い刺激になっています。

◆セキュリティ部会

 セキュリティ部会の発表では、2008年度活動の中からMOF 2008合同デモシステ
ム向けのセキュリティ検討と、XMLセキュリティツール/製品調査を取りあげて紹
介しました。まず前者は2008年9月に開催された「マニュファクチャリング オー
プン フォーラム 2008」にて発表したもので、生産工場におけるセキュリティを
検討し報告しました。後者はXML暗号、XML電子署名、WS-Security、XMLベースの
長期署名、XML/SOAPファイアウォールなどを調査対象とし、2009年5月には最初の
結果報告を提示する予定です。ほかにもセキュリティ部会ではXML暗号化や電子署
名ツールの検証実験などを今後の活動予定として紹介しました。

 MOF2008合同デモシステム向けセキュリティ報告書
 http://www.xmlconsortium.org/public_doc/mof2008_security/mof2008.html

◆パネルディスカッション

 イベント最後のセッションはパネルディスカッションとして各部会や勉強会か
ら代表者がパネリストとして登場し、今後のエンタープライズシステムの潮流に
ついて議論しました。

 今後のエンタープライズシステムの方向性については、リアルタイム性の追求
や組み込み系の分野に注目が集まっていました。また分野を問わず、「企業を取
り巻く環境は変化が激しいので、柔らかく作らないと」という指摘がありました。

 また「どうなるべきか?」という問いについては、利用者主体で利用者が高度
なスキルを必要とせずとも必要なデータを入手できるような仕組みが大事だとい
う意見が出ました。その形として昨今のガジェットやiPhoneのように、スキルあ
る人がツールを公開し、ユーザーが使いやすいものを選ぶ時代になるのかもしれ
ません。

 今後のエンタープライズシステムにおける重要な観点として「柔らかく」と
「リクエストベース」というキーワードが出てきました。さらにディスカッショ
ンは今後のエンタープライズシステムの課題などにもおよび、会場とも意見を交
換しながら最後まで活発に進められました。

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【今後の予定】
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[公式イベント]
◆2月16日(月):関西部会
◆2月18日(水):XMLDB部会
◆2月20日(金):
 XMLマスター:プロフェッショナル(データベース) 直前対策セミナー
 http://www.xmlconsortium.org/seminar08/090220/090220-info.html
◆2月23日(月):セキュリティ部会
◆2月23日(月):Webサービス実証部会

※詳細はコンソーシアムや部会からの案内をご確認ください

[関連イベント]
◆2月12日(木)〜13日(金):
 Developers Summit 2009(オフィシャルコミュニティ)
 http://codezine.jp/devsumi/2009/

◆2月18日(水):制御システムセキュリティワークショップ(協賛)
 (セキュリティ部会リーダー 松永氏講演予定
  講演テーマ「生産情報の統合・連携に伴うセキュリティの傾向と対策」)
 http://www.jpcert.or.jp/ics/workshop2009.html

◆2月19日(木):制御システムセキュリティカンファレンス2009 (協賛)
 http://www.jpcert.or.jp/ics/conference2009.html

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【XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次】
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◆特集:XMLコンソーシアムDay(2009年1月9日)
◆セミナー:XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)直前対策セミナー
◆活動実績(2009年1月)
◆今後の予定
◆運営委員会から

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【このメールマガジンについて】
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 http://www.xmlconsortium.org/nyuukai/nyuukai.html

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mailto:xmlcons_staff@fsi.co.jp

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