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財務戦略の要である【資本政策】。が、実践的なケーススタディはほとんどありません。他社の成功、失敗例は?なぜ、そうなったのか。資本政策の面白さに迫ります!

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/11/29
  • 部数 462部
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2009/10/25

【資本政策のケーススタディ;マネックスー2;No.217.2009.10.25】

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お早うございます、WINGS CONSULTINGの山本です。

財務戦略で、最も頭を悩ませるのが【資本政策】。

理論書も少く、ケーススタディも表面化しないのが現状です。

このメルマガでは理論に従い、様々なケーススタディを取り上げていきます。

資本政策の実践的ケーススタディを学ぶのが、このメルマガの目的です。

【本日のM&A・ケーススタディ】

本日は、マネックスグループのケーススタディ第2弾です。

平成13年度にIPOして、大きな転換点は3年後に訪れました。

平成16年、日興ビーンズ証券と共同持株会社設立です。

その際にも、パートナー戦略がしっかりと効いていました。

その流れを今回はみていきます。

■	役員構成

共同持株会社の役員構成は、次のようになりました。

代表取締役3名の内、2名がマネックス出身。

松本社長と元ゴールドマンの工藤氏。

古巣から、気の合ったメンバーを連れてきた成果でしょう。

ディー・エヌ・エーもそうですが、古巣から、優秀なメンバーを誘っての
スピンアウトは必須ですね。

そして、残り4名の取締役中、ソニー出身者が1名。

この有力株主から、優秀な人材を投入してもらう方針は貫かれています。

監査役関係は日興サイド中心でしたが、守りが固まって良かったでしょう。

このように、主導権を握りつつ、有力株主からの支援体制を作り上げた次第です。

その結果の株主構成は次のようになります。

■	株主構成

平成21年3月末株主構成が次の様になっています。

名義	           持株数	比率
日興シティホールディング	616,419	26.29
松本社長	           260,480	11.1
ソニー	           117,235	5

■	業績推移

一方、M&A後の業績をみてみましょう。

 	1期	2期	3期	4期	5期
期	H17.3	H18.3	H19.3	H20.3	H21.3
売上	21,716	39,223	33,244	30,497	24,812
経常利益	9,180	24,938	16,688	12,811	5,231
純資産	29,811	41,588	47,562	45,554	40,066
総資産	232,091	430,299	379,988	335,016	235,694

規模拡大のM&Aであり、成長市場でもありますので、着実に成果は現れました。

M&Aの成功確率は30%と言われています。

同社の場合は、その30%に入っていたと言えるでしょう。

■	設立1期でのIPO企業

設立1期でIPOした企業3社のアフターIPOをみてきました。

それぞれ、規模の拡大は必須ですが、戦略が違っていましたね。

エン・ジャパン社は、自助努力中心に、同一市場で規模拡大。

アパマン社は、自助努力中心に、横展開による規模拡大。

マネックスは、パートナー戦略中心に、同一市場での規模拡大。

いずれにしろ、外部環境変化は必須であり、その対応を検討、実施するのは、取締役会になります。

会社の意思決定機関は、取締役会ですから。

すると、やっぱり、この取締役会メンバーを厳選していくのが良いに決まっています。

この取締役会メンバー選定を行うのが、株主。

すると、株主構成を考えるのが、最も、大事になっていきます。

この株主構成を作り上げるのが、資本政策。

ならば、この資本政策を考えるのが最も重要になっていきますね。

今後も、この資本政策のケーススタディを蓄積し、ノウハウを貯めていきます。

それでは、今週は、ここまでにしましょう。

【編集後記】

■ トレジャーハンター

トレジャーと思った武富士があがってきました!

相場は人間心理が作るものであり、心理は集団心理に多大なる影響を受けます。

結果、ブレが大きくなり、売られすぎ、買われすぎに状況が発生。

このタイミングで、トレジャーを発掘し、投資を行いたい。

さて、1年後には、どうなっているのか。

トレジャーハンターとしての腕を磨いてきます。



★ご注意願います★

□ 分析内容は私見であり、事実と相違する場合があります。

ご了承願います。

□ 当該分析内容から生じる損害等につきましては、一切負わない事とご了解願います。

★発行人★
WINGS CONSULTING
代表取締役 山本 泰功

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http://www.mag2.com/m/0000165785.html

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hiroyama-1414@kzd.biglobe.ne.jp
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