2009/10/18
【資本政策のケーススタディ;マネックスー1;No.216.2009.10.18】
******************** お早うございます、WINGS CONSULTINGの山本です。 財務戦略で、最も頭を悩ませるのが【資本政策】。 理論書も少く、ケーススタディも表面化しないのが現状です。 このメルマガでは理論に従い、様々なケーススタディを取り上げていきます。 資本政策の実践的ケーススタディを学ぶのが、このメルマガの目的です。 【本日のM&A・ケーススタディ】 本日は、マネックスグループのケーススタディ第1弾です。 設立1期でIPO達成企業は3社あります。 エン・ジャパン、アパマンショップ、そしてマネックス証券。 これまでに、前2社のアフターIPOをみてきました。 それぞれ、成長の軌跡を残していますが、課題も発見された次第です。 IPOするよりも、IPO後の方が、益々、難しい道のりを築いていかなければなりません。 前2社のアフターIPOも、山有り、谷有りでしたね。 さて、最後に残ったマネックス証券のアフターIPOはどうだったのか。 早速、調べていきましょう。 ■ パートナー戦略 マネックス証券が1期でIPO出来た理由は何か。 卓越したパートナー戦略です。 インターネット証券ビジネスを考えた、元外資系金融マンの松本社長。 彼が、ベストパートナーとして選んだのが、ソニーでした。 従って、同社の資本政策では、ソニーとの合弁企業設立から始まります。 携帯EC事業のディー・エヌ・エーも、同じような戦略でした。 強力なパートナーを株主として選び、役員を派遣してもらうガバナンス体制が特徴です。 その際(平成11年4月5日)の株主構成は次のようになります。 氏名 割当株数 総持株数 比率 松本社長 500 500 50% ソニー株式会社 500 500 50% 合計 1,000 1,000 100% 50対50の対等合弁企業でのスタート。 そして、ソニーから、取締役として2名派遣。 代表権は松本社長のみですので、経営責任が明確な体制確保ですね。 ■ 第三者割当増資 その後も、第三者割当増資を繰り返し、IPO直前資本金は約35億円。 なんと、これだけの資金を調達したのですから、びっくりです。 その流れも、最初のソニーとのパートナー戦略成功があったと言えます。 鮮やかなパートナー戦略が同社の特徴でした。 ■ アフターIPO 見事な経営手腕を発揮した松本社長ですが、IPO後の動きはどうでしょうか。 平成13年度にIPOして、大きな転換点は3年後に訪れました。 平成16年、日興ビーンズ証券と共同持株会社設立です。 日興ビーンズ証券は、日興証券系列のネット証券会社。 規模の拡大に、M&Aはもってこいですね。 このM&Aにおいても、同社のパートナー戦略は活かされていました。 さて、どのような体制に成っていったのか。 次回、詳しく調べていきましょう。 【編集後記】 ■ 暴落中 トレジャーハンターとして、勝負しましたが、やられてしまいました! 一発勝負を掛けたのが、大暴落・・・ 今年の儲けをすべて吹っ飛ばした次第です。 さて、追い込まれたここから、いかに、復活するか。 トレジャーハンターとしての真価が問われています! ★ご注意願います★ □ 分析内容は私見であり、事実と相違する場合があります。 ご了承願います。 □ 当該分析内容から生じる損害等につきましては、一切負わない事とご了解願います。 ★発行人★ WINGS CONSULTING 代表取締役 山本 泰功 □ 登録、解除はこちらからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000165785.html 本メルマガにつきましてのご感想等ございましたら、ぜひともお寄せ下さい。 hiroyama-1414@kzd.biglobe.ne.jp


