心と技のあいだ  RSSを登録する

経営コンサルタントが長年培ったノウハウを元に「自分の周りで発生する物事を、どの様に観察し、吸収し、考え、判断し、それを加工して、自分の言いたいこととしてアウトプット(伝える、表現)していくのか」について考察し、「心」と「技」をレベルアップする

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/28

【心と技のあいだ】vol.098 <人物探訪008「泉悠子」編>

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
           【心と技のあいだ】
           vol.098 2009.9.28
  発行者:有限会社シーケン社 経営実務コンサルタント 谷口隆
  有限会社シーケン社ホームページ http://cken.net
  メルマガ登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000166118.htm
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

           〔 感謝祭 〕

 先日、ネイルサロン「TODAY」の4周年記念、第3回感謝祭「今日
亭」というイベントに招待されて、本町まで行ってきました。
 オーナー(男性)とチーフ(女性)とスタッフ(女性)というたった3
名のサロンですが、心は熱いものがあります。
 詳しくは、9月20日の私のブログを見て下さい。
 このイベントで感じたことをまとめました。

(1)「感謝の気持ちの表し方がストレートである」
  彼らはとにかく素直です。
  感謝の気持ちを表すには、自分達の力で出来る精一杯のことをしよう
  と考えるところからスタートしました。

(2)「自分達で出来る形にこだわっている」
  より多くのお客様をお迎えして感謝したい。
  限られた時間では出席しにくいだろう。
  そうだ、それなら、1日中オープンしていて、何時にでも来て頂ける
  ようなイベントにすればよい。
  しかし、1日中なので、他の店舗を借りるわけにはいかない。
  そうだ、今営業しているサロンを改造して、いつでも来て頂けるお店
  をしよう。
  と、考えたわけです。
  通常、アイデアはあってもそんなことはなかなか実現するものではあ
  りません。
  しかし、彼らは実際にこのイベントを実行できたのです。

(3)「バックに支えられている」
  「今日亭」が実現し、続いている理由はなんでしょう?
  私は、彼らの人脈作りの上手さだと思います。
  オーナーは丁寧で、親切で、気が利き、仲間思いで、いつも感謝の言
  葉を口にしています。
  スタッフも可愛らしく、サービス満点です。
  そうなんです。だから、好かれるんです。だから、彼らが何かしたい
  と言ったら周りが助けてくれるんです。放っておかないんです。

(4)「出した利益をお客様+αに還元しようとしている」
  そして、何より出た利益をお客様に還元しようと言う心があります。
  このイベントの室内セッティング、料理の仕込み費用、飲み物代など
  の費用は大変な負担だと思います。
  しかし、彼らはそんな顔は絶対に見せません。
  ただひたすらニコニコと喜んで今日亭のサービスをやっています。
  これがなんとも嬉しいのです。清々しいのです。
  さらに、お客様の知り合いなら来店OKなので、1日120~150
  名も来られるということになります。
  それがまた周囲に宣伝してくれる(今の私の様に)ことになるので、
  紹介につながることになります。

(5)気取らない、気張らない
  オーナーのスタンスは自然体です。
  無理はしていません。
  全くもって、人を喜ばすという行為を当然のようにやっています。
  そのスタンスは大いに見習う点は多いでしょう。

 自分たちが出来ることを心を込めて実行する。それを継続する。
 そんなことを教えてくれるTODAY「今日亭」。
 素晴らしいです。

 では、今回も始めましょう!

=================================

      < 人物探訪008 「泉 悠子」編 >

 前回は弟子3号バービーこと北口美樹さんを紹介しました。
 今回は弟子認定をするきっかけになった弟子1号プリティこと泉悠子さ
んを紹介しましょう。

1.プロフィール

 泉悠子。読み「いずみ ゆうこ」
 現在は、結婚して古川の姓になっている。
 奈良県宇陀市の出身。現在31歳。奈良県橿原市在住。
 役職は、奈良県の天理市、橿原市に3店舗を展開する美容室のコンセプ
トマネージャー。
 現在は長男を出産後、子育てに奮闘中。
 ニックネームはプリティ。(私が決めました)
 勉強会「QM」(クワイエット・マインド)のメンバー。

2.出会い

 「私がまだ社会人2年生の頃にコンサルタントと一美容師として出会い
ました。
 私を育ててくれた直属の上司が『谷口さんの勉強会はほんまに楽しい!』
と言って当社に呼んだのが始まりでした。
 大好きな上司の言う事なので疑う事もなく(笑)お会いできる日を楽し
みにしていました。
 そして初対面とは思えないほどに初日から犬のようになついていたのを
今でもはっきりと覚えています。」
 初対面は、平成9年12月9日のミーティングの日です。
 顧問としてこのサロンに関わることになり、初回のミーティングでは、
乗りに乗って、自己紹介を1時間もしてしまいました。
 その時のことを泉さんは鮮明に覚えてくれていました。
 「私(谷口)は横文字を多く使います。だから忘れないようにメモして
下さい。」と言うことで、それ以来、泉さんはメモを取る習慣が出来たそ
うです。

3.仕事内容

 「オーナーの考えている事や会社の方向性をぶれないよう、スタッフと
意見を共有し伝えていくのが主な仕事です。ディレクター、クリエイティ
ブマネージャーと共にその方向性、コンセプトを基軸にし、企画・運営を
任されています。」ということです。
 なかなかの仕事ですよね。
 彼女の役職名は、「コンセプトマネージャー」です。
 これは私が提案したものを使ってくれました。
 まさに、役職と仕事内容がきっちりマッチしています。
 コンセプトの浸透、徹底、発揮、管理など、本当に必要な部署だと思い
ます。
 差別化・優位化できたコンセプトがしっかり根付いて、それが具現化出
来ていれば、必ず繁盛店が出来ます。
 そんな重要なポジションを任されている彼女自身が、しっかりした考え
方を持っているから出来ることでしょう。

4.夢または志

 『女の子が生涯、安心して働ける会社作り』『スタッフが辞めない会社
作り』『コレクションのバックステージに入ること』だそうです。
 自分の個人的なことより、会社の立場としての発想が優先していますね。
 会社~スタッフが、本当に好きなんでしょうね。

5.得意技

 「手紙を書くこと。字を書くこと」
 そうですね。本当に字は上手です。さらに筆字は絶品です。
 先日、ママ宛に送ってきてくれた手紙を見ましたが、一生ほかせない程
の達筆でした。
 こんなお手紙をもらったお客様は、イチコロでファンになってしまいま
すね。これはもう立派な武器です。

6.一番力を発揮できる場面

 「壁にぶち当たって、一しきり泣いて覚悟を決めた後」
 なるほど。そうですね。
 泣くと、すっきりして、覚悟が決まるんですね。
 そこから起点になって成長が始まるんですね。

7.やってて良かったと思える瞬間

 「皆でひとつの物に向って全力で走っている時。スタッフが目標を達成
した時。それまで一緒に泣いたり笑ったりして、サポートしてきた事が実
になる瞬間なので感動です!」
 本当にスタッフ思いなんです。
 しかし、これがアダになることがあります。
 自分の思い通りに行かない時、彼女は相当悩みます。
 本当に落ち込みます。
 オーナーの考えていることが見えなくなったり、上司との視点がズレて
きたり、自分の事ばかり考えている人に振り回されたりなどが原因で、体
調まで崩すこともありました。
 私はその度に、彼女のメンター(師匠)として、励ましたり、勇気付け
たりしてきました。

8.辛かったこと・苦しかったこと

 「店長昇格時から2年間くらい、まだ実力もなく、スタッフがまとまら
ずバラバラになってしまった。この時が人生のターニングポイントだと思
う。」
 この時でしたか、心労と疲労が重なり、決行不良で足に斑点が出来て大
変そうでした。
 それで悩んで、長期休暇を申し出て、3ヶ月ほどサロンを休んでいた時
期がありました。
 その時、私は気晴らしと勉強を兼ねて、私の家に来るように言いました。
 少しでもリラックスさせたかったのです。
 窮屈な考え方を排除し、ゆったりと、まったりと考えるように指導しま
した。
 そして、彼女は体調も心も徐々に回復に向かい、サロンに復帰しました。

9.自分がなりたかった職業

 「体育の先生」
 彼女はバトントワラーだったと聞いています。
 若い頃(?)かなりのスポーツウーマンだったようです。
 生まれ変わったら?という質問でも、「スポーツ選手になってオリンピ
ックに出たい。」とありました。
 好きなんでしょうね、スポーツ。
 だから、体育の先生なんでしょう。

10.自分らしさ

 「今は『笑顔を絶やさず、強気であること』。これも自分の成長と共に、
瞬間瞬間に変化し続けると思います。」
 そうかもしれませんね。
 ”自分らしさ”にこだわる必要はないでしょうね。
 結果として自分らしさが漂っている、にじみ出ていることが大切なんで
しょうね。
 そう! 変化しつづけること・・・そうですね。

11.今の気持ち

 「今年は母になれたことが一番の成長、収穫だと思います。
 自分が発する『感謝』という言葉に少しは重みが出てきたように感じて
います。
 言葉が通じない赤ちゃんと向き合う日々が正直言って苦痛だった時期も
ありましたが、今は『それが私にとって必要な事だった』と気付き、笑っ
たり泣いたりしながら毎日を過ごしています。
 子供を授かった事で、又新しいが『いずみ』が生まれそうです!」
と書いてくれました。
 日々進化し続ける「いずみ」さんを見守り続けたいと思います。

=================================

           < 編集後記 >

 私には「一人を救えない者に万人は救えない」という持論があります。
 男女の区別なく、一人の人間として出会い、その人がメンタリングを必
要としている場合、手を差し伸べるのは当然の行為でしょう。
 それは、逆にいうと、自分(私)に成長のチャンスを与えてくれている
のです。
 皆さん、自分の成長のためにも、メンターを目指してください。

 ではまた次回!

                          バイチャ!
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る