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2008/05/07

マネーパートナーズ為替分析 武市レポート

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   マネーパートナーズ為替分析 武市レポート

                             発行元 株式会社マネーパートナーズ
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―――――――――――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――
◇1)『外為っちゃ、おもしろい!』05/01(木)夕刊・05/02(金)朝刊掲載分より
◇2) 今週の為替相場、武市君はこう見る
◇3) 今週の主要経済指標発表予定と事前予想
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◇日本証券新聞:05/01(木)夕刊・05/02(金)朝刊掲載分より
 《掲載日が、今月から木曜夕刊・金曜朝刊に変更となっています》

 30日、注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)で米政策金利であるFF金利が発
表されました。…(中略)…利下げなどの金融政策の効果は、実行時よりも遅
延して現れる傾向があります。このため当事者は、その効果を見極めたいとの
意向から一旦利下げを休止し、効果の有無を確認したがるといわれています。
…(中略)…事実、声明は両睨みのスクウェアな政策スタンスに文言が修正さ
れました。しかしマーケットが期待したほどの変更とはなっておらず、逆に一
段の利下げに含みを残す内容に留まっています。…(中略)

 今回のFOMCでは、金融危機が払拭されない中での金融スタンス変更という波
風は立ちませんでした。しかしどちらにも動くことができる両睨みのスタンス
は、逆の言い方をすると「前門の景気後退懸念、後門のインフレ懸念」に挟ま
れながら難しい舵取りを迫れられる、FRBの苦悩を表しているともいえます。

 次回FOMC(6月24・25日)までには、まだ時間的な余裕があります。このた
め景気の先行指標となるISM製造業景況指数や米雇用統計等を、それぞれ2回挟
む形となっています。今回の文言変更が妥当であったのかを探る上で、これら
に対する注目度はより高まったといえそうです。


◇今週の為替相場、武市君はこう見る

 30日のFOMC声明で、「米経済の下振れリスク」という文言こそ削除されたも
のの、「成長促進に向けてタイムリーに行動する」との文言は「成長と物価安
定促進に向けて必要に応じて行動する」というように書き換えられるなど、ト
ータル的にはマーケットが期待したほどの利下げ終焉に向けた内容修正にはな
らず、発表後はドルが売られる形になりました。しかし景気下振れリスクへの
言及が弱まったことや、また米欧間の金利格差拡大観測が後退する中でユーロ
ドルが急落するという間接的な材料を後ろ盾に、その後は堅調な動きを取り戻
しました。

 そして注目の米雇用統計が2日に発表されましたが、非農業部門雇用者数は
−7.5万人予想に対して−2.0万人、失業率は5.2%予想に対して5.0%と、いず
れも予想を上回る好内容となったことで、ドル円は105円ラインを突破(欧州
タイムで既にこのラインは超えていましたが・・・)し、一時105.71円まで上
値を拡大する上昇を見せました。事前に発表されていたISM製造業景況指数や
シカゴ購買部協会景気指数の雇用部門、そして新規失業保険申請件数が悪化し
ていたことを事前に織り込んでいただけに、調整的なドルの買い戻しが先行し
たと見られるところです。ただし大型連休(GW)ということもあって積極的な
売買は手控えられており、その後は上値を抑えられる形で105円ラインを挟ん
だ小動きとなっています。

 そして今週ですが、4月末に設定された外貨建投信の払込みが連休明けに持
ち込まれると思われると見られることから考えることや、目先は底堅い動きを
継続することも想定されます。しかし依然として燻り続けている信用収縮懸念
はリスク回避の円買いニーズを孕んでおり、またここのところドル円の先行指
標とされてきたスイス円の強気トレンドが終了したと見られることも、ドル円
の上値を抑える形で機能しそうです。このため一気の上昇は想定しづらく、
2月終盤に急落・素通りとなった107-105円ゾーンは戻り売りが活発となること
が予想されます。

 テクニカルで見ると、日足・一目均衡表では雲を明確に上回ってきており、
また抵抗線に沿って上昇していることから更なる上値も期待されるところでは
ありますが、100日移動平均線に上値を抑えられている状況では過度な上値期
待はリスクを伴います。現在、右肩下がりで105.50円付近まで値位置を下げて
きている同線を超えることを明確に突破することができるかどうかが、さらな
る上値期待への目先の境界線といえるかもしれません。


◇今週の主要経済指標発表予定と事前予想================================
 《祝日を挟んだ関係で、今週は3日分のみの掲載となります》

*日付   *経済指標                     *時間        *予想 
7日 (水)
仏3月貿易収支            【15:45】    N/A
仏3月財政収支            【15:45】    N/A
英3月鉱工業生産           【17:30】    -0.1%
英3月製造業生産高          【17:30】    -0.1%
欧3月小売売上高           【18:00】    0.3%
独3月製造業受注            【19:00】    0.2%

8日 (木)
NZ第1四半期失業率            【07:45】    3.5%
豪4月雇用統計・失業率                【10:30】    4.1%
スイス4月失業率                      【14:45】    2.5%
独3月貿易収支                        【15:00】    170億ユーロ
独3月鉱工業生産                      【19:00】    -0.5%
英BOE政策金利発表                    【20:00】    5.00%据え置き
欧ECB政策金利発表                    【20:45】    4.00%据え置き
加4月住宅着工件数                    【21:30】    22.5万件
米週間新規失業保険申請件数           【21:30】    37.0万件
米3月卸売在庫                        【23:00】    0.5%

9日 (金) 
日3月景気動向調査速報・先行指数      【14:00】    20.0%
仏3月鉱工業生産                      【15:45】    N/A
加4月雇用統計・失業率                【20:00】    6.0%
米3月貿易収支                        【21:30】    -610億ドル
加3月貿易収支                        【21:30】    45億カナダドル

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