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2009/01/14

XMLコンソーシアムニュース-2009年1月号

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XML Consortium News

    X  M  L  コ  ン  ソ  ー  シ  ア  ム   ニ  ュ  ー  ス (一般公開版)

                                                              2009年 1月号
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 あけましておめでとうございます。新年早々にも、恒例の「XMLコンソーシアム
Day」に多数の皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞ
よろしくお願いいたします。

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 本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、
XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも
ご紹介するものです。

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【目次】
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◆新年のご挨拶:XMLコンソーシアム会長 鶴保征城氏

◆今月のPick Up
 イベント:次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検証

◆今後の予定
◆XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次

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【新年のご挨拶:XMLコンソーシアム会長 鶴保征城氏】
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 謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 XMLコンソーシアム会長に就任して8年となりました。
 これまでの会員皆様のご支援、ご協力に対し心からの御礼を申し上げます。

 昨年来の金融危機により経済が急激に悪化し、投資の抑制、購買意欲の減少と
いった現象が起きています。加えて数年前からWeb2.0を中心にチープ革命が起き
ており、「安い、良い、早い」というように安くて良質なものを素早く作ること
が求められています。

 ソフトウェアエンジニアリングは、従来のように「一から作る」から、現在
ではXMLやそれから発展したSOAやWebサービスを用いて「つなぐ」あるいは「組
み合わせて作る」、さらにSaaSやクラウドの「サービスとして使う」へと変化
しています。

 ビジネス環境が激変する中、企業の情報システムも対応していかなければなり
ません。情報システムは企業の資産ですが、環境に対応できなければ不良資産と
なってしまいます。鍵となるのが柔軟性や自動化です。環境に変化があっても機
敏に対応できる柔軟性を持ち、またビジネスやシステム設計のモデリングからコ
ードを作成する、あるいは利用するサービスを組み変えるなどの流れをある程度
自動化することです。

 一方、昨今では日本の競争力低下が懸念されています。たとえば、かつて世界
のゲームソフトのシェアは日本が半数近くを占めていましたが、近年では一割程
度まで落ち込んでいます。原因にゲームソフトを開発する環境の構造が指摘され
ています。欧米ではOS、ミドルウェア、アプリケーションなど層ごとに分業化が
進み水平分散的な構造をしています。これに対し、日本ではOSを除いた上部層が
メーカーやベンダーで一体化しており垂直統合的な構造をしています。家電や自
動車用ソフトウェアでも似た傾向が見られます。こうした構造が生産性や柔軟性
の足かせとなり、結果的に競争力低下を招いているとも考えられます。

 現在の不況はビジネスモデルの敗退と、世界的金融危機が掛け合わさって起き
ています。日本は世界的金融危機において比較的被害が少ないため、ビジネス環
境の革新(チェンジ)に成功すれば、不況から早めに脱出できる可能性が高まり
ます。まだ希望はあります。

 XMLコンソーシアムの活動は先見性と意欲にあふれ、昨今のIT環境をよりよい方
向へと導く道筋を多く示唆しています。XMLコンソーシアムの活動は今後ますます
重要性を帯びてくることでしょう。

 本年もご支援の程よろしくお願い申し上げます。
 本年のより一層のご健勝とご活躍を心より祈念いたします。

                                        XMLコンソーシアム 会長 鶴保征城

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今月のPick Up
【イベント】次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検証
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 2008年12月18日、エンタープライズマッシュアップとリッチクライアントをテ
ーマとした「次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検
証 Part II」を開催しました。

 セミナーの最後はXMLコンソーシアム 副会長であり、インフォテリア株式会社
代表取締役社長 平野 洋一郎氏が「次世代クライアント製品の今後について」と
題した特別講演で締めくくりました。

 今回のセミナーでは2回にわたり、「次世代クライアント」と呼ばれるリッチな
機能を搭載した製品、近年の台頭してきた新技術を企業システムでマッシュアッ
プする製品、またブラウザそのものも含め12社の14製品を一挙に紹介しました。
紹介した製品以外にも関連製品としてアドビ社のAIR、グーグル社のChromeなどが
あり、興味深い分野です。

 今回紹介された商品を大まかに分類すると、ブラウザに依存するものとしない
もの(専用クライアント)、また有償か無償かで切り分けることができます。ほ
かにも商用製品とOSSなど、違いは多岐にわたります。

 昨今、次世代クライアントが注目されている理由として、平野氏は操作性や表
現の自由度など従来のブラウザに対する不満がユーザーにあることを指摘しまし
た。実際にRIAコンソーシアムのアンケートを見ると、Webアプリケーションに期
待することとして操作性や効率化、表現力などが重要視されていることが分かり
ます。加えて企業システムであればリアルタイム性や双方向性、複数の情報をま
とめ加工するマッシュアップの能力、さらにコストの妥当性が求められます。

 平野氏は「HTMLに限界があるのは明白」と述べ、今後起きうる現象として「ブ
ラウザがアプリ開発環境化する」、「ブラウザを使わないネットネイティブのア
プリケーションが増加する」、「URLが表に出なくなる」と予測しています。

 さらに将来はモバイル端末の普及やアプリ開発環境の発展が考えられます。平
野氏は「HTMLそのものはなくならないとしても、HTMLブラウザはネットアプリの1
つになる」との見解を述べました。

 現段階では次世代クライアントはそれぞれ特徴が豊かで、選ぶ側としては目移
りしてしまうところかもしれません。確かに今回紹介された製品を見ると、どれ
も魅力的です。最後に平野氏はそんな時のためにヒントを残しました。

 「自社が求めるものが何であるかをはっきりさせておくことが大事です」


◆次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検証 Part I
 http://www.xmlconsortium.org/seminar08/081128-1218/081128-info.html

◆次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検証 Part II
 http://www.xmlconsortium.org/seminar08/081128-1218/081218-info.html

◆紹介された製品(紹介順)

 −Serena Business Mashup(セレナソフトウェア日本支社)
  http://www.serena.com/geo/jp/mktg/documents/SBM2008JP.Leaflet.pdf
  http://www.serena.com/geo/jp/mktg/documents/SBM2008.pdf

 −Mextractr for Mashup(メタデータ株式会社)
  http://api.emetadata.net

 −Afrous(アフロス)(株式会社マッシュマトリックス)
  http://www.mashmatrix.com/ja/product/

 −IdbA(株式会社サイオ)
  http://www.scio.co.jp/idba.html

 −Silverlight 2(マイクロソフト株式会社)
  http://www.microsoft.com/japan/silverlight/

 −Biz/Browser(アクシスソフト株式会社)
  http://www.axissoft.co.jp/biz/index.html

 −Internet Explorer 8(マイクロソフト株式会社)
  http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/beta/default.mspx

 −IBM Mashup Center(日本アイ・ビー・エム株式会社)
  http://www.ibm.com/jp/software/info/mashup-center/

 −InWeave Collaboration(株式会社日立システムアンドサービス)
  http://www.hitachi-system.co.jp/inweave/

 −WebCenter Suite / ECM(日本オラクル株式会社)
  http://www.oracle.com/products/middleware/user-interaction/

 −エンタープライズリッチクライアントWebプラットフォーム「Nexaweb」
  (日本ネクサウェブ株式会社)http://www.nexaweb.co.jp/

 −IBM Lotus Notes(日本アイ・ビー・エム株式会社)
  http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/products/nd8/

 −xfy(株式会社ジャストシステム)
  http://www.xfy.com/jp/

 −Opera 9.6(Opera Software International AS)
  http://jp.opera.com/

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【今後の予定】
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[公式イベント]
◆2009年1月21日(水):XMLDB部会(ジャストシステム)
◆2009年1月22日(木):運営委員会
◆2009年1月22日(木):理事会
◆2009年1月23日(金):Web2.0部会(ナレッジワークス)

※詳細はコンソーシアムや部会からの案内をご確認ください

[関連イベント]
◆2009年1月27日(火):ソフトウェアジャパン2009(協賛)
 http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/forum/software-j2009/

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【XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次】
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◆新年のご挨拶:XMLコンソーシアム会長 鶴保征城氏
◆イベント:XMLコンソーシアムDay(2009年1月9日)
◆イベント:次世代クライアント、エンタープライズマッシュアップ製品徹底検証
◆活動実績(2008年12月)
◆今後の予定
◆運営委員会から

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【このメールマガジンについて】
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 本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、
XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも
ご紹介するものです。より詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参
照いただき、ぜひXMLコンソーシアムにご入会ください。皆様のご参加を心よりお
待ち申し上げております。

XMLコンソーシアム:http://www.xmlconsortium.org/
入会のお申し込みはこちらから:
 http://www.xmlconsortium.org/nyuukai/nyuukai.html

事務局:〒130-0022 東京都墨田区江東橋 2-19-7 富士ソフトビル
mailto:xmlcons_staff@fsi.co.jp

Copyright(C) 2009 The XML Consortium
掲載記事の無断転載、転用、編集はご遠慮ください。
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