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2008/04/28

マネーパートナーズ為替分析 武市レポート

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   マネーパートナーズ為替分析 武市レポート

                             発行元 株式会社マネーパートナーズ
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―――――――――――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――
◇1)『外為っちゃ、おもしろい!』04/25(金)夕刊・04/26(土)朝刊掲載分より
◇2) 今週の為替相場、武市君はこう見る
◇3) 今週の主要経済指標発表予定と事前予想
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◇日本証券新聞:04/25(金)夕刊・04/26(土)朝刊掲載分より

 米金融機関の決算を無難にこなしたことで、ドル円は買い戻しが優勢となっ
ています。…(中略)…確かにサブプライム問題に端を発した金融危機は、こ
このところの動きを見る限りは最悪期を脱したといえるかもしれません。米大
幅利下げと大量の流動性供給は、疲弊した金融市場に一時の潤いを与える形で
機能したからです。しかし大量供給された資金は原油などの商品市場に流れ込
むなど、今度は資源バブルという弊害として、世界規模のインフレ懸念につな
がりつつあります。このため仮に最悪局面を脱していたとしても、ドルの下落
リスクが払拭されたとはいいきれないということになります。

 マーケットは来週30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ幅を、
25bpまで縮小して織り込みつつあり…(中略)…米欧の通貨当局が金融スタン
スを徐々に変えつつあるということです。金融危機が後退したといっても、ま
だ払拭された訳ではありません。そうした中で金融スタンスが変更されるとい
うことは、落ち着きつつあるマーケットに新しい波風が立つということに他な
りません。…(後略)



◇今週の為替相場、武市君はこう見る

 18日発表のシティグループ決算で目先の悪材料出尽くしとの見方を背景に堅
調推移で始まった先週は、特にユーロドルで買い戻される動きとなってドル円
は105円ラインを窺い続ける動きを見せました。21日に発表されたバンカメ
(バンク・オブ・アメリカ)が大幅減益となったことで一時102円半ばまで下
落する場面も見られましたが、史上最高値となる1.60ドルを達成したことによ
るユーロの強烈な水準調整と、今月末のFOMCで米利下げが打ち止めされるとの
観測が台頭したことなどを背景に、2/14〜3/17の下落に対する61.8%戻しライ
ンとなる103.75円を明白に突破したことでドル円は104円ラインを回復し、そ
の後も下値を固めつつ105円ラインを窺い続けています。

 そして今週ですが、30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)に週末2日の米雇
用統計、そのほかにもGDPや個人消費、ISM製造業景況指数といった、今後の米
金融政策の方向性を左右するイベントが目白押しとなっており、波乱含みの展
開が想定されるところです。その中でも雇用者数の減少やGDPにおけるマイナ
ス成長、製造業での景況悪化継続の可能性はほぼ織り込まれていることから、
最大の注目はFOMCの声明となりそうです。仮に声明で利下げ休止を示唆される
ようなことがあると、過度の信用収縮懸念を背景にして大きくショートに傾い
ている投機ポジションが解消されることが想定され、さらにドル買い圧力とな
ることも考えられます。

 しかし利下げ休止はNYダウをはじめとする世界的な株式市場を不安定にする
材料でもあり、また今週は国内市場が毎年のことならがGWに入ることから、国
内輸出筋が1月の安値である104.95円や、昨年12/27〜3/17の下落に対する50%
戻しラインに当たる105.25円といった105円絡みにまとまったドル売りオーダ
ーを入れてGW入りすることも想定されます。このため、そう簡単に上値を突破
してくるとも思えないところです。ユーロドルの調整が続けばまた話は変わっ
てきますが、信用収縮懸念が依然として燻り続ける中では、上方向へと一気に
加速する動きはやはり想定しづらいところです。仕掛け的な動きは当然注意が
必要ですが、ここのところドル円の先行指標となってきたスイスフラン円の
上昇トレンドが最近崩れてきていることも、上値を抑える要因として注目して
おきたいです。


◇今週の主要経済指標発表予定と事前予想================================

*日付   *経済指標                     *時間        *予想 
28日 (月)
日3月商業販売統計          【08:50】       N/A
独5月GFK消費者信頼感調査      【15:10】       4.6 
 
29日 (火) 
NZ3月貿易収支            【07:45】       3.90億NZドル
英3月消費者信用残高                【17:30】       14億ポンド
米4月消費者信頼感指数              【23:00】       62.0

30日 (水) 
日銀金融政策決定会合
NZ3月住宅建設許可             【07:45】       N/A
日3月労働力調査・失業率            【08:30】       3.9%
日3月全世帯家計調査                【08:30】       N/A
日3月鉱工業生産速報                【08:50】      -0.8%
独4月失業率             【16:55】       7.8%
欧3月失業率                        【18:00】       7.1%
欧4月消費者信頼感                  【18:00】      -12
欧4月消費者物価指数速報            【18:00】       3.4%
英4月GFK消費者信頼感調査           【18:30】      -20
スイス4月KOF先行指数               【18:30】       1.50
南ア3月貿易収支                    【20:00】       N/A
米4月ADP全国雇用者数               【21:15】      -6.3万人
加3月鉱工業製品価格                【21:30】       N/A
加2月GDP              【21:30】       0.2%
米第1四半期GDP速報値               【21:30】       0.3%
米第1四半期個人消費速報値          【21:30】       N/A
米4月シカゴ購買部協会景気指数      【22:45】       48.0
米FOMC政策金利発表                 【27:15】       2.00%

5/1日 (木)
豪3月住宅建設許可件数              【10:30】      -0.5%
米3月個人所得                      【21:30】       0.4%
米3月個人支出                      【21:30】       0.2%
米週間新規失業保険申請件数         【21:30】       N/A
米3月PCE価格指数                   【21:30】       0.1%
米4月ISM製造業景況指数             【23:00】       48.0

2日 (金) 
日4月マネタリーベース              【08:50】       N/A
豪3月小売売上高                    【10:30】       0.3%
豪第1四半期小売売上高              【10:30】      -0.2%
スイス4月SVME購買部協会景気指数    【16:30】       54.8
米4月雇用統計・非農業部門雇用者数  【21:30】      -7.5万人
米4月雇用統計・失業率              【21:30】       5.2%
米3月製造業受注                    【23:00】       0.2%

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