2009/07/19
【M&A時代の財務戦略:カカクコムー2:No.198.2009.7.19】
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お早うございます、WINGS CONSULTINGの山本です。
【目的】
M&Aが日常的な財務戦略の時代が到来しました。
M&Aをしっかりと活用すれば、急成長するチャンスを掴める時代です。
そして、M&Aは買収のみではなく、広義の意味では業務提携・資本提携から始まる他企業とのアライアンスです。
さあ、ライバル企業はどのような財務戦略を遂行したのか。
その成功・失敗を実践的ケーススタディで学ぶのが
このメルマガの目的です。
【本日のM&A・ケーススタディ】
本日は、カカクコム社の資本政策第2弾。
IPOまでの軌跡を振り返ります。
大変ユニークなのが、特徴です。
■ 業績推移(単位:百万円、千株)
H13.3 H14.3 H15.3
期 4期 5期 6期
売上 123 257 603
経常利益 13 102 220
当期利益 7 53 127
資本金 70 70 110
発行済株式数 8 8 8
純資産 143 196 403
総資産 161 278 543
第一印象は、小粒だが、ピリリと辛いでしょうか。
小さな数字が並んでいますが、右肩上がりと黒字が実現できています。
資本金も、110百万円と巨額の投資を行っていません。
小さな投資金額で、しっかりと黒字が上がるビジネスモデルを短期間で創り上げたと
いえます。
では、誰が創り上げたのか。
■ 株主構成
名義 持株数 (%)
(株)デジタルガレージ 3,860 44
ICP1号投資事業組合 2,940 34
槙野光昭創業者 800 9
穐田誉輝社長 400 5
作田取締役 105 1
ここで、デジタルガレージ社の登場です。
同社が筆頭株主といて、IPOを達成しました。
次に、注目すべき点が第二位のファンド。
ファンドが第二位の地位ですので、大きな役割を果たしたと言えます。
バイオのオンコ・セラピー社における資本政策も同じ形でしたね。
更に、第3位が元創業者。
元創業者ですので、すでに、経営権は移譲されたことになります。
すると、事業譲渡が創業者から、実施されたことになります。
どのような事業譲渡がなされたのか。
それを次回、詳しく見てみましょう。
【編集後記】
■ 我慢
5月までは絶好調だった株がもうひとつになってきました。
確かに、3月からの棒上げが終了し、一服感があります。
思い通りに、動かない市場で何をすべきか。
我慢しか、ないのでしょうね。
次のタイミングをじっくりと待ちます。
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代表取締役 山本 泰功
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